ケース3 瀬居智裕さん(本名)28才の場合
「ちわーっス、さぶろうさん、お久しぶりっスねー」
「お疲れ様です。今日はありがとな。みきおと二人で頑張るからさ」
「セイさん、またガタイよくなってんじゃないスか? もう、モテモテ通り越して、どっか仙人みたいになっちまうとか」
「んなわけないから、Glans来させてもらってるんでしょうが」
全然お客さんとキャストの会話じゃないよな、これ。
つか、今日のゲスト、昔からの知り合いだったり、同僚だったりって奴なんだ。
瀬居智裕、28才で178センチの98キロ。がっちりむっちりのGOGOボーイ。
しかもなんとなんと、俺の学生時代のレスリング部の後輩で、最初に勤めた店のバイト仲間。
なんつー腐れ縁なんだって奴なんだけど、とにかくガタイはいいし、かっこいいし、困ったことに性格までよくって、なんつーか、妬むことすら出来ないほどのモテ筋さんって感じかな。
音楽系もすごくてDJやったり、ガタイ系のパフォーマンスでGOGOやったり、最近流行りの動画配信とかも含めて、もうなんていうか、雲の上の人みたいになっちゃってる。
うちのキャストだとみきおがその路線になるんだろうけど、俺とかマルとかだと、ステージの下からわーって応援するぐらいかなあって雰囲気ぐらいで、しかもそういう俺を慕ってくれてるってのが、またこいつの株を上げちまう。
プライベートなことを尋ねるわけじゃないので分かんなくはあるけど、セフレとかもいっぱいいるだろうしとかは思っちまうんだけどな。
それでもうちを使ってくれるのは『なんかタチをやらされることばっかりなんで、たまに『完全に身を任せる』ことが出来るさぶろうさんとこが、俺、すげえいいんですよ』ってことらしい。
そんなこんなもあって、予約入れてくれるときはだいたい俺とみきおの二人コースで、しかも120分で入れてくれるんだよな。
これ、プレイそのものは半分ぐらいで切り上げて、後はいちゃいちゃしながら(ホントは別料金だし、こういうノリってダメなんだろうけど)俺達もイかせてくれるっていう、なんか身内での乱パっぽいノリになっちゃってる。
「ほらほら、みきおもさぶろうさんも脱いじゃって脱いじゃって。どうせシャワー浴びてんだから、そのままでイイっしょ?」
「ああ、だよな。俺達も楽しませてもらうか、みきお」
「へへ、セイさんのいじれてしゃぶれるなんて、ファンの人に悪い気もしますけどね-」
瀬居の奴、ワークのときは『セイ』って呼ばれるようにしてて、周りはみんな名前の方かなって思ってるんだけど、ホントは姓名の『姓』で『セイ』ってややこしさ。
まあ、こっちの名前も当たり前に知ってる仲だけど、そのあたり全然出さないのもセイらしいって言えばそうなのかな。
予約入れてくれるときはいつもベッドの部屋なんだけど、これはもう肌を合わせたいってのと、一度イった後は組んずほぐれつってなれるようにってことなんだと思う。
いつも最初の一時間ぐらいは、俺とみきおでセイの奴を両側から挟んで思いっきり感じさせてやるんだけどさ。
部屋の大きさからすると釣り合いの取れてないクイーンサイズのベッド。
プレイであれば男三人でもぜんぜん大丈夫な大きさと思ったら、どうしてもこの大きさで入れたかったんだよな。
腰の下に入れてもへたれないような固めのクッションも幾つか用意してて、色んな体位も出来るようにはしてる。
いつも最初はこっちに任せてくれるセイが、でかいベッドの真ん中にその厚い身体をドスンと横たえた。
「セイさん、やっぱ、チンポもガタイもスゲえっスよ……」
みきおの奴、もう何度も見てるはずだけど、やっぱりの感想になるよな。
ガタイのいいのは昔からなんだけど、最近は鍛えた3桁狙ってるらしく、なんかもうホント圧倒されそうなボリュームなんだ。
胸や腹のたっぷりとした肉量はもちろん、太股とかの盛り上がりは二抱えでも足りなさそうで。
しっかり手入れしてる股間も根元にちょろっと陰毛残してて、そのあたりもすげえエロい。
そしてその逸物は若いときから変わんないデカさ長さがすげえんだけど、これはもう半勃ち状態でも軽く20センチは越してる感じ。
太さも並大抵じゃ無くって、俺の手でも指が廻りきれないほどのぶっとい奴。
俺とみきおが両側に陣取ると、デカかったそれがさらに勃ち上がってきて、もう完全に臨戦状態。
平常時でもずる剥けなんだけど、勃ったら勃ったでもうエラの張りから竿の反りから凄くてさ。尿道海綿体だけでも親指ぐらいの太さで根元から盛り上がってて、これで出し入れされたら男女関係無く啼かされるよなって感じの逸物。
しかも幹回りにはグロいぐらいに血管が浮き出てて、もうこれそのまんま型取ってディルドにしたらって話したことも。
そしたらまあ『もうすでに売ってますよ』って、ホント身も蓋も無い返事もらっちゃったんだけどな。
「今日はどんな感じでイきたいんだ?」
「いつもみたいに二人で乳首しゃぶりながら、チンポと玉、いじってください。さんざん焦らしてもらったら、最後はキスしながらイかせてほしいっスよ」
なんていうか、ここらへんはすげえバニラ希望。
その分、普段の配信用の撮影やセフレとのあれこれがけっこう『キツい』んじゃないかなって心配にもなるけれど。
まあ、あまりこちらが気を遣ってどうのこうのってのもアレなんで、とにかく俺んとこの時間を楽しんでくれればな、っては思ってる。
「なんもしなくて寝っ転がっててくれや。俺とミキで、感じさせてやっからよ」
「たのみます、さぶろうさん、ミキ。二人にやってもらえるって思って、ここしばらく頑張ってたんスよ」
ああ、なんかキツそうだなっては思う言の葉だよな。
それでも『頑張らなきゃ』ってのは、この手の仕事してる俺達も同じなんだけど。
俺はミキの奴の顔見たら、あいつも同じこと思ってたらしい。
ぐっと頷いてくれて、ああ、頑張んなきゃな、って感じたとこだった。
「やるぞ、ミキ」
「はい、さぶろうさん」
俺とミキの二人の舌が、同時にセイの奴の胸を舐め上げる。
いつものやり方で、いつもの舐め方で。
いきなり乳首にいくんじゃなく、鍛えたセイの胸筋を周りから責めていく。
手の方もまだ股間には行かず、ゆっくりとしたちりちりした動きで、鍛えた脇腹の筋肉から腹を撫で回してる。
「はあっ、感じる……」
だよな。
たぶん、セイが絡む相手の人って『セイにヤられる』形になることが多いんだろうし。
感じさせることはあっても、感じさせてもらえることの方が、絶対的な経験数として少ないんだろうと思っちまう。
ぬるぬる、ねろねろとセイの胸を舐め回してた舌が、ついに奴の乳首を捉える。
べろりと唾液をまぶした乳首に、軽く歯を当てわずかな力を加えていく。
「はああああっ、ああっ、いいっ……」
ちらっとミキの方を見やれば、あいつと目が合った。
タイミングを合わせながら、俺がセイのチンポに、ミキの奴がでっっぷりとした金玉に手を伸ばす。もちろんたっぷりとしたローションがそれぞれの手をぬらぬらと濡らしているのは当然だ。
「んんんっ……、いいっス、それっ、それっ、いいっス……」
このあたりから本格的な亀頭責めに移る。
なんたってうちの看板でもあるわけで、これで楽しんでもらえなきゃ、店やってる意味ないしって思うしな。
まずは俺が亀頭、ミキが玉って役割分担。
乳首は変わらず唇と舌、歯まで使って責め立てる。たまには上半身舐め上げながら、脇の下までねぶり尽くす。
俺はいつものゲストよりも遥かに弱く、優しく、粘膜の表面だけに刺激を与えるぐらいの気持ちでゆるゆるそろそろと手の平を蠢かす。
ミキの玉責めも、あくまでソフトに、柔らかく、金玉の皮膚に沿って指と手の平が這い回る。
「うああああっ、ああっ、あっ、たまんないっ、それっ、たまんないっスっ……」
「ゆっくりヤってやるからな。さわり心地、さわられ心地を堪能しろ」
亀頭だけを責めるといっても、普通のときにはやっぱり手の平や指での『圧』は意図的に掛けてる訳で。
セイがゲストのときだけは、その『圧』を掛けずにとにかくソフトに、触れてるのか触れていないのか、そのギリギリを見極めながらやっていくんだ。
これ、感じないタイプの人には『ナニやってんの?』ってなるんだけど、セイの普段を考えてやってみたらすげえ感じてくれて、ああ、こいつにはこういうの『合ってる』んだなって。
まあ、毎日このぶっといチンポは誰かの口やケツ、手でもだろうけど、基本は激しく出し入れされて、キツい穴、緩い穴、上手い口、下手くそな手とか、色々経験はしてるんだろうと思う。
でも、この俺とミキがやるこの『感じ』だけは、誰にもやってもらってないだろうって、そう思えるんだよな。
「これっ、これをヤってもらいたかったんスっ……。俺っ、俺っ、さぶろうさんのとこでしか、これ、やってもらえないから……」
そうそう、これこれって感じ。
セイの奴、俺とミキの上半身ガバッと抱き寄せて、二人の頭に自分の顔を埋めるように擦りだす。
ああ、甘えたいんだなって、ミキも俺も、思うよな。
「気持ちいいのか、セイ?」
「気持ちいいっス、さぶろうさんとミキにヤられて、気持ちいいっス」
「ちょっと力入れるぞ」
「優しく、優しくしてください……」
それまでのソフトさに、ほんの少しだけ『圧』を加えていく。
腹に張り付こうとするほどの勃起力に、少しだけ抗うように。
引き上がりそうになる金玉を、わずかに足元に引き下げるように。
俺とミキの手が、セイの股間に新たな刺激を加えていく。
「ああっ、玉がっ、金玉がっ、すげっ、すげえ気持ちいいっ……」
俺とミキの合わせ技。
ミキの奴がほんの軽く、セイのでっかい片玉にグッと力を籠める。
その瞬間、脊髄を駆け上る小さな痛みを感じるはずのセイ。
それを狙って、俺の右手がずるりとパンパンに張ったセイの亀頭を撫で回す。
「はああああっ、そんなっ、そんなっ……」
刹那の痛みと、同時に与えられる純粋な快感。
セイが思うタイミングをわざとずらしながら幾度も繰り返していくそれは、確実に奴を追い詰めていく。
「あっ、あっ、あっ、すごっ、すごっ、すげえ感じますっ……。痛いのと、気持ちいいのとっ、すげえっ、すげえ感じちまいますっ……」
しばらく玉と亀頭を責め上げた後、俺の右手とミキの左手が役割の交代に。
手の平からぼとりと垂れそうな重たげな金玉を、俺の右手の平に乗せてみる。
「あいかわらず、玉もでけえなあ」
「これを顔に乗せてくれって人も、絶対いるでしょ、セイさん?」
「あ、ああ……。たまに頼まれるな、それ……」
玉も竿もぶっとくて、しかもけっこう上付きなんだよな、セイの奴。
するとどういうことになるかっていうと、褌やきわどい下着だと、すげえ股間が盛り上がるって奴。それも下側、玉側だけの膨らみじゃなくって、臍下から玉の方まで、その全部がすげえボリュームになるんだよな。
これ、それぞれのデカさもあるし、いわゆる上付き下付きかってのもかなり影響してると思うのは俺だけか。
いや、ホントに褌姿とか似合い過ぎちゃって、ホントの祭りに参加してるときにもカメラばしばし向けられるのが、このセイって奴なんだけどさ。
こっからは俺が玉責めで、ミキが亀頭担当へ。
同じテク使っても、手の大きさ、指の動き、体温、皮膚の感触、実はなにもかもが違うんだ。
しかも一人でやってるときには統制が取れてるはずの玉と亀頭への責めが、やり手が二人いることで生じるわずかな『ズレ』、そいつがまた予期せぬ快感を生むってのが、長年やってきて俺が感得したものだ。
もちろん色んなタイミングはキャスト同士で合わせようとはするんだけど、それでも生じる実に小さな『ズレ』そのものが、受ける側には『想像したタイミングとは違った』快感を生み出すってことなんだよな、これ。
「うぐううううっ、あっ、あっ、玉っ、金玉すごいっス……。亀頭もっ、亀頭もっ、もっと、もっとやってくれっ、ミキっ……」
俺はなんとか回した指でセイの両玉を足元の方へと引き下げる。
これ、なんだか金玉の芯を引っこ抜かれるような、痛気持ちよさがあるはず。
そしてミキの左手がぐりんぐりんとセイの亀頭を責め立てていく。
ミキの奴、俺が教えた『根元への押し下げ責め』と『鈴口のみを1点集中で責め立てる』奴、使ってるな、あれは。
「んんんんっ、ミキっ、すげえっ、それっ、すげえよっ……」
「イイっしょ、これ、セイさん。最近、連続でやるとかなり『効く』って分かってきたんスよね、これ」
「たまらんっ、それっ、たまらんっ……」
セイの喘ぎ声、ちょっとかすれた感じであんまりデカい声じゃないんだけど、これはこれですげえこっちもアガるんだよな。なんか『秘め事』って感じるのは俺の年のせいなのか。
配信動画とかじゃオラオラ系でいってるとは思うけど、こういうときの方が『素』が出てるんじゃ、とか思っちまうし。
「うああああっ、それっ、それもすげえっ!! どう、どうやってんだっ、それっ!!」
と思ってるうちに、セイの声のトーンがいっぺんに上がる。
これまで何回もこういう感じにはなってるんだけど、それにしてもセイの驚きがいつもとは違ってる。
俺がいじってる玉の方ではそこまでの技は出してないので、亀頭を責めてるミキの新しい技なのか。
そっとそっちに目をやった。
確かに普通の亀頭責めのようにセイのでっかい亀頭がミキの左手に覆われてる。
ただ、通常だと手の平で亀頭粘膜をずるずると撫で回す動きが、微妙に違ってた。
手の平は鈴口をてっぺんにして亀頭全体を覆いながら、5本の指先をグイッと曲げて、セイの指1本分ぐらいの高さというか張りのあるエラの竿側、平らにエッジが利いてる方に合わせてある。
これで鈴口を中心に細かく左右というか、丸く回すようにして、亀頭粘膜、鈴口、エラ下の段差を一度に責め上げてるらしい。こんなの、片手でやれる三処責めやん、とか思いながら、ああ、セイのぶっといので無いとたぶん出来ない技なんだろうな、とも思ったり。
実際、手の平の亀頭への密着度と指の長さ、亀頭のデカさとエラの張りが上手くマッチングしないと、エラ下を責めようとすると亀頭の方が浮いちゃったり、亀頭に手の窪みを沿わせると、指の長さが余っちゃったりになりそうで。
「あっ、あっ、すげっ、すげっ、それっ、全部すげっ……」
「新技っスよ、セイさん。さぶろうさんにも初披露なんで、せいぜいよがってください」
「だろうな……。それ、セイのぶっとい亀頭で無いと、俺なんかのだとかえってやりにくい奴だろ?」
「はは、さぶろうさん、ご名答っス。で、これ、もちょっとやり方変えると、もっとすごいっスよ」
ミキの左手の形が微妙に変わる。
途端にセイの声のトーンが、さらに上がる。
「あがあああああっ、ダメだっ、それっ、それヤバいっ、ヤバいってっ!!!」
見ればミキの奴の指先の動きに、ほんのちょっとだけ変化があってる。
それまではおそらくエラの平らなところを下側から撫で回していた指の腹の動きに加え、もう少し深く指先が沈んでるんだ。
これ、5本の指の爪先が、エラ下の肉竿、その一番敏感な部分を爪先でぐるっと刺激してることになる。
鈴口を押しつぶす圧力がぐるぐる手首の回転でもたらされ、手の平の窪みに納まった亀頭粘膜はその圧のままに刺激されまくる。
関節を立てた指の腹がエラ下の水平面をぐるりと撫で回しながら、その爪先が肉棒の皮膚と粘膜の境をえぐるようにして揉みくちゃにされる。
さっきの三処責めに加えて、こりゃもう、片手でやれる四処責めって奴か。
もちろんセイの口にするのも躊躇われるほどのデカ魔羅の亀頭のぶっとさあってのものだけど、あんなんやられたら、そりゃあ悲鳴みたいなよがり声上げるよなって、俺、そのとき妙に納得しちまってた。
「さ、さぶろうさんっ、お、お願いしてもいいっスか?」
「ん、なんだ? なんでも言ってみろ」
「ミキのやってるのに合わせて、俺の金玉引き下ろしながら、チンポの根元をもう片方の手でぐりぐりねじってほしいっス……」
一瞬、セイの言ってることの意味が分かんなかった俺。
それでも具体的に手の動き考えたら、ああ、こいつスゲえなって、単純に感心したんだ。
「分かった。啼き入れるなよ、セイ」
「堪えるっス、先輩っ! 俺っ、俺っ、堪えるっスよ!」
セイの奴、自分が言ったことの意味が分かってやがる。
ミキも自分の新テクと、セイが言ったやり方の相乗効果が想像出来たようで、すげえスケベそうにニヤニヤしてやがる。
ここは一番年長の俺がビシッと決めなきゃだよな。
俺はそれまで乳首を責めやすいよう、セイの右側に添い寝してた形だった体勢を下の方にずらし、両手がセイの股間に届くよう体勢を整えた。
空いた右の乳首にミキの片手が伸びたのは、当然のことだった。
両手が使えるようになった俺。
左手でグッとセイの金玉を引き下げると、それだけでくぐもったあいつの声が聞こえた。
玉を引き下ろしたテンションは当然肉棒も微妙に引き下げる形になるんだが、その竿の根元、玉と下腹部から突き出るその一番底の部分を、逆手にした右手の親指と人差し指でぐるりと囲むように握りしめる。
手首の角度がかなりキツいことになるが、なに、このくらいやり通すのがプロってもんだろう。
そのまま残りの指でぶっといセイの肉棒の中程までを握る形。
金玉が俺の左手で引き下げられ、チンポの根元から中程までが逆手にした俺の左手で握られる。
先端は押しつぶされるような圧がミキの左手でかけられながら、亀頭全体は手の平で追われる。
ミキの指がエラの側面を撫で回しながら、その爪先が肉棒の裏八字を中心にこそげ落とすような回転運動を引き起こす。
たっぷりと盛り上がった胸筋の頂上、ぷっくりと膨れ上がった両の乳首は、ミキの舌と指先がスタンバってる。
「逆回転でいくぞ、ミキ。スピードは、合わせろ」
「さぶろうさん、了解っス!!」
こういうときのミキの奴、すげえ頼りになる。
俺の一言の意味がすぐに分かったらしく、その左手がすげえスケベにわやわや動く。
たっぷりとローションを垂らしたセイの巨根で、俺とミキ、ミキと俺との究極の責めが始まるんだ。
まずは俺の左手が手に余るほどのセイの金玉をやわやわと揉みながら、足元に引き下げていく。そのまま小指と薬指で蟻の門渡りからケツ穴近くを押さえ込めば、これもすげえ感じる刺激のはず。
逆手で太竿の根元を握った俺の右手は、ローションのぬめりを湛えながら、剥けきった亀頭をさらに腫れ上がるようにと竿表面の皮膚を引き下ろす。
ミキの左手が天井灯を反射するほどに濡れ光るセイの亀頭を多い、その指先爪先がエラ下の敏感な箇所に狙いを定めた。
「最初はゆっくりと、俺は左回転、ミキは右回転から行くぞ」
「了解っ!」
「あっ、あっ、あっ、ヤってもらえるっ、さぶろうさんとミキに、スゲえの、ヤってもらえるっ……」
セイの奴、すげえ期待値上げてきてるのが分かるけど、絶対それ以上に感じさせてやるぜ。
ミキの奴からも、俺と同じ気合いが感じ取れた。
「行くぞっ、ミキっ!!!」
その途端だった。
セイのこれまでに一番派手な、でもすげえエロいよがり声が上がったんだ。
「ああああああああああっ、うわあっ、そっ、それっ、すげえっ、すげっ、すげっ、すげえっ!!!!!!」
ミキの回転を中心とした亀頭とエラ責め、俺の右手はミキの左右に蠢かす手の平と常に反対方向になるよう、セイのぶっといのの根元をぐりぐりと締め回す。当然、竿の下半分もぬるりぬるりと回転する手の平と指で、撫で回されていく。
「あああああっ、イケないのにっ、ああっ、ああああっ、イケないのに、すげえ気持ちいいっ、感じるっ、感じちまうっ……!!」
こんな快感、言葉にならねえよな。
タイミングが上手く合ってきたミキと俺、回転のペースを段々上げていく。
「ふがああああっ、それっ、それっ、スゲえっスっ、スゲ、スゲ、スゲえっスよっ!!!」
二人三手が関わりながら、一切の上下運動を排除したその動きは、おそらくこれまで感じたことのないほどの『純粋な快感』を生み出しているに違いなかった。
セイの奴、もうどうしていいか分かんねえんだろう。乳首舐め上げてるミキの頭を抱きしめて、顔埋める感じになってる。
うん、こういうときって、何かに、誰かに抱きつきたいよな。
「ギア上げるぞ、ミキ!」
「合点承知っ!!」
お前、幾つだよ、とか思いながら、ノリ合わせてくれるミキに感謝。
俺とミキの手の平と指が、互いに反対方向に高速回転する。
いや、回転というか、ぐりぐりとした撫で回しというかは難しいとこだけど。
「ああああああっ、さぶろうさんっ、ミキっ! スゲえよっ、感じるっ、スゲえ感じるっ! チンポも亀頭もっ、金玉も乳首もっ、スゲえっ、スゲえ感じますっ!!」
それでも、セイのよがり様はハンパ無かった。
これまで一番の、声を上げてくれたんだ。
「ああっ、イきたいっス、さぶろうさんっ!! 俺っ、俺っ、このままイきたいっ、イきたいっス!!!」
さすがのセイも、もう堪えられなくなったようだった。
俺もミキも、潮時ってのは感じてる。
最高の、究極の快感を感じながらイかせてやりたい。
そんな思いが俺とミキの間にもビビッと通じたんだ。
「俺が扱いてやるから、イっちまえっ、セイっ!! ミキっ、お前はそのまんま亀頭を責め続けろっ! 俺が根元から扱くんで、先端はお前に任せるぞっ!」
「ラジャーっ!!!」
「ああっ、すげえっ、これでイケたらっ、俺っ、俺っ……!」
「もう我慢しなくていいっ、お前の好きなときにイけっ、最高の快感を味わいながらっ、雄汁をぶっ放せっ!!」
言ってる間に、逆手だった右手を順手に持ち変える。
つっても、俺の指でも回んないほどの、セイのデカブツなんだけど、
ミキにはそのまま亀頭とエラ下を責めさせつつ、俺の右手が高速の上下扱き上げをスタートさせた。
「ああああっ、そんなされたらっ、すぐっ、すぐイっちまいますっ! ああっ、いいんスか? 俺っ、イっていいんスかっ???」
「イけっ、セイっ、俺とミキの前で、気持ちよくぶっ放せっ! おらっ、おらっ、いいんだろっ? 感じるんだろっ?」
「ああっ、あっ、あっ、マジっ、マジイきますよっ、俺っ、俺っ、ああっ、ああああっ、あっ、あっ、ああっーーーーーー!」
それまでは柔らかく揉んでた金玉に、ごりっとした強めの刺激。
さんざん焦らされたセイの股間に走る痛みは、そのまま快感に転じるはず。
「ああっ、玉もいいっ、すげっ、すげっ、俺っ、俺っ、イきますっ、イっちまいますっ!!」
「セイさん、イってくださいっ! 俺のっ、俺の亀頭責めでイってくださいっ!!」
「よしっ、イけっ! セイっ、最高の射精しろっ! おらっ、出せっ、出せっ!! お前の雄汁っ、全部ぶちまけろっ!!!!」
ミキと俺の檄がとどめだった。
暴れそうになるセイの腰を、俺の両腕とミキの足が押さえつける。
逃げ場の無い、究極の快感が、セイの全身を駆け巡る。
「イきますっ、イきますっ! イくっ、俺っ、イくっ、イっちまうっ! 亀頭責められながらっ、俺っ、イくっ、イくっ、イくっ、イくぅーーーーーーーーーーー!!!!!」
……………………。
………………。
…………。
凄かった。
すげえ射精だった。
俺の指示通り、イってる間も責めを止めないミキの左手に、ぶしゅぶしゅと音が聞こえるかと思えるほどの雄汁が噴き上がる。
一瞬にして部屋中に広がる『あの』匂い。
扱く俺の手、金玉を揉み上げる俺の手にも、すげえ熱くって、すげえ量の汁が降りかかる。
そのまま、扱く手も、責める手も止まることなく、セイの奴を追い込んでいく。
「イってるのにっ、あがあああああっ、イってるのにっ……!」
たまんねえよな。
イってる間も扱かれて、亀頭も責められて、雄汁止まんねえ鈴口をぐりぐりヤられて。
ホント、ホントにたまんねえよな。
「と、止まんねえっ、汁出んのがっ、止まんねえっ!」
溜めてた分、焦らされた分、興奮した分。
その全部がこの射精に集中したのか、スゲえ量の、スゲえ匂いの汁が、どばどば、ばしゃばしゃ、どぷどぷ噴き出してくる。
その脈動を俺もミキも感じるから、感じるからこそ、手を止められねえんだ。
マジで1分以上、噴き出してたんじゃないか、セイの雄汁。
それほどの、すげえ、ホントにすげえ射精だったんだ。
「凄かったっス……。あんな責め、ホント、マジ、初めてだったっスよ……」
「今日のMVPは、まさにミキだよな。あれ、教えてくれよ、いや、マジで」
「はは、でもあれって、セイさん限定っていうか、自分やセフレでも試してみたんスけど、亀頭がセイさんみたいにデカくないと、指が余って結局竿の途中をさわさわするだけになっちまうんですよね」
「やっぱりそうだよな……。俺も見てて、そうなんじゃないかなって」
「いや、それでも俺は、すげえ感じさせてもらったっスよ、ホント……」
「セイが指示した、あの根元と亀頭の同時責めも凄かったよな。アレは頭に無かったわ、いや、ホントに」
「あの瞬間、先端と根元と同時にヤられたら、俺、どうなるんだろうって思ったんスよね。いや、想像以上、予想以上でした」
あれだけの盛大な射精見せてもらった後の、いちゃいちゃトークタイム。
デカいベッドに川の字になって、天井の鏡見ながら色々くっちゃべる俺達。
で、時間はまだまだ、たっぷりあるワケで、このメンツで一人だけイってもそれで終わりになるはずは無く。
「さぶろうさん、ミキ。二人とも、おっ勃ったまんまだし、このまましゃぶらせてもらっていいっスか?」
「天下のセイさんにしゃぶってもらえるって、末代までの誉れっスよ」
ミキの奴、どこでこんな言い回し覚えてくるのやら。
まあ、いつもだいたいこのパターンだから、用意してたってのもあるのかもな。
「俺が二人のしゃぶらせてもらって、最後は俺の顔にイってもらっていいスか? 俺は2発目は自分で扱いてイくんで」
「お前さんがゲストなんだ。こっちをこき使ってくれても構わないんだぜ」
「いや、そんなふうにしてイきたいんス。二人にぶっかけられながら、自分のチンポ扱いて、俺、イきたいんスよ」
なんか、色々大変なんだなって、たぶんミキも俺も思ったんだと思う。
それだけなにかの『役』を求められるんだろうな、セイみたいな仕事って。
俺とミキは膝立ちになり、セイの頭の横にチンポを持ってくる。
「さぶろうさん、ミキ。俺の上で、二人でキスしながら、最後にぶっかけてほしいっス」
「分かった。お前とタイミング合わせるから、扱きながらイきそうになったら、ちゃんと言えよ」
「もちろんスよ。三人で一緒にイけたら、最高っスよね。あ、でも、俺がイくとき、二人にザーキスしてほしいってのもあるなあ……」
「んー、だったら、お前がイく寸前に俺とミキがぶっかけて、その顔の汁でザーキスしながら、お前が最後にぶっ放すって感じでやるか?」
「あ、それでお願いするっス。たまらんスよ、それ!」
……………………。
………………。
…………。
それからどうしたって?
もう、ホント、三人ともに、セイの筋書き通りの射精大会だったさね。
俺のミキの、さっきからずっとガチガチだった逸物、顔の左右でしゃぶるセイ。
たまにはこっちも腰をずいっと下ろして、2本同時に咥えさせたり。
セイの喉と舌、十分過ぎるほど味わってるうちに、自分で扱いてるセイもイきそうになってきてさ。
セイがもういつでも、って状態で、俺とミキがまさに『顔射2連発のストライク!』って感じに。
そのまんま、セイの両側を挟むようにして横になって、雄汁舐め合いながらのスゲえキス。
もちろん、汗まみれ、唾液まみれ、ローションまみれのセイの乳首と金玉を、俺とミキで責め上げる。
もう、我慢しきれなかったんだろうな、セイの奴。
顔中汁まみれのまま、俺とミキの唾液べろべろ飲み上げながら、2度目のスゲえ噴き上げだったんだ。
俺とミキ、腹から胸から飛び散ったセイの汁、またずるずる舐め上げて、そのまんま三人分の汁まみれのキスを延々とやっての時間終了を迎えたんだ。
三人ともシャワー浴びて、変な話だけどセイにも部屋の片付け手伝ってもらって、今日の最終営業終了ってなった。
なんか晴れ晴れした顔のセイ見送った後、ミキからは『今度はマルの奴にも加わってほしいっスよね』って。
まあ、ここらへんはセイも慣れた俺達と、って気持ちもあるだろうから、無理強いは出来ないけど、3人目の料金はサービスってことで、マルにも後学のために参加してほしいってのは、店長としての俺も考えたところだったんだ。
……、って、こんな感じで書いてみたけど、いいんかな、これ。
ブログとか、長い文章書くのってすげえ久しぶりで、自分でも勝手がよく分かんなくなってきてる。
まあ、感想とかいい感じでもらえたら、また色んなゲストのこと書いてみようかとも思うんで、そこらへんは気長に待ってもらえれば。
店の時間や料金、キャストの画像、予約状況なんかは、これまで通りにSNSで随時更新していくんで、そっちもよろしくお願いします。
じゃあ、こっちの更新も出来るよう、キャスト一同頑張るんで、みんな、予約入れてくれよな~(^^)/
了