男性専科クリニック Part 5


いつの間にやらけっこうなシリーズ物となってきた「男性専科クリニック」シリーズの最新作、ナンバリングとしてはPart5となっていますが、実際には6作目となります。

 

今回はPart4で登場となった中年ゲイカップルとクリニックの二人の絡み合い。

作者内でのテーマとしては性的な行為・関係における『立場性』というものを様々な形で『逆転』させてみたい、そんな思いを重ねての脱稿となりました。

禿頭狸腹の中年男、村岡が体験する四様の色事、その一つ一つで果たして、なにが、どうやって『逆転』するのかは、本文をお読みいただくとすぐに分るかとは思います。作者自身の中に最近芽生えてきている「男同士の性的関係の中での『役割』とはなんなんだろう? という疑問が色濃く反映はしているのですが、そのあたりを少しでも読み取っていただければ幸いです。

 

この作品はpixivでのリクエスト小説として、前回、男性専科クリニック Part 2.5、および Part 4の御依頼をいただいた、匿名依頼主様からの再々依頼にて書かせていただきました。

シリーズ上では最新の時点での章として、Part5のナンバリング作品とさせていただいています。

内容、プロットについては「時系列やシチュエーション、登場人物などすべて」おまかせとのリクエストでしたので、これまでの作品の最新章として、書かせていただいています。

 

また、新たに登場する人物も一人用意しました。

還暦を越してもなおその肉体美を誇ろうかという、実はシリーズ内では一番の年長者となる人物です。

今作以降のPartでも頑張って活躍させようと思っていますので、頭に留めおいておいていただければ幸いかと。

 

最終章(その7)にて言及される「玉井医師」については、くまどん氏との共作作品「男性専科クリニック Part 3」をご覧ください。またくまどん氏と玉井医師を登場させる共作が出来ないかとぼんやりと妄想中です(笑)。

 

ここ最近の作品がのきなみ50000字を超え始めてしまっており、作者の中でも「これはとっかかりとなる読者を逃してしまうことになりはしないか?」との思いも芽生えていました。

今作については40000字以内、出来れば35000字以内に収め、もう少し「読む」作業に抵抗が少なくなれば、との思いで書き始めたのですが、初稿字数(54000字ほどでした)から削りきることが出来ず、最終的には50000字近い文字数となってしまっています。

読み通すには少し時間がかかってしまうかと思いますが、その分、エロシーンは詰め込んだつもりですので、ご堪能ください。

 

 

コメントやDMなど、ぜひ感想聞かせてくださいな~(^^)/