雄志社大学柔道部

副主将の受難

その1

 

●登場人物紹介(今作では登場しないものも含む)

 

雄志社大学柔道部関係者

 

■OB

猪熊孝治 (いのくまこうじ)  100キロ超級

 

■4回生(寮在住者)

山下恭典 (やましたやすのり) 100キロ超級

岡野功児 (おかのこうじ)    90キロ級

 

■3回生(10名)

古賀俊彦 (こがとしひこ)    73キロ級  団体 主将

内柴正也 (うちしばまさや)   66キロ級  団体 副主将

斉藤司  (さいとうつかさ)  100キロ超級 団体

吉田克彦 (よしだかつひこ)   81キロ級  団体

野村忠義 (のむらただよし)   60キロ級     主務

飯田健志郎(いいだけんしろう) 100キロ級

村尾吾郎 (むらおごろう)    90キロ級

永瀬重則 (ながせしげのり)   81キロ級

橋本正一 (はしもとしょういち) 73キロ級

丸山幸四郎(まるやまこうしろう) 66キロ級

 

■2回生(9名)

篠原信三 (しのはらしんぞう) 100キロ超級

鈴木桂三 (すずきけいぞう)  100キロ超級

井上泰成 (いのうえやすなり) 100キロ級  団体

高藤尚久 (たかとうなおひさ)  60キロ級

その他5名

 

■1回生(11名)

羽賀辰之 (はがたつゆき)   100キロ超級

永瀬宏典 (ながせひろのり)   81キロ級

大野幸平 (おおのこうへい)   73キロ級

阿部一郎 (あべいちろう)    66キロ級

その他7名

 

 

*4回生も10人近くが大学在籍中ではあるが、現在寮生活は2名のみ。幹部学年を終えた後は実質的に運営に関わることはない

*上記中の『団体』は、練習試合・親善試合等における団体戦正式メンバー

 

 

●雄志社大学体育会柔道部

柔道部寮には、現在1回生から3回生まで30人ほどが入寮。

大学体育会からの補助もあるが、運営費の半額以上はOB会が出している。

伝統的に重量級(100㎏級、100㎏超級)の選手が集まる。

4回生は就職対策や実業団入団が決まっているものは企業での練習参加となるため、ほぼ退寮し、OBや企業が世話をするアパート・マンション・寮等での生活となる。わずかに在寮のものもいるが、部への運営や練習方針に口を出すことは無い。

3回生が主将等、運営・幹部学年となる。役職そのものは2回生の後半の時期に上の学年からの指定でほぼ決定していた状態。

寮内には男しかいない(調理・清掃員も男性のみが雇われている)ため、半裸・全裸で過ごすことも普通。朝勃ちのままうろうろする連中も多く、そこかしこで下級生にしゃぶらせていたりするが、本人達は同性愛行為をしているという認識は薄く、射精のため、快楽の追求として手近な者同士でやりあっている感覚である。

県内の明友大学(単独寮と合同寮を持つ)柔道部とはライバル意識が強く、部としての運営方針にも違いが見られる。

上下関係に厳しく、上のものには逆らえない校風である明友大学においては体育会男子各部においては『寮僕(りょうぼく)』と呼ばれる性処理担当のものが存在すると噂されている。

今作の舞台である雄志社大学においては、比較的上下の縛りは緩く、部内の風通しも良いとはされているが、それはあくまでも校風やシステムの問題であり、各大学ともにどちらが『正しい』かといった論争は避けられている。

 

 

以上