夏合宿の夜

俺達男性合唱団Part2

その3

 

 合宿で一回生がケツを割られるってことは団の伝統でもあるわけですから、春からこっち、普段の寮生活でもその準備はしっかりやってきてるんです。俺達が素っ裸で過ごす団の寮では、毎日の風呂の時間に二回生の先輩が俺達一回生のしっかり洗ったケツ穴を、ローションでぬめりをつけた指先でじっくりと開発してくださるんですね。
 俺自身も半年近くの寮生活で指3本ぐらいまでは楽に受け入れられるようになってるんです。だいたい3本飲み込めればかなりのデカい先輩のでもなんとか受けれるぜって、二回生の先輩方が教えてくださいました。
 今では俺のケツ穴も、突っ込まれた指先で金玉の裏側をぐりぐり揉まれるとそれだけでイッちまいそうになるぐらいに成長したって訳です。

 

 合宿初日の夜の俺の最初の仕事は、雄三のケツ穴が先輩方のぶっとい肉棒をすんなり受け入れられるように、優しくほぐすことなんです。ここらへん、他の部では強引にやられちまうってとこでしょうが、さすがにウチの団では未熟な一回生が怪我しないように先輩達も気を使ってくれるって訳っす。
 俺は雄三のパンと張った尻肉をつかみ、膝から折り曲げられた足に割り込むようにしゃがみこみました。 

 

 先輩達の肉棒は喉を開ける練習だってことでさんざん咥えさせられてきた俺達ですが、さすがにケツ穴を舐め上げろと言われれば緊張しちまいます。俺は自分を落ち着かせるように雄三に声をかけました。
 風呂を済ませてた雄三のケツの穴は、かすかな石鹸の匂いが残るだけで思っていたよりも抵抗は少ない気がします。下半身は毛深い俺と違って、雄三のケツはつるつるで、正直そんときの俺、「こいつのケツ、きれいだな」って思っちまったんです。たぶん、こんなに思ってる俺も、もうこの団の生活に思いっきり染まっちまってるのかも知れないっすよね。

 

「雄三、いいか。今から慣らしてやるから、ケツ穴緩めるようにしろよ」
 雄三の返事も待たず、俺は思いきって舌を尻穴に押しつけました。先輩からこの日のために教えられたように、溜めた唾液を舌先に乗せて、下から上へと舐めあげます。雄三も初めてとは言えどこか感じるのか、切なげな吐息が聞こえるんです。
 雄三のケツ穴がひくひくと収縮を始めました。俺は蠢く尻穴にこじるようにすぼめた舌先を差し入れます。

 

「あっ、あっ、浩治、感じる、感じるよっ」

 

 俺が聞きたかったのはこの声なんです。俺のこの儀式での最初の役割は自分の舌を使って、雄三を思う存分感じさせてやることなんです。なんせこの後、先輩方のぶっといチンポが突っ込まれちまうわけですから、今のウチにせいぜい感じさせておかないと、雄三も最後の気合いが入れられないって訳なんです。
 俺は雄三の痛みが少しでもやわらぐように、精一杯の気持ちを込めて尻穴をねろねろとねぶりあげるんです。

 

「もう、その辺でいいだろう。そろそろ雄三のケツ割り、始めるぜ」

 

ケツ割りの儀式

 

 太田先輩の声が聞こえました。俺、まだまだ雄三の尻穴をほぐしてやりたかったんですが、そうもいかないんです。いくら優しい先輩達でも、その先輩からの直接の声掛かりを無視して、俺が尻穴を舐め続けることは許されないことなんですね。
 俺、雄三のケツ穴に最後の唾液を送り込むとさっと身を引き、太田先輩に場所を明け渡しました。

 

「最初は痛むかもしれんが、そのうち良くなってくるからな。とにかく口を開けて息を吐け。歯をくいしばったりすると余計痛むからな」

 

 太田団長が雄三に声をかけます。先輩の肉棒は俺が雄三にかまけている間に、倉田先輩にしゃぶってもらったらしく、亀頭の先端からたらたらと先走りをたらしながら、子どもの腕ほどの太さにおっ勃ってるんです。俺は倉田先輩から渡されたコンドームを太田先輩のチンポにかぶせました。先端から巻き下ろそうとしても、あまりの肉棒の太さに途中で下ろせなくなるほどの団長のチンポのでかさなんです。結局三分の二ぐらいまでしか巻き下ろせなくって、俺、先輩に悪いことしたっす。キチンと付けてこそケツ穴に出し入れするときの快感も増すんじゃないすかね。
 正直、これがこの後、俺のケツの中にも入るかと思うと、びびっちまったほどなんです。

 

 先輩がコンドームに包まれた自分の肉棒にローションを垂らします。俺の唾液で雄三のケツ穴もぐちょぐちょになるまでほぐしてはあるんですが、それも初めての雄三のことを考えて、これでもかって思うほどの量なんです。俺、先輩がゴムの上から扱きあげるそのぬちゃぬちゃという音を聞いてるだけで、自分のチンポから先走りが垂れてくるのが分かったほどなんです。こんなところにも、俺達を傷つけまいとする先輩の気持ちが伝わってきて、俺、どっか感動しちまってたんです。

 

 先輩が雄三の尻の割れ目をチンポの先端でぬるぬるとなぞりあげます。皆さんの中にもやられたことがある人がいると思うんですが、これやられると、たいがいの奴はケツ穴がうずくような感じてたまんなくなってくるんです。案の定、雄三も切なげに尻を振り始めているんです。
 男臭い野郎の典型の雄三が、でかい尻肉をいやらしく蠢かしている姿ってのは、たとえ男に興味が無くてもチンポがおっ勃っちまうほど卑猥な眺めなんです。
 その雄三のケツ穴に、いよいよ太田先輩が狙いを定めました。あのすぼまった穴に、先輩のずぶとい肉棒がいよいよ差し込まれる訳なんです。
「準備いいか?」
「押忍、先輩、お願いします!」
「よし、雄三、根性見せろよ!」
「押忍っ! あっ、ああっ、で、でかいっす、先輩のでかいのが、入って来るっす」

 

 最初の一突きには、さすがの雄三も堪えきれないのか、声が上がっちまいました。半年近く寮の風呂での慣らしはやってるとはいえ、子どもの手首ほどの太田先輩の肉棒です。雄三にとっては焼け火箸を突っ込まれたぐらいの痛さに違いないんです。それでもあいつは、泣きを入れまいと必死になって耐えているんです。

 

「歯を食いしばるな。口を開けて痛みを逃がすんだ。倉田、お前のをしゃぶらせて口を開けさせてやれよ」

 

 太田団長の言葉って、ケツ穴に初めてチンポを受け入れた雄三に取ってどんな風に聞こえたんでしょうね。

 団長の言葉は、後ろに肉棒を受け入れている雄三に、前では副団の肉棒をしゃぶれってことなんです。あくまでこの指示も、雄三が緊張して歯を食いしばることでの痛みを逃がしてやろうという先輩方の温情なんです。倉田先輩が雄三の前に立つと、雄三の方からすがるように先輩のチンポをしゃぶり始めるんです。
 ケツをやられたことがある人には分かると思うんですが、口を開けるか開けないかで感じる痛みが倍も違うんですよね。

 

 俺の目の前に四つん這いの雄三とその前後の穴に自慢のチンポを突っ込んでる先輩達の素っ裸の姿があるんです。それ見てるだけで、俺、自分のちんぽからだらだら先走りが溢れてくるのが分かるんです。それほど卑猥な眺めが、この山荘の各部屋で行われてるのが、俺達の団の夏合宿なんです。

 

「よし、雄三、そろそろ動かすからな。俺が抜くときに合わせていつもやってるケツ穴締めをやってみな。俺がお前の締め付けに耐えれなくなってイッちまえば合格って訳だ。どんなに苦しくても泣き入れるんじゃないぞ」
 雄三の反応で、入れたときの痛みが治まったのが団長にも伝わったらしいんです。いよいよ本格的なケツ割りなんです。

 

「んっ、んんっ」

 

 太田先輩の逞しい腰が、ゆっくりとグラインドを始めました。雄三は締め上げるときに走る痛みに、副団のチンポに喉を塞がれながらもどうしてもうめき声をあげちまうんです。
 太田団長は段々と腰の動きを早めていきます。団長の腰が前後に動くたびに、雄三の身体も激しく揺さぶられ倉田先輩の息子をずるずるとしゃぶりあげて行きます。

 

「いいぞ、雄三、もっと締めろ、いいぞ、いいぞっ」
「浩治、雄三の最初の一発はお前がイカせてれ。ローションたっぷり使ってやれよ」
「ただ、浩治と倉田はまだイクんじゃないぞ。お前らは次だからな」

 

 俺は太田団長の指示に従い右手にたっぷりローション取ると、雄三のちんぽにねっとりとまぶしつけました。あいつの先走りとローションで、ぬちゃぬちゃと卑猥な音が下半身に響いて来ます。
 俺、左手は太田先輩の腰に手を回して、二人に抱きつくような格好で雄三のチンポを扱いてるんです。俺の膨れ上がったチンポも太田先輩の腰に押しつけられてちょっと役得ってヤツなんですね。俺、太田先輩の汗の匂いでより一層興奮しちまってます。先輩のピストンで俺のチンポもぬるぬる擦られて思わず声が上がりそうになるんですが、射精許可が出てないのにここでイッちまったら、先輩に怒られちまいますから、俺、必死に我慢してるんです。

 

「よし、いいっ、いいぞっ、イクっ、イクぞっ、雄三も一緒にイケっ、イケっ」

 

 太田先輩の最後が近づいて来たのが、先輩の腰を抱いてる俺にも伝わってきます。俺、雄三も一緒にイカせてやろうと、ぐちゅぐちゅローションまみれのチンポを扱きあげます。倉田先輩の方は、余裕の表情で雄三の口からぶっといチンポを抜き出し、自分でぬるぬると扱きあげています。いよいよ太田先輩と雄三の腰が震え始めました。
 俺が発射寸前の亀頭と鈴口をぬるぬる責めあげると、雄三が声を上げながらがくがくと腰を動かします。それが一層の締め付けを与えるのか、太田先輩もがしがしと雄三の尻肉に腰を押しつけます。俺の左手には先輩の腰がひくひく緊張する動きが伝わってきて、それがいっそう先輩の男らしさを感じさせるんです。

 

「先輩っ、お、俺っ、このままだとイクっ、イキますっ、先輩のチンポ、入れられたまま、俺、イっちまいます! いいすかっ、イッていいすっか」
「いいぞっ、雄三っ、いいぞっ、イッていいぞっ、俺もこのまま、イクぞっ、イクぞっ」
「あ、ああっ、イくっ、イきますっ、俺、イくっ、イきますっ」
「イけっ、雄三、イけっ、俺も、俺も、イくっ、イくぞっ」

 

 その瞬間、俺の手のひらの中で雄三のチンポが弾けました。俺の扱きに合わせて、すげえ量の汁が布団に叩きつけられます。その締め上げに堪えきれなくなった太田先輩も、雄三のケツ穴の奥深くに突っ込むようにして、がくがく腰を動かします。先輩も天井を見上げながら思いっきりぶっ放してるのが分かるんです。

 

 俺、二人の身体がこれ以上密着しようがないぐらいにぎゅっと抱きしめちまいました。俺自身、すげえ卑猥さに今にもイッちまいそうになりながら、どっか先輩と雄三の姿に感動しちまってるんです。後から倉田先輩に聞いたんですが、俺、このとき泣いてたみたいなんです。馬鹿みたいなんですけど、これが俺が感じた正直な気持ちだったんです。

 

 太田先輩のコンドームや雄三の後始末をした後、俺もさっきの雄三と同じ格好で布団の上に四つん這いになりました。

 

「雄三、俺のケツ、ほぐしてくれよ。始めてなんだからな、優しくしてくれよ」

 

 俺のケツ割りが、今から始まります。