家族加入ー俊也の場合

その3

 

 逸郎父さんが飲ませてくれた精液、喉を通った感じだと30ccはあったんじゃないかと思う。父さん達の世代だと、たしか20cc平均とかだったので、溜めてた分、すごくたくさんだった気がする。

 

 父さん、しゃがんでた僕に立ち上がるよう促すと、ちょっとだけ上気した顔で、ぐっとキスをしてくれた。

 僕の口の端に溢れ出た自分の雄汁を、べろべろ舐め上げてくれて、もう一度僕の舌上に運んでくれる。もちろん、1度や2度の射精では萎えっこないチンポが、ぐりぐり押しつけられて、二人とも股ぐらはずるずるだった。

 

 射精後の余韻を堪能したのか、僕を抱きかかえてた逸郎父さんの腕の力がゆるんだ。頃合いかな、と思って身体を離し、3歩下がってまた口上を述べる。

 

「この俊也、鞍馬逸郎の精汁ありがたく頂戴致しました。知と血の共有と継承を承ります」

「応、鞍馬逸郎、我が精汁を俊也に与えたり、知と血の共有と継承を」

 

「続きまして、この俊也、鞍馬雄太の息子となるべく、精をいただきたく」

「応、鞍馬雄太、息子となるこの俊也に、雄の証したる汁を与えん」

 

 二人目の雄太父さん。諸元表では180センチの130キロってなってたはず。

 もともと逸郎父さんや伍三郎父さん、源太兄さんとかに比べると体毛は薄い方なんだけど、普段はその上に更に眉以外の体毛をいつも全部剃り上げてるんだ。

 あの身体で逸郎父さんと絡んでると、逸郎父さんの全身毛深い身体とあいまって、すごくいやらしく見えてしまう。

 外泊のときに雄太父さんに抱かれると、他の父さん達と違ってローションがぬるぬるすべって、全身感じちゃうんだよね。

 

 開け放しの部屋に流れ込む夏の風に、雄太父さんのバランスのいい肉体が汗ばんでる。艶光りするなめらかな肌が、すごくいやらしい。

 逸郎父さんと僕のさっきまでのを見てたせいか、ごりごりと反り返ったチンポがもう、すぐにでもイきそうな感じで僕を睨みつける。

 

 最初の挨拶でぎゅっと抱き合ってキスをする。

 逸郎父さんと違って僕と身長もそう変わらないので、胸から下半身まで吸い付くように重ね合わせができる。お互いの汗ばんだ肌がねっとりとすべり、発達した胸筋や腹肉、先走りで濡れそぼった肉棒、二抱えはありそうな太股と、触れあってる身体中のいたるところで感じてしまう。

 父さん自身も感じてくれてるのか、耳元で「逸郎兄さんのとを見てて、すごく興奮したぞ。扱かれたらすぐにイくので、しっかり飲めよ」って、小声で囁いてくれた。

 

 逸郎父さんのときと同じように、まずは金玉から刺激する。

 剃り上げた股間から勃ち上がる肉棒の先端をぐりぐりと掌で責めながら、鶏の卵ほどもありそうな金玉を口中で弄ぶ。他の父さん達みたいなぞくぞくする体毛の肌触りは味わえないけど、肌を直接感じることの出来る舌触りもまた格別だ。

 玉や尻は剃った後はすごく感じるようになるって前に聞いたことあるし、ふぐりの表面に舌を這わせるだけで、父さんがビクビク下半身が震えるのが分かる。

 逸郎父さんよりも玉責めに弱いのか、ぶっくりとした睾丸に圧を加える度に、頭の上から小声で「うっ、うっ」と呻く声が聞こえてきた。

 

 5分ぐらい左右の金玉をしゃぶってたかな。肩に置かれていた雄太父さんの手にぐっと力が入った。

 そろそろイかせてくれってことだと思って、本格的な肉棒責めに移る。

 肉棒全体を扱き上げながら鰓の張った亀頭をねぶり回す。だらりと垂れていたふぐりがチンポの根本に張り付くように上がってきた。そろそろイきそうだな、とギアを変えて、やらしい音が響きわたるよう、舌全体を使って前後運動を始める。

 

 たぶん、しゃぶりはじめて2分もしなかったと思う。

 雄太父さん、「イくっ、イくぞっ」って、すごい勢いでぶっ放した。

 

 逸郎父さんより若い分、勢いも強いし粘り気もすごい。

 もしかしたら雄太父さんも朝から溜めててくれたのかもしれないほどの、すごい量。喉の奥にべっとりと浴びせかけられた青臭い汁を、一滴もこぼさないよう僕はごくごく飲み込んだ。

 雄太父さん、立ち上がった僕とじっくりキスしながら、「すごくよかったぞ」って言ってくれた。

 半分はお世辞だと思うけど、先生達からも褒められてたし、僕のテク、結構いい線いってるのかも、って思っていいよね。

 

 実雄父さん、伍三郎父さんと、父さん達全員の雄汁を味あわせてもらう。

 どの父さん達もたっぷり出してくれたけど、まだまだ余裕って感じ。

 

 4人の父さん達の中では一番体格のいい実雄父さんのときには、身体に見合ったチンポのでかさに、さすがに先っぽを咥えるので精一杯だった。

 たぶん、腹面計測でも28センチとかあるんじゃないかな。

 勃ったチンポを正面から腹に押し付けると、先端はゆうに臍を越してる。亀頭下6センチぐらいのところでぐっと反り上がってて、正常位だと前立腺にすごい角度で当たりそうなんだ。

 外泊のとき実雄父さんのを入れられてる伍三郎父さんが、手も触れないチンポからだらだらって雄汁漏らしてるのが、すごく印象に残ってる。

 あのときはその後に、逸郎父さんも実雄父さんに入れてもらってたと思う。逸郎父さん、実雄父さんの反り返ったチンポをケツに入れられて、口では伍三郎父さんのデカいの、チンポは雄太父さんが尿道にブジー入れながら亀頭責めしてて、もう半狂乱って感じだったんだ。

 

 父さん達と源太兄さんと僕、これからは6人でそんな感じになってくと思うと、それだけでも先走りが溢れ出てくる。

 

 最後の伍三郎父さん、飲ませてもらった中では雄汁の量が一番多かったと思う。

 朝からもう3発は抜いたって言ってたけど、射精中に噎せそうになって慌てたのは、伍三郎父さんだけだったんだ。

 学校での口腔接交訓練で60ccまではどの体勢でもクリアしてたし、先生達のをいつも飲ませてもらってたので、たいがいの量なら大丈夫と思ってたんだけど、まだまだ僕なんか修行不足だなって思わされたんだ。

 

 最後だった伍三郎父さんとの抱擁と口上を終えると、3歩下がって腰を下ろす。最初と同じように頭を下げ、4人の父さん達に礼をつくした。

 

「この俊也、鞍馬家皆々様の雄汁をありがたく頂戴いたしましたところ、これにて我、鞍馬家の一員となりたもうや」

「否、我らの家族となりしは、白き血と赤き血の共有にてその印とす。今一度、知と血の共有と継承を」

 

 これもまた、決まり文句。

 儀式だと白い血だけで無くって、赤いホントの血も共有もしなきゃだし。

 

 源太兄さんが4人の父さん達の前に歩み寄ると片膝をつき、父さん達の股間を見上げるように、用意した7寸の朱杯を顔前にかかげた。

 

「今一度、鞍馬家一同、みなの雄汁を出さん。白き血と赤き血をもて、俊也を受け入れるものなり」

 

 逸郎父さんが応えると、他の父さん達も一斉に自分の肉棒を扱き始めた。

 みんな、僕の口接交の後もおっ勃ったままのチンポを晒したまま立ち上がる。僕は僕で、胃の奥からせり上がってくるむせかえるような雄汁の匂いが、肉棒をがちがちに勃ちあがらせてる。

 

 全裸の4人の父さん達。背の高い低いはあるけど、父さん達が並ぶとまるで肉の壁が迫ってくるような迫力がある。

 4人が一斉に自分の逸物を握りしめ、せんずりを始めた。

 向かって一番右の逸郎父さんは左手で扱き、右手を雄太父さんの肩に回している。後の3人の父さん達は自分のチンポに右手を伸ばし、左手はやはり各々の肩に回ってる。

 4人の父さん達が僕の前に立ちはだかっての息を荒げながらの扱き上げは、すごい迫力でいやらしかった。

 

 先ほどまでの僕の尺八でまぶされた唾液に漏れ落ちた精汁、せんずりでまた吹き出した先走りが混じり合い、父さん達の股ぐらで湿った音を立てる。

 勃ちっぱなしの4本の肉棒が、父さん達のでっかい掌で前後上下に扱き上げられる。

 成熟した大人達のせんずりを目の当たりにする僕と源太兄さんの肉棒も、先走りでずるずるだ。

 

 父さん達4人が源太兄さんの持つ朱杯に下半身を近づける。

 最初はやっぱり一番若い伍三郎父さんだ。

 伍三郎父さん、そのままで扱いてしまえば杯を飛び越してしまう角度の肉茎をぐいと下向きに押し下げ、射精準備に入った。

 

「おっ、おおっ、イくっ、イくぞっ」

 今日5発目のはずなのに、さっきイったばかりの肉棒の先から、どぷっと雄汁が噴き出した。

 

「イくぞっ、イくっ」

「出るっ、出るぞっ」

「うっ、イくっ」

「出すぞっ、おっ、おおっ、出るっ、出るっ」

 

 朱杯めがけて、4人の父さん達の雄汁がびゅるびゅると飛んだ。

 4人とも、今日二度目の(三度目、四度目かもだし、五度目の伍三郎父さんもいるけど)射精とは思えないような量で、両手が隠れるほどの大きな杯の三分の一程度に、どろりとした白濁液が溜まりをつくる。

 部屋中にむわっとした汁の匂いが立ち籠める。

 精通が来ていない僕と源太兄さんが立ち上がり、雄汁が溜まった朱杯に2人とも自分の肉棒から垂れ落ちる先走りを注いだ。

 

「それでは、皆の、赤き血を注がん」

 雄太父さんが用意した小さなランセットで、みんなが薬指の先をつっつく。

 ぷっと噴き出た一滴の血を、朱杯の中にぽとりと落とす。濁った白黄色だった汁が、ほんの少しだけ、ピンクに染まった。

 

「我らの白き血と赤き血を分かち合い、知と血の共有と継承をなさん」

 逸郎父さんの口上で、僕から順に杯に口を寄せ、一口ずつ汁を啜る。

 口の中に出された汁を飲み込むときとはまた違った精液独特の匂いが、さらに欲情をそそる。

 父さん達の汁を口に出来ると思うと、それだけで興奮する。

 僕と源太兄さんの先走りも入って、家族みんなの汁がとろとろと喉奥を落ちていく。僕が二口分の生暖かい汁を飲ませてもらった後、次は2番目に若い源太兄さんだ。

 

 僕、源太兄さんと続き、全員に杯が回り、最後の逸郎父さんが飲み干したとき、もちろん、父さん達も僕たちも、チンポはおっ勃ったまんまだった。

 

 一番最初のポジションに戻ると、あらためて父さん達に頭を下げた。

 

「これにて、この俊也、知と血の共有と継承をもちて鞍馬家の一員となるべく、精進いたしたく候」

「応、我ら鞍馬家、知と血の共有と継承をもって、俊也を受け入れるものなり」

 

 父さん達と、源太兄さん、それに僕がもう一度お互いに礼をつくして、家族加入の儀式が終了となった。

 

「すごく上手かったぞ。武則先生にだいぶ鍛えられたんだろ。それはそれでうらやましいがなあ」

 実雄父さんが僕に声をかけてくれる。

 たぶん実雄父さん、武則先生がすごくタイプなんだろうな。先生と伍三郎父さんは表現型が同じで毛深禿頭タイプだし。

 

 鞍馬家の4人家族形成前構成は、逸郎父さんと雄太父さん、実雄父さんと伍三郎父さんの2-2家族だったみたい。

 僕自身はまだそこまで固まってないと思うけど、源太兄さんとか、好みのタイプはどうなんだろう。

 授業では「どのタイプとも」できるようにって習うし実践もしてるはずだけど、多少のタイプ選択はしかたないってのも習った気がするしね。

 

「よし、儀式も無事に終わったし、飯にするか。30分ぐらいで用意するから、みんなシャワーでも浴びてきてくれ」

 雄太父さんが今日は料理当番みたいで伍三郎父さんも手伝うらしく、2人が最初にシャワー使ってキッチンに向かった。

 

 たぶん昼ご飯の後も父さん達の汁を何度か飲ませてもらえるだろうし、儀式が終わったって安堵感もあって、お腹が減ってるのに気がついた。みんな同じだったろうし、逸郎父さん、実雄父さん、源太兄さんと一緒にわらわらって洗体室に向かったんだ。

 

 雄太父さん達が作ってくれた昼飯は、形成肉と裏庭で取れた茄子をオリーブオイルと黒胡椒でソテーしたメインに、そら豆の冷たいスープ、胡瓜とトマトとスプラウトのサラダ、白のライスパン、牛乳と野菜ジュースがたっぷり。サラダに使う野菜は家の栽培場で作ってる自家製だ。

 メイン含めて6人分だとさすがにすごい量になるし、テーブル一杯に盛り皿が並んだ。

 

 食後のブランビスケットをぼりぼりやってると、腹一杯になったのと加入儀式の緊張でちょっと眠気がくる。

 父さん達も同じだったらしく、座敷に薄縁の布団敷いてみんなでごろっと横になった。雄太父さんだけは仕事があるとかで部屋に行ったけど、源太兄さんも含めて5人で1時間半ほど昼寝。

 シャワーの後、みんな褌もせずに飯食ってたので、すっぱだかのまんまで横になってた。

 

 で、やっぱり目が覚めると勃起してるのをお互いしゃぶりあいが始まっちゃって、そのまま夕方までみなでいちゃいちゃしてた。途中で雄太父さんも、お、やってるな、って感じで入ってきて全員で乱接交に。

 僕と源太兄さんは精通まだなので父さん達をイかせたりするだけになるけど、それでもチンポや玉をしゃぶってもらったり、両乳首とチンポを一緒に責められたりとかで、すごく感じてた。

 

 結局この日の午後は、父さん達一人あたり、最低でも5回ずつは飲ませてもらったと思う。伍三郎父さんなんか、僕だけで7発、源太兄さんにも2発も飲ませてくれた。

 夕飯の後は実雄父さんと伍三郎父さんとの部屋で二人がヤり合うのに、僕と源太兄さんが参加させてもらったって感じ。

 逸郎父さんと雄太父さんは早めに部屋に戻ったみたいだけど、後から聞いたら二人でその後二発ヤったって話しだった。

 

 中等教育校入学式の後の週末には、僕が鞍馬家の一員になりましたって、生活地域の隣保班の人達への紹介儀礼も待ってる。

 逸郎父さんと話して、褌祝いもこのときに、って決まった。

 

 地域での褌祝いのときは、30人ぐらいの隣保の人達のを僕が一人で口接交してイく直前までしゃぶりあげる。

 隣保の人達がイくときには、まずは全部、新しいまっさらな下帯に射精してもらう。

 その雄汁がどろどろに染みた褌を、僕が鞍馬家のみんなに締めてもらう。

 最後に精液の匂いが全身から立ち昇ってるはずの僕が、もう一度みんなのを口腔接交で飲ませてもらうことになる。

 

 何年か後の精通儀礼のときには肛門接交と精飲とを何度も繰り返して夜通しやるみたいなんだけど、中等校入学の今回はほんとに形式的な挨拶なので、夜の内には終わるみたいなんだ。

 それまでには隣保の人の顔覚えとけよって、源太兄さんから言われてる。

 睡眠学習と内外投影とを繰り返せば大丈夫とは思うけど、これだけの数の大人の人といっぺんに、ってのは初めてのことだし、やっぱり当日は緊張してしまうのかもしれないな。

 

 僕の家族加入はこうして終わり、鞍馬家の一員になることが出来た。

 この日から僕の、父さん達と源太兄さんとの汁まみれの日々が始まったんだ。