抜き屋稼業

その全

 

 俺の商売、抜き屋。

 

 酒瓶やワインの栓を抜く、なんてのとは違って、性欲を持て余した男達の金玉に溜まった雄汁を威勢良く抜くのが商売だ。

 普段はいわゆるお客さんから予約してもらってのリフレッシュ付きのマッサージ屋で、もうそろそろ50に手が届いてしまいそうなおっさんだよ。

 若い時分にレスリングやってて、当時はスポーツマッサージは受ける側だった。一線から退いても生来の大飯ぐらいがなかなか治らず、この仕事始めたときからガチムチデブ系で売ってる。

 まあ、今の店もそこそこ賑わってるし、登録キャストも10人近く俺のタイプばっかり集めてるから、太め体育会系好きなお客さんにはけっこう好評。

 この業界で20年以上やってきてるから、俺んとこで修行して単独店舗を始める奴とかもけっこういたりするしな。

 ただ、この9月から11月までは、店も半分休業して俺自体もサラリーマンというか、雇われやってる。普段は経営主だけど、ここ数ヶ月は趣味と実益兼ねた遠征合宿って感じかな。

 店からは俺だけじゃ無くって、信頼のおける何人かも一緒に契約。その他、独立してる奴にも何人か声かけて、総勢8名で頑張ってるところ。

 今回のはけっこう長丁場だけど、こういうのが年に1、2回はオファー来るかな。

 人数や期間もバラバラだけど、小規模のときは俺1人で受けたりもするよ。

 

 雇われ先はそのときどきで色々。

 今回はなんとまあ、今年大いに盛り上がってた楕円球スポーツの世界大会の運営主体。

 ま、チームや大会主催者が抱えてるスポーツドクターや整体師と同じような、運営委員会公認の性処理士、と思ってもらうとちょうどいい。

 

 100キロ超級の毎日鍛えまくり、喰いまくりの雄臭い連中がおよそ2ヶ月に渡って異国の地で、練習と試合と、移動にイベントと明け暮れる。

 雄としての闘争本能万全にしなきゃいけないときに、食欲、睡眠欲と並んでのもう一つの本能が満たされなきゃ、いいパフォーマンスが出来ないのは当然だ。

 溜まったものは処理しないといけないワケだが、選手村に男女が山ほどいる某五輪、万単位の避妊具が配布されるあのイベントと違い、こちらは一チームだけでもゴツい男が30人以上、帯同者もほとんどが競技経験者のガタイのいい雄ばかり。

 昨今のSNSが発展してる時代に、外から商売女呼ぶのもリスクが高い。ソープやヘルスだと、秘密厳守徹底出来るかなりの高級店選ばないと、嬢の噂話からあっと言う間にスクープ系雑誌の餌食になるのは目に見えてる。

 それに純粋ホモの俺からすると感覚的に分かるようで分かんないとこもあるのが、異性の恋人や奥さんいる選手からすると、相手が女だとどうにも「裏切ってる」感があって、男だとそれが無いらしい。倫理観や宗教観から来るものだろうけど、ここはちょっと俺の感覚とは違うんだけどな。

 しかもオーソドックスな大腰使ってのセックスって奴は、普段の練習とはちと違う筋肉を使うらしく、例え自国のホーム開催でも、試合前は厳禁って聞いたこともある。

 このあたりは俺も学生のときにコーチからなんとなく言われてたし、客として常連だったボクシングの選手からも聞いたことあるんで、結構スポーツ選手に取ってみると常識なのかも。

 

 そんなわけで、

「きちんとこちらの個人情報明かして直接の契約結べて」

「後から『同意無くやられた』とか言わず」

「画像や内輪話も拡散せず」

「変に別の筋肉も使わずベッドに寝っ転がってるだけでイかせてくれる」

「しかも日当払いで格安!」

 って、俺達みたいな輩に白羽の矢が立つワケだ。

 

 ん? 俺、そもそもなんでそんなのヤってるかって?

 元々は俺がまだ1人で店やってたときの、お客さんの縁ってやつかな。

 当時はいわゆる売り専てのが全盛期だったんだけど、どこも若くてカッコいい奴集めてたんだと思う。

 そんな中、ガッチリ太めの雄野郎!って感じで打ち出した俺のコンセプトは珍しかったんだろうし、マッサージも抜きも真面目にヤってたしで、駆け出しだったけどけっこう評判良かったんだぜ。

 

 店初めて二年目だったかな。

 サッカーのヨーロッパでのチームが来日してるとき、たまたまホモっけのある中堅コーチやってる人が、俺の店使ってくれたんだ。

 で、なんか俺の日本人らしい(笑)誠実さと、口と手のテクニックに感激したらしい。

 

 最初はそのチームの「男でもなんでも、抜ければいいって連中」の相手してやってくれって言われて、俺も現役プロスポーツ選手のチンポしゃぶれるって、ウキウキイソイソで頑張った。

 そのときは試合と観光含めて5日間の滞在だったけど、練習と試合やってるとき以外はずっとって感じで、選手のチンポ、握るか咥えるかしてたぜ。

 結局、2人ぐらい残して、コーチ含めてチームのほとんど全員、抜いてやったよ、俺。

 

 スポーツやってる連中って、若いときの俺もそうだけど、あんまりそういうのでゴチャゴチャ考えるのって無くって、何でもいいからとりあえず2、3発抜ければ、ってのが多い気がする。

 種目によってテレビで見ると細い感じするのもあるけど、やっぱりどの競技もプロはプロ。足は太いし胴体にも厚みがある、首も実はすごく太いって、もうホントに日本人から見たらがっちりもがっちりって感じなんだ。サッカーとかでもコーチ連中は走り込んでいながら脂肪も乗ってて、見た目も含めてタイプドンピシャリの連中も多かったしね。

 

 まあ、そんなこんなでそいつ等が帰った後、向こうの団体の中で話題になったみたい。

「日本には抜くだけなら使いやすいセックスワーカーがいて秘密厳守、しかも格安でヤってくれる。だったらリーグ全体でシステムにしようぜ!」って、びっくりするような展開。

 こんなのこっちじゃ考えられないんだけど、出張先での性欲処理が権利って認められちゃうような地域は、やっぱ考えること違うよな。

 

 もう最初にあのコーチのしゃぶってイかせたときから考えても、20年は経ってるんだよな。

 最初はサッカーだけだったのが、日本で遠征試合や合宿する他の種目にも話が広がってきたのか、色んな競技団体からもちらほらと声がかかるようになってきた。

 

 この世界、広いようで狭いもんで、今ではすっかり日本でのその手の商売の元締めみたいな感じにされちまってる。

 もっとも俺も根は正直者だと思うし、そこを見込んで頼まれてるワケだから、商売としても誠実さが一番だと思ってる。そのせいかどうかは分からんけども、逆に向こうからの無茶な頼みは一切聞かないでやれてると思うしな。

 今回みたいな長期間&複数で対応しなきゃいけないときも、契約主体はあくまで個人にやらせて、俺が金を握る、なんてことは一切しない。中抜き一切無しの明朗会計だ。

 このあたりは後輩達が独り立ちしていくときに、「俺」っていう目に見えない看板背負ってもらいたいからって考えからかな。

 ただ、期間も長いしチーム数も多くなってくると、どうしても全体の調整役が必要にはなるわけだから、そのあたりは年の功で俺がやらせてもらってる。

 これまでの付き合いで、競技内容は違ってても、その国の中での評判なのか、俺個人をチーム毎指名してくれたりとかって縁も出来てるしな。

 

 今回の契約条件はアゴアシに枕付きで通常は18時から24時までで時間外は要相談、回数や人数は無制限。ただ、地方開催の分は1人派遣になるので都会開催よりは対応人数減ってしまうけど、そこは我慢してもらうしか無いってところ。

 ああ、それプラス、チーム毎のリフレッシュタイムという休息時間(だいたい3日に一度ぐらい、半日はどのチームも取ってる)にも対応。その他昼休憩時なども対応可にしてる。

 手取り日当1人3万円、別に半日あったらプラス1万円。だいたい毎日そうなるかな。キャストの休みはローテーで。チップは一切不要で選手が無理やり渡そうとしても拒否ること。俺も後輩達も価格は均一料金。

 たぶん今回のはチーム数で割ると、1チーム月当たり40万ぐらいの負担。チームが出してるのか主催者側が出してるのかは俺等には分かんないけど、これってセックスワーカーとしてみると破格に安い値段らしい。

 確かにノンケ向けのソープや派遣型風俗の料金だと、とんでもないことになるもんな。

 そんな料金で時間の大枠はあっても1日何人でも処理頼めるってなれば、全体としてはこっちの方がはるかに安心安上がりなんだろう。

 

 無論俺達キャストの側にしても、普通に商売してて1日の最高売上がこの2倍3倍になるってことは、そりゃあるさ。

 でも実際には移動する度にチャリンチャリンと金の音が鳴る日なんて、そうそうめったにあるもんじゃない。平日含めて毎日毎日、二時間コースが日に二回必ず回転するなんてことはまず有り得ないもんなんだ。

 それがこのシステムにのっかってりゃ、確かに今回みたいな長丁場は珍しいが、2ヶ月以上、月に80万以上の売り上げが個人に保障されるってのは、すごくありがたいことなんだぜ。

 こういうのを依頼してくるところってのは、母体もしっかりしてるところが多いので、こっちも安心だしな。

 

 システムとしては選手側は超簡単。

 使いたくなったら前日までに担当コーチにだいたいの時間言っとけばこっちに連絡が来る。予約してなくて当日どうしても抜きたくなっても、キャストの空きさえあれば臨時派遣も可能。

 出番のキャストは期間中は基本張り付き厳守。夜中の2時から朝の6時以外はいつでも対応出来るような条件にしてる。シフトで週一は休み入れてるから1日動けるのは6人行くか行かないかぐらい。

 で、俺の方には移動先含め全チーム全選手のホテルと部屋番号もらってるので、基本は前日夜中にホテルやチーム毎の一覧表示作ってキャストに朝方流し、逆に空き時間のあるキャストの待機情報を各チームのコーチに流し返す。

 

 選手の側にはとにかくシャワーだけは浴びててくれって頼んであって、時間には素っ裸に大股広げてベッドで仰向け待機指示。

 俺達キャスト側は、着衣だとかえって選手を緊張させてしまうってことで、こっちも全部脱いでのスタート。

 このあたりはAV撮影でカメラマンが服着てると出演者のノリが悪くなるってのと一緒なのかな。

 俺達も選手側も、感染症の検査結果はは互いに交換済み。フェラはもちろん生でしゃぶったり飲まされたりもするんだが、俺の経験から言えばほとんどは手で扱いてのフィニッシュだ。

 

 ケツは元々の依頼の性格上、キャストの受けは禁止してるがたまに向こうからアナル責めてくれって希望があるときもある。

 そんときもこっちの腰をガンガンぶつける、なんてのは御法度なので、あくまで指で前立腺責め立てるくらいだ。

 後は要望に応じてキスや乳首を責めるぐらいで、基本は向こうには寝っ転がってくれてたがいいって伝えてる。

 チームコーチやこちらからのいわゆる本番行為禁止令が出てるわけなんで、そこらへんを強引に言ってくる奴はブラックリストに載せちまう。

 実際には皆契約って概念染みついたプロ選手なんで、そのあたりで変なこと仕掛けてくる奴はいないかな。

 

 完全なストレートで信仰心強い選手とかだと、自分の顔にタオルかけてる奴も多い。それでも俺達呼ぶ時点で溜まりに溜まってるからか、ローションつけての亀頭責めと扱き上げで、5分もかからずイっちまう奴がほとんどだ。

 なんとか堪えようと頑張る奴いたにしても、俺の下で鍛えさせたフェラテクとふぐりの揉みほぐし、亀頭責めをくらうと10分保つだけでもたいしたもんだった。

 

 チーム毎のリフレッシュタイムや夜の自由時間をだいたい一単位4時間ぐらいって考えて、通常ペース一人頭10分から15分で20人前後、頑張ればチーム丸ごと30人の汁を絞り出すって寸法だ。

 もちろん俺達の側に1チームに専属一人張り付けれるほどの余裕は無いんで、午前、午後、夜とフルタイムで頑張っても、チーム毎抜けるのは、良くて日に一度、ぐらいになるのかな。

 実際には毎日全員から頼まれる訳じゃないし自分でヤる奴も多いんで、そこまで混むことは少ないんだけど、さすがに試合の翌日とかは別のエネルギーや、あるいは鬱憤が溜まってるのか、ほぼ全員からの依頼があるってこともよくある話だ。

 

 で、明日はポリネシアのとある国のリフレッシュタイムに、ちょっと珍しい形での依頼が来たんだ。

 今回の大会で日本との対戦も組まれてた。

 国名聞けばみんな知ってるけど、実際に日本からの旅行者は、ハワイとかに比べると少ないと思う。

 昔はアメリカからの輸入品で国全体が急に肥満化して、国挙げてのダイエットブームとかが話題になってたよな。

 で、あの国ってあんまり知られてないけど、性別について昔からかなり独特の見方をしてるらしい。

 まあ俺も大会の参加国分かった時点で一応は色々調べておいて、キャストに一覧にして配ることにしてるし。

 文化やタブーの違いってやっぱりあるし、そこらへんは相手の国や地域のことを勉強しておくってのは、サービス業の基本だと思ってる。

 

 で、こちらのお国柄ってのがまた不思議で、昔から性別を男と女ってかっきり分けない考え方があったみたいなんだ。

 ネットで探すとそれなりの文献が出てくるんだけど、まあ性の多様性にもともと大らかな考えがある、ってぐらいに俺は思ってる。

 

 で、ここからが商売の話しになるんだけど、普通は空き時間に俺達キャストがホテルの各部屋を回って一人一人抜いてくんだけど、今回は特別料金出すんでミーティングルームに希望者全員集めとくので、こっちも最低3人ぐらい寄越してくれないかって。

 となるとどうしたって自分がヤられてるところを他の選手に見られるわけで、一応そこらへんいいんですかっては尋ねたよ。

 そしたらまあ、あっけらかんと「普段からホームの四人部屋とかでは扱きあいとかしてるみたいだから構わんでしょう、待ちきれない奴らが自分達で始めてしまうかもですがよろしく」、って来た。

 いや、よろしくも何もそんなことになるんなら俺達いらないだろ?って思ったけど、いつもよりなんか刺激を求めてんのかな、とは思ってみたり。

 とりあえず向こうにはローションで汚れるとめんどくさいので、良かったら最初から全裸で、タオルと水分補給用の飲み物をたっぷり用意してくれっては伝えといた。

 確認したら26名参加希望とのこと。こちらは俺含めて厳選4人のスタッフで対応予定。

 

 当日、スタート時間より早めに着いて部屋確認したら、おいおい、タオルだけで200枚ぐらい用意してあって、何をどうしろと?!の気分。

 たぶんヤるために用意したんだろう低めのベンチ台みたいなのが6台用意してあった。

 上から見ると座面が細長い砂時計みたいな感じで、横になった選手が足を落として、俺達が手前側に腰掛けると、ちょうど股間がいい位置に、って感じ。大型備品の用意は開催国の扱いだろうし、運営委員会側も今回みたいなこと想定してるんかよ、って思っちまうよな。

 後は着替え入れる銭湯の籠みたいなのが30ぐらいと、パイプ椅子と冷蔵庫にドリンクいっぱい。頼むから酔った選手の相手だけは勘弁って伝えてたから、ノンアルコールばっかりだった。

 

 とりあえず4人でセッティング。

 最初はベンチ台、ずらっと並べようかと思ったけど、効率考えてひまわりの花みたいに放射状に並べてみることにした。

 真ん中にローションやタオル置いといて、俺達が台の手前側にベンチまたいで外向きに腰を下ろす。

 お客さんは円の外側の方に頭、ベンチ台のくびれた部分から両足下ろしてもらうと、キャストの手が届くところに股間が!って感じ。

 

 6台のベンチに俺達4人だから2人分空いちゃうんだが、まあイってすぐ動ける人も少ないだろうし、空いてるなら寝っ転がって待ってもらえばいいだけなので、別に問題もなかろうかと。

 ローションもまとめておけるし、俺達のベンチ間の移動も最短距離になるしね。

 

 パイプ椅子は、円の外側にずらっと並べてスタンバイオーケー。

 ただこれだとヤられてる選手のすべてが周りから見られちまうわけで、そこらへんクレーム入ったらすぐに直すつもりではいたよ。

 

 そろそろスタート時間ってことで俺達も全部脱いじまう。

 あ、施術中ギンギンにしといた方がお客さんのノリもいいんで、俺達みんなリング装着してるよ。

 その気がある奴なら喜んでくれるし、そうでない奴でも自分の隣にいる男がガチガチに勃ってると、自然におっ勃つらしくってノンケホモ問わずに接客するときの基本にしてる。

 

 時間前に選手がぞろぞろやってきた。

 さすがに廊下を素っ裸で、ってのは無理なんで私服で入ってきてすぐに全部脱いでくれるんだけど、やっぱりみんな、国代表だけあってすごいガタイなんだよな。

 しかも人種の特徴なのか、不思議にみんな輪郭が丸いというか、なんというか。

 色黒、丸顔、ほとんど短髪、身体はもちろん超一級。太めの男好きならもうパラダイス。

 俺達キャストの股間もあっと言う間にピン勃ちしてるけど、やっぱりちょいと見劣りするのは仕方ないかな。

 

 なんとなく俺から見ても年が上の方の選手からお先にどうぞって感じで、この国にも年功序列ってあるのかなって。後で聞いたら二発は最低やってもらいたい奴がインターバルのために先にヤるってことだった。

 確かに一度イっても他の奴の射精見てデカくする奴も多いから、理にはかなってるよな。

 

 俺の前に最初に寝っ転がってくれたのは28才のプロップ君。190越す上背に130キロぐらいかな。

 別に開式の挨拶とかあるわけでもなく、そのまま施術に取りかかる。

 

 横になる前からもうビンビンに立ててくれてて、こっちの気分も上がるよな。

 身体デカいだけあって、ナニも長大。厚みのある腰つきから、にゅぅーって伸び上がる感じのチンポが臍まで届く。ちょっと皮があまり気味だったけど引っ張ればずる剥けになるし、皮ズリも亀頭責め系もどっちも楽しめるかな。

 英語が分かりにくかったけど、たぶん「昨日は抜かずに貯めといた」、みたいなこと言うんで、一人目だけどけっこう頑張ったよ、俺。

 こういうときの最初ってデモンストレーションって意味もあるし、後に続く人へのサービスご開帳みたいなとこあるんで、こっちも気合い入れてヤるしね。

 

 最初はローション使わず、竿はもちろん玉とか蟻の戸渡り、肛門あたりまでを入念に撫で回して刺激しまくっての快感ポイントのチェック。これやっとくと、もう少しでイきそう、ってときの必殺技に使えるんだよな。

 このプロップ君、玉をちょっとだけゴリってやると、すんげー悶えてくれるのが分かったんで、フィニッシュは玉を強めに弄りながらの亀頭責め&高速扱きでヤろうと方針決定。

 ただ、玉いじりで感度上がっちゃうタイプの奴は、まだイかせたく無いときの睾丸責めが快感になっちゃうんで、タイミングの見計らい方がちょい難しくなる。

 このあたりは経験積んでなんぼってとこかな。

 

 他の3人も気合い入ってるみたいで、右隣のベンチ台では俺の次に年イってる40代の新吾がガチ太のかなり黒ずんだチンポ、旨そうにしゃぶってる。

 左側はローション使い始めたらしく、受ける選手の悶え方見てると亀頭責め中心でヤってるっぽい。

 視野外れる側の様子はさすがに分かんないけど、周りの選手達のはやし立ててる声聞くと、かなりエロいことヤられてるっぽかった。

 ちょっと出遅れた俺だけど、その分熟練のテクニックで悶えに悶えて、びっくりするぐらいの噴き出しさせてやるからな。

 

 先走り、多めみたいでローション使う前からもう包皮の中はぐちゅぐちゅ。引き下ろしても痛みは全然無いみたいだったので、左手で根元押さえながら剥きあげる。

 たっぷり取ったローションを亀頭から塗りつけ、玉から戸渡りまでソフトなタッチで撫で回す。

 ベンチ台ギュッと握り締めながら腹筋に力入るの見てると、これだけでもかなり感じてくれてるようでこっちも嬉しくなる。

 もっとも一人あたりそうそう時間もかけられないし、あまり筋肉強ばらせてもいけないってことなので、こっからは抜きに専念。

 

 右手は太竿と亀頭、左手は金玉メインでたまに竿全体の角度変えてバリエーションつける。

 28才クン、軽く皮を引き下ろしながらの亀頭責めが感じるらしく、悶え方も喘ぎ声も急に大きくなる。

 自分の経験からも亀頭責めでの感じ方と、イくためのボルテージ上げのツボが違うのは分かってるから、先端を臍に向けての高速手コキと、玉を軽く引っ張って下向きにした先端をグリグリ責めるのを交互にヤってみると、そりゃもう半狂乱って感じになってきた。

 始めて5分も経ってなかったかな。もうイかせてくれ、って大声で言うんで、じゃあ気合い入れますかって、こっちも最終局面へ。

 

 下腹部の体表に沿って臍向きの角度で、ローションのグチュグチュ音響かせながら高速で扱きあげる。上下運動の数回に一度は、亀頭先端まで握り込んでの搾り上げ。玉は軽く揉みながら、ふぐりの付け根と竿の付け根が交差する辺りを指の輪でグリグリと刺激する。

 

 もう限界だったんだろうな。

 ずりっと亀頭に掌滑ったとき、最初のマグマが、割れた鈴口から本人の首まで勢いよく飛んだ。

 

 後は男にはお馴染みの何回かの痙攣みたいな下腹の収縮と一緒に胸から腹にかけて、すっごい量と匂いの汁が撒き散らされる。

 

 28才君、イく度になんか大声で笑ってる感じで、このあたりはちょっと日本のお客さんのノリとは違うよな。

 日本人だとどっちかというと感極まって泣くような感じで、国境越えたお客さん達は割と笑っちゃう人が多い感じ。

 

 イった後も萎えないんでそのままタオルで竿も身体も拭き上げると、なんか親指立てたサムズアップして元気にベンチから降りてくれた。

 チームの中では年齢高い方だろうけど、たぶん二回目確定だよな、あのノリ。

 

 周りに目をやると、ほとんどの連中、勃起したデカいのをズリズリ扱きながら待っててくれてる。

 中には隣の奴のに手を伸ばしてる選手とかもいて、ああ、なんかその辺やっぱり大らかな国民性なんだろうなと変な感心しちゃったり。

 

 結局28才君は口は全然使わずに手だけでイかせちゃったので、次はちょいと口腔テクニックもご披露するかなと、二人目が横たわるのを待ってたよ。

 

 ・・・そんなこんなで、俺が手と口で搾り取ったのは延べで14本ってとこ。頑張ったのは一番若いキャストの浩作で、延べ19本。

 もちろん一人で2回3回と楽しむ奴もいるからこその人数だけど、最高はなんと34才の全身毛深いベテラン選手の6発。ずる剥けのぶっとい竿が特徴的だったな。

 キャスト4人全員のテクニックを楽しんだ後、後半2回の射精を俺のとこに来てくれたのは、正直こっちも嬉しかったよ。

 

 今回は部屋移動や正直途中で面倒になる洋服の脱ぎ着も無くって、時間中仕事に専念できたし、チームとしても人数回数こなせて楽しめるってのも分かってくれたみたいで、今後はこういうのも増えるかもしんないな。

 国内での認知度はまだまだだけど、もしこんなの頼んでみたいって連盟の人とか思ったら、ぜひ連絡ください。

 

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