父子(おやこ)の契り

熊本弁バージョン

その2

 

 年ん近か青年団の連中のはもういつも舐(ねぶ)ったりこぶったりしよったもんだけん、男んチンポば口にすっとはおっも楽しみじゃあったばってん、やっぱ親父んとて思うとちいっとばっか躊躇(ためら)ったっだろたいな。

 良作さんの「はよねぶっちはいよ」て言わして、ようよこししゃぶり始めたたい。

 

 親父はもともと背も小(こ)まか方だったばってん、良作さんのごつまでは無かったばってん、チンポはそこそこ太してな。

 親父んとばこぎゃん目の前で見っとも初めてだったばってん、ごつごつした棹に血管の巻きついとっとは見事なもんで、根元から上に反ったごつして、ああ、よかチンポばしとるて思うたたいな。

 握るとなんさま固(かと)してな。燃ゆるごて熱かては、こぎゃんとば言うとばいなて思たたい。

 雁首んところも先走りでてらてら光っとって、濃ゆか色した亀頭が濡れちかる、顔でん写っとじゃなかかて思うぐらいだったたい。

 おっも我がでん先走りは多か方て思うとったばってん、ああ、こぎゃんところん似とっとばいなあて思うたたいな。

 

 そん時はもう、目の前んチンポが親父んとでん誰んとでん、よおなっとったんだろな。

 おっが親父んとば口に入るっと、舌ば使(つこ)おて鈴口んところばグチュグチュ舐(ねぶ)ってな。

 そっだけで親父ん身体ば反らさすとがおかしゅうて、何回でん繰り返してやったったいな。

 親父ん先走りとおっの唾でヌルヌルしとる手で、固か棹ば扱いちな。たまに喉ん奥まで呑み込んで出し入れすっと、頭ん上から親父んよがっとる声の聞こえてくっとが、えらい嬉しかったな。

 

「息子が親父んとばこぶりよるところば見るるとは、こぎゃんいやらしかったいな……」

 良作さんがそぎゃん言いながら近づいてこらす。

 ああ、おっと一緒に親父んとば舐めたかつだろなて思て、身体ばずらしたたい。

 案の定、良作さんも親父ん股座んところに顔ば寄せてきちな。

「おるが玉ばすっけん、信治は親父さんのチンポば念入りにこぶってやんなっせ」

 て、言わしたたいな。

 

 おるはもう、良作さんと2人で親父のチンポばしゃぶる、こぶるていうとに、たいぎゃ興奮してな。

 親父ん尻ば抱いて、ちっと顔ば横にしながらチンポば舐りよったら、良作さんが親父ん玉ば舌で掬いあぐるごつして舐め初めち、それはもういやらしかったい。

 親父も上から見とっておっ達2人が股座に顔ば埋めとっとば見て、興奮しとっとだろな。

 よか、よかて言うち、たいがな喘ぎ声ばあぐっとたい。

 

 最初はおっがチンポ、良作さんが玉て別れとったつばってん、そのうち2人して一緒にチンポに舌ば当てたり、先っちょば両方からずるずる舐めたりしてな。

 親父ん身体ん割には太か玉ばいっちょずつ咥えち吸い上げぐっとな、ぎゅって吸わるっとのたまらんごてなった親父が、仰け反るごてして喘いぢな。

 もう、こぎゃんいやらしかこつのあるとばいなて思たたい。

 月待ちんときも団のもん達と色々はしよったばってん、やっぱり実の親父ちゅうとがもうたまらんだったつだろなて、後からは思うたこつだったばってんな。

 

 しばらくそぎゃんして遊びよっと、良作さんの離れらしてな。布団の上にあぐらばかいちから言わしたたい。

「信治と一緒に信造さんのばこぶっち、たいぎゃ感じたばい。おるはちいっとよこうけん、今度は2人(ふた)っで尻ば使ってしなっせ」

 

 良作さんが言わすとば聞いち、ああ、いよいよ親父と尻ば使(つこ)うて交わりばすっとばいな、て思うちな。

 年上のもんからて思うち、親父がおっの尻に入(い)るっとかなて思うとったら、親父がごろんてなって、布団に背中ば付けちな。両足ば抱ゆるごてして尻ば上げらしたたい。

 

 正直、親父の尻に入るるては、どぎゃん気持ちになっとだろかいなて思いよったばってん、こっがもう、おっのチンポはギンギンに固(か)として、我慢汁はだらだら垂れちきちな。

 入るっとも親父が後ろば向いちからて思っとったら、前から入るるごてして親父ん寝さしたもんだけん、正面に親父ん顔ん来とって、まうごつ恥ずかしかったたい。

 そっでん、ここまで来てちゃんとせんなら男として情けなかごて思て、親父ん尻ん持ち上がるごつ、足ば抱えちのしかかってな。

 不思議とチンポは萎えんでおっ勃っとるもんだけん、そんまま先っぽで親父んジゴばヌルヌル撫で回したたい。

 親父もこん村でずっとおるわけだけん、尻ん良かつはもちろん分かっとらすし、おっも団で何年か色々しよったけん、チンポば尻に入るっと気持ちんよかていうとも知っとったしな。

 

 親父ん尻のひだひだに亀頭ばヌルヌルさすっと、なんさま気持ちよおしてな。親父も鼻息ん荒うなっち、目ば細めちおるば見てな。

 ああ、入れて欲しかつばいな、ては分かるとばってん、なんかきっかけの掴めんでおったったい。

 

 すっと良作さんがおっ達2人に近寄ってこらしてな。

「はよ入れてやらんと、信造さんの待ち長うしとらすばい」

 て言わしたたい。

 そん言葉で踏ん切りんついたごたる感じになってな。

 おっももう、『こらもう入れなんたい』って気持ちになったったいなあ。

 

「親父、よかな。入るっけんな」

 

 おっの言うたつに、親父が頷いちな。

 おっがチンポば片手に持って、もう片方ん手で親父ん太股ばぐいて押してな。

 親父ん尻ば上ん向けち、ジゴん巣にチンポん先ば押し込んだったい。

 

 あんときん感触は、もうなんとんつくれんごて気持ちんよかこつだったな。

 

 そるまでも団の連中とは尻にも入れたり入れられたりしよったばってん、我が親父に入るっとがこぎゃん興奮するなんち思いもしとらんだったけん。

 

 良作さんが見とらす、無様な真似はでけんて思わんだったなら、入れた瞬間に汁ん出とったっじゃなかろかな。

 そんくらい、親父ん中は気持ちん良かったったい。

 柔らこうして温(ぬ)してな。

 そぎゃんあっとに、入口と全体はぎゅうってこっちんチンポば締め付けてくるごつして、もうそらたまらんだったたい。

 団でん秋信さんあたりにはよう入れさせてもらいよったつばってん、親父ん尻は、こっが年の功かて思うぐらい違(ちご)とったて思たな。

 

 入れただけでもうイきそうになっとったけん、まずはそんままでじっとしとってな。

 すっと親父ん中が、なんかしらんぐにゃぐにゃ動き出したごてして、こっももう、たまらんだった。

 

「……動いてよかばい」

 親父が小(こま)か声で言うちな。

 親父んそん声ば聞いたら、もう、我慢の出来んだった。

「親父ん中ん、気持ちよか。よか、よかばい」

 て、もうおるの腰の動き始めとった。

 

「あっ、あっ、よかっ、お前んとのっ、当たってよかばいっ!」

「よかな? よかつな? おっも、おっも、親父ん中がよかけんっ! チンポの、たいがな気持ちよかけんっ!!」

 

「息子が親父ん尻に入れちから、いやらしかなあ……」

 2人して大声ば上げちよがりよとると、良作さんのまた寄ってこらしてな。

 おっが親父ん尻に入れとっとこば覗きこまして言わしたたい。

「入れとっとば見しちはいよ。ああ、信造さんの尻に信治んとの入っとる。息子の太かチンポが、親父さんのケツば広げち、入っとる!」

 良作さんも自分の太かつばせんずりしながらそぎゃん言わすもんだけん、そっちももう見とるだけでんたまらんでな。

 

「親父っ、良作さんがおっのチンポが親父んとに入っとっとば見とらすばい。親父ん尻が、おっのば咥えっとっとば、見とらすばいっ!」

 て、おっも普段言わんごたっこつば言うてしもて、あるはたいがな興奮しとったつだろな。

 

「あっ、あっ、あっ、よかっ、よかけんっ!」

 おっがチンポば動かす度に親父が声ば上げち、そらもういやらしゅうてな。

「親父っ、親父っ!」

 て、おるも言うばかりだったったい。

 

 そっで、もうこんままじゃ、イく、て思うとったらな。良作さんがまた言わしたったいな。

 

「信治さん、前にかがんじかる、親父さんとキスばせんね」

 てな。

「信治さんのは太かけん、抜けんては思うばってん気をつけてな」

 てまで言わすもんだけん、おっも親父とキスばすっと、もっと気持ちんよおなるて思てな。

 

 身体ばぐってかがめち、親父ん顔にこっちん口んくるごつしたったいな。

 親父もなんか覚悟ばしたごたる顔ばしとっとばってん、目ば見とるとそっだけでたまらんごてなっちかる、おっはもう「親父、親父」て、うわごとんごつしてずっと言いよったつたい。

 

 いよいよ、親父と口ば合わすっと、親父がおっの口ん中に舌ば入れちきちな。

 もうそん舌ん動きが歯茎ば舐めたり歯と歯の間ばべろべろ舐めたりで、おっも口ん中ん感じてしもてな。

 団の連中ともいやらしかキスとか色々しはしよったばってん、あぎゃん感じたつはなんさま初めてだったったい。

 確かそんときはキスばすっとに夢中であんまり腰も動かしよらんだったつばってん、なんかもうそっだけでイきそうになってな。

 

「ああっ、親父っ! おるっ、もうイこごたっ! 親父とキスしとっと、イきとうなったっ!!」

 て、ケツば振り始めたったい。

 

 テテンゴしとるときもそぎゃんこつのあるばってん、急にイきたかごつなるときのあるどたい。

 そんときもそぎゃん感じで、こんまま親父ん中に出そごたって思うとと、最後は抜かんと親父も気持ち悪かろて思うとと、色々気持ちも混じっとってな。

 そっでん、ああ、もうイくばい、ズるばいて思たとき、親父の言わしたったい。

 

「イけっ、おるの中に出してよかけんっ、信治っ、出せっ!」

 てな。

 

 普段2人でおっときには名前ば呼ぶこつもそぎゃんなかもんだけん、あんとき親父に『信治』て名前ば言われたつが、なんかもうたまらんでな。

 寸前だったつではあるばってん、親父んそん一言が、もうトドメだったったい。

 

「親父っ、イくっ! 親父ん中に、ズッけんっ、ズッけんっ!!!」

 

 そんときはもう、外に出すとかしきらんでな。親父ん中に出してしもた。

 

 出とる間も、親父ん中の温(ぬ)っかとやヌルヌルすっとのたまらんでな。

 普段、自分ですっととはもう比べもんにならんぐらい気持ちんよおして、頭ん真っ白になっとたて思うたいなあ。

 チンポは入れたまま、そんままバタンて親父ん上に倒れ込んでな。親父がそぎゃんおっば下からぐっと抱いちくれて、そんときは『ああ、親父におるは抱かれとる』て素直に思うたこつだったたい。

 

「信造さんと信治んとば見とって、たいぎゃないやらしかったばい。おっもまだイかんごつとは思とったばってん、ちいっと出てしもた」

 良作さんもごろっとまた横になっちから、おっと親父ん顔んとこに近づいてこらしてな。ああ、また3人でキスばしよごたつばいなて思たら親父も分かったっだろたい。

 3人の唇と舌ばべろべろしながらキスばすっと、もうこるもなんとん言えんごて気持ちよおしてな。

 親父ん中でイッてしもたつばってん、こっが全然小(こ)もならんで、ぞろりまた固(か)となってきて、ああ、こんまま動かすとまたすぐイくるばいて思うほどだったばい。

 

「おまえんとの、また太なっとるな」

 親父のにやって笑うち言うてな。

 もうそんときには相手が親父とか年の行っとらす良作さんだけんとかは思わんごつはなっとったかな。

 恥ずかしかていうとはあんまし無かごつなっとったて思う。

 そん証拠に、親父ん中でずりずり自分のチンポば動かしてな。

 

「親父ん中のなんさま気持ちよかもんだけん、萎えとる暇んなかばい」

 とか言うたつば覚えとるたい。

 

 そぎゃんしとるうちに、もうおっのチンポもたまらんごてなってきてな。

 親父んともまた太なってきて、おっと親父ん腹ん間でゴロゴロし始めちな。

 このまんま、また親父ん尻ば掘っちから、今度は親父もイかせてやらなんな、て思うとったらな。

「信造さんのも太なってきたな。今度は信造さんが信治さんに入れてみてはいよ」

 て、良作さんの言わしたったい。

 

 もともと「今日は親父や良作さんに入れらるっとばいな」て、覚悟はしとったもんだけん、おっの方もすぐ親父に言うてな。

「親父、良作さんのあぎゃん言わすけん、交代すっばい」

 親父も良作さんの言い出さすとも分かっとったごたるしてな。

「おるがお前ん尻に入るっとも、良作さんに見てもらわなんな」

 そぎゃん改めて言われちから、ちっとばっかりまた恥ずかしかて思たったいな。

 

 おっがおっ勃ったままのチンポば親父ん尻からズルッて抜いたらな、良作さんのしゃがましてかる、おっのチンポば舐めようてしてこらしたったい。

 

 おっが慌てちかる、

「良作さんっ、今まで親父ん尻に入っとったつだけん、汚かけんっ!」

 て言うたつばってん、良作さんのすぐに言い返さしてな。

「親父さんも信治も、よお洗(あろ)て来とっとだろがい。いっちょん匂いもせんし、おるが信治の汁ばちいっとでん飲もごつしてたまらんとだけん、なんも言わんで舐めさせなっせ」

 てな。

 

 そぎゃん言わるっと、舐めさせんわけにもいかんでな。

 良作さんのおっのチンポば舐めちから、そん後は親父ん尻ばすわぶっちな。

 そん日一発目でもあったけん、おっの汁も量ん多かっただろたいな。

 良作さんが親父ん尻から吸い取らしただけでん、口いっぱいになっとらしたったい。