亀頭責め専門マッサージGlans(グランズ)店長のブログ日誌より

自己紹介

 

自己紹介

 

 えっと、たいがいの人は、初めまして、かな?

 俺は『さぶろう』。元レスリング部の32才。172の92って、まあ一応鍛えてはいるかなって。

 あ、もち源氏名っつーか、仕事が仕事なんで本名バレだけは勘弁なっつーか。

 

 で、仕事ってのがさ、こっちが男性キャストで対象も男性(結果、ゲストはゲイの人が大半だけどさ)向けの、亀頭責めに特化した風俗って言うのが分かりやすいかな。そんな感じのとこの店長やってる。

 一応、個室完備の店舗も構えてるし、ホテルとかへの派遣も可。

 俺ももちろんキャスト(店員、ってことね)として動くんだけど、店自体もなんとか軌道に乗ってきてくれてて、今は2人、登録っていうか待機型のキャストとして働いてくれてるんだ。

 

 短文のSNSとかは宣伝集客のためにもうやってたんだけど、そろそろ内情分かる読み物書いてみたらどうですかって、キャストに乗せられて、なんかこんなブログ始めてみることにしたんだけど、どんなもんだろうねえ。

 

 ん? なんでこんな商売始めたかって?

 ま、そこらへんは若いときの話にもなるんだけど、ちょっと思い出してみるかな。

 

 俺さ、まあ自分がゲイってのもあってその手の風俗は若いときからけっこう興味あったんだよね。

 で、学生自体にバイトで稼いで、いわゆる売り専みたいなとこ利用してみたり。

 そこでガタイ専的な店見つけて、おお、ここすげえって、ちょっと嵌まってたんだよな。

 俺自身、高校まではレスリングとかやってて、まあ、それなりのカラダしてたとは思うけど、そうこうしてたら仲良くなったそこの店長から『うちでバイトしてみないか?』って言われて。

 その店長もレスリング経験者で、すげえ話盛り上がったりとかだったし。

 

 そりゃ最初はちょっと悩んだけど、そこ、どっちかって言うとケツよりも手とか口とかの、いわゆる『抜き』に徹した感じのとこで、ここならヤれそうって思っちゃったんだ。

 試しにやってみたら、最初のお客さんとかいい感じの人を店長が回してくれて、ああ、これでバイトになるならいいかなって。

 結局バイトとして2年やって、卒業後にはまあその、本採用っていうかなんつうか。

 店長もすげえ可愛がってくれて、この手の店のノウハウっての、そこらへんもしっかり教えてくれて。

 店長『この業界、色眼鏡で見られることも多いけど、セックスワークが仕事として普通に選択できるようにしていきたい』ってよく言っててさ。

 なんと言うか、たぶん俺、店長の考え方や人柄に、すげえ影響されたなってのは今でも思ってる。

 で、もう6年前になるか。

 不安は大きかったけど、店長からも背中押された感じで独立。

 そんときに『尖ったポリシーの方がウケるよな』って思いもあって、今の『亀頭責め専門』って形で立ち上げたんだ。

 

 もちろん最初は俺一人だったよ。

 初めてしばらくはもう、電話が鳴らないか、SNSのメッセージ来ないか、すごく不安もドキドキもすごかった。

 それでもなんとか、だんだんとお客さんも付いてくれるようになって、今まで続けて来れてるってワケなんだ。

 流れとしては上手くやってこれた方なのかな。

 3年目には1人専任雇用出来たし、今年はもう1人増やせたし。

 

 あ、今でも前の店の店長とは連絡取り合ってるよ。

 ラグビーのワールドカップのときは独立してそう間もなかったんで休業ダメだよなって断ったんだけど、オリンピックんときは海外選手の『抜き』専門部隊にキャストと一緒に加わることが出来たし。

 やっぱ、自分の中で『師匠』みたいな感じになってるんだよな、あの人。

 

 一応、店の紹介しとくかな。

 正式には『亀頭責め専門マッサージGlans(グランズ)』、あ『Glans』ってのは知ってる人も多いとは思うけど『亀頭』の意味な。発音では最後は『ス』で無くって『ズ』なんで、そこんとこよろしく。

 頑張って開店してから6年目。ここいらでのこの手の店としては中堅処になってきた気はしてる。

 我ながらいい店名だと思ってんだけど、そこらへん、どうなんだろう?

 

 スタッフは今んとこ、三人で回してる。

 常勤の俺、自称ガチムチの『さぶろう』と、ほぼ常勤のこっちはバリガチムチ水球上がりの『みきお』。いわゆる一般的にも『モテる』タイプかな。

 それに指名時&曜日勤務のガチデブの『マル』。こいつは若いけどアメフト上がりのガタイの良さとノリの良さで、指名の一番取ることもある奴なんだ。

 

 スペックは、俺が32才の172×92、レスリング経験者。

 みきおは174×94の26才。水球の部活辞めてから20キロ近く増量してるし、鍛えてる分かなりすげえ身体してるよ。おもしろいのはキャストの中で背は一番高いんだけど、手の大きさだと一番小さいってんだよな。

 俺の手と合わせて比べると、一関節分短いんじゃないかなってんで、紅葉のような手とか言われてる。で、その小さな手と指で繊細な亀頭責めするんで、そのあたりのギャップウケもあるみたいで。

 俺とかはつい『ミキ』って呼んじまうんで、そこらへん、お客さんの前では中止しなきゃなって思うときもあったりで。

 

 マルの奴は166×みきおと同じく94キロの23才で、まん丸筋肉ガチデブって、そりゃあもう飲み屋でもやればすげえ賑わうんじゃないかと思ったり。

 こいつはもう、若さゆえのノリの良さと、アメフトの走り込みで鍛えた筋肉の上のでっぷり脂肪って奴で、すげえ抱き心地いいって評判なんだ。確かにキャスト同士の技術研修会(まあ、裸になって、組んずほぐれつって奴だ)でも、こいつに乗られたり抱きしめたりすると、すげえ『いい』って、俺達でも思っちまうし。

 

 みきおは4年目、マルは半年ってとこだけど、我ながらいいキャスト揃ってる・揃えてるって思うんだけど、まあ、そのあたりはお客さんに聞くしかないかなとは思ってる。

 

 形態としては派遣も店舗でもどっちもOKのタイプで、サイトでは俺とみきおは顔と身体画像、マルの奴は身体画像出してて選べるようにしてる。

 コースは60分のショート、90分のレギュラー、120分のリラックスの3パターン。ショートって言っても基本は手でやるバリエーション展開だから、かなり満足してもらえるとは思ってる。ロング以上のコースは、どっちかというと慣れてきた人がゆっくり楽しみたいため、って感じかな。。

 ショートコースも含めて、キャストは一人、二人、三人って選べるようにしてて、複数対応コースの予約もそこそこ入るのは『一方的にヤられたい』って人が多いのもあるかなって。

 

 店舗は二部屋用意してて、部屋作りでは結構防音には力入れたかな。どっちの部屋も天井にはラブホみたいな鏡張ってて、これ、『ヤられてるのが見える』って、けっこうお客さんには好評なんだ。

 二つの部屋は普通に大きめのベッド入れてるのと、いわゆる婦人科の椅子に横になってもらうタイプと、これも予約のときに選べる形に。

 この椅子、新品だと何百万もするらしくって検討し始めたときに驚いたんだけど、中古のオークションでかなり安く手に入れられたのはラッキーだったな。肘置きの先端にぎゅっと握っても大丈夫なようなバーは自分で取り付けてみて、けっこういい感じに仕上がったと思ってる。

 不思議なのは、ネットだと内診椅子の比率高くて、電話だとベッド部屋の方が多いんだよな。このあたり、やっぱりまだ電話だと『椅子を口に出して選ぶのは恥ずかしい』って人もおられるのかも。

 まあ、やってるこっちとしては全然そんなの関係なくって、お客さんが『楽しそう』『エロそう』って思ってくれる方選んでくれればいいなとは思ってる。

 

 で、ここでは『Glans(グランズ)』でのちょっと気になったお客さんのこととか書いてみたいんだ。

 

 もちろん個人が特定出来ないように年齢や仕事かは色々いじってるけど、施術の流れや会話なんてのはなるべくそのままでやってみたいと思ってる。

 乗せるお客さんには了承はもらってるんで、目を通してもらって『あ、これ、自分のときのことだ』って思ってもらえると嬉しいかな。

 読んでくれた人が、ああ、こんなふうに施術してるんだ、思ってたより怖く無さそうだな、とか感じてくれたらなあってのもね。

 

 じゃ、始めるか。

 うん、最初はうちにしてはけっこう若い? ゲストから行ってみるかな。