夏合宿の夜

俺達男性合唱団Part2

その2

 

「二人ともこれでイッちまわないなんて大したもんだぜ。たいがいの奴は最初に汁止め付けられるときには堪え切れなくて射精しちまうんだぜ。まあ、二人ともその分夜がお楽しみってことになるだろうが、くれぐれも小便のときとホントにイきたくなったときは言うんだぜ」
「わざと緩く縛ってあるから出せないことはないんだが、小便は向きがキツイしな。イッちまうときなんかそれまで溜めてた分が一遍に出ちまうような感じで、お前らなんか失神しかねないからな。試しに今度は太田、お前がちょっといじってやれよ」

 

 倉田先輩の言葉に、太田団長がこちらも待ってましたとばかりに俺達の前にどっしりと腰を下ろしました。先輩は両手にねっとりと唾をとると、俺と雄三のチンポをまるで擦り子木でも持つように握りしめ、先端を捻るように揉み上げます。

 

「ああっ、それはっ」
 その強烈な刺激に、俺も雄三も声を上げちまったんです。先輩の唾液と先ほどからの刺激でずるずるの先走りのぬめりが亀頭にまぶされると、全身を震えが走るぐらいの快感が襲うんです。これはみなさんもやってみるとすごいですよ。おっ勃ったチンポの根元を押えて、ゼリーかなんかで亀頭をぬるぬるにしてやってみてください。俺達があんまりの快感に膝を振るわせて、とうとうしゃがみこんじまったってのも分かるはずです。

 

 俺はそのとき正直、イくっ、イッちまうって思ったんです。年季の入った先輩の手のひらの刺激に、俺なんかのまだ鍛え方の足りないチンポが持つはずないんです。ところが、実際には太田先輩の目の前でびくびくって蠢くだけで、どうにか持っちまってるんですね。

 

「どうだ、すげえ感じるのにイけなかったろう。縛ってあるんで普通よりはちょっと持つのさ。これでホントにイくときの感じ方がかえって分かるだろ。今日は午後の練習だけだが、明日からは一日中だからな。丸一日持たせるってのは結構キツイぜ。お前達もせいぜい漏らさんよう頑張れよ。よし、それじゃ練習に行くか。二人とも呆けた顔してないで、ほら、行くぞ」

 

 そんなこんなで、俺達は締め上げたチンポをおっ勃てたまま、練習会場の大広間へと向かった訳です。

 

筋力トレーニング

 

 今日は合宿の初日ということで、主に俺達一回生の筋力トレーニングがメインになるみたいなんです。筋トレっていっても体育会の連中がやってるようなのとは少し違って、やっぱり合唱のための腹筋と背筋が中心になるんです。最初にストレッチで身体をほぐした後、いよいよ筋トレに移ります。

 

「最初は上部腹筋から。流れはいつもの練習と同じだが、合宿中は回数増やすぞ。上のもんは一回生についてやれよ。各腹背筋を50回ずつで、各部の間にスクワットを30回。こいつを1セットと考えて、全体で5セットだ。始め」

 

 皆さんも日頃鍛えてるなら5セットぐらい楽勝だと思うでしょうね。ところがウチの団ではさっきの太田先輩の話しのように、練習中は常にケツの穴をぎゅっと締めて、チンポおっ勃てておかないとどやされるんです。これが結構キツイんです。
 まあ、たとえ萎えちまっても、アシストしてくれてる先輩がすぐに扱き上げてぴん勃ちにしてくれるんすけどね。案の定、腹筋に気を取られて萎えちまった奴にどなる先輩方の声が聞こえてくるんです。

 

「おうおう、もう萎えちまったぜ。しゃんと勃たせんか。気合い入れろ、気合い」

 

 とりあえず上部腹筋を皆が50回終わると、下半身強化のためのスクワットを30回。こんなふうに上部腹筋、背筋、斜腹筋、背筋、下部腹筋とメニューを進め、この流れを5回繰り返すわけです。
 俺達も日頃の練習と寮の筋トレで結構鍛えてますけど、さすがに腹背筋1250回、スクワット750回てのはきつかったすね。俺も先輩達がなんなくこなしていく様を見て、自分の鍛え方がまだまだだってのを思い知らされました。
 実際、次の日に階段降りるときなんか、手すりにつかまらないと膝が笑っちまうような感じだったんです。それだからこそ、先輩達の太腿があんなにぶっといもんなんだってことを理解できるんすね。

 

 もちろん俺や雄三みたいに高校までスポーツやってた奴はまだましです。そうでない奴らは半年間鍛われてきたとはいえ、まだまだ通常メニューをこなすのもやっとなんです。ただ、そんな連中にも体育会の運動部みたいにヤキが入れられたりするんじゃなくて、あくまでできるようになるまで、先輩が指導してくださるんです。
 回数を甘くしたりはしてくれないんですが、全員がセットをこなせるまで先輩方も一緒になって、励ましてくれるんです。こりゃ最後までやり通さないとみんなに申し訳ない、って気持ちになるんです。やっぱり、こういうところが普通の運動部とは一味違うとこなんでしょうね。

 

 腹背筋とスクワットが終わると、胸筋と首、腕もやります。ここらへんはダンベルやタオルを使ったりするんですが、どっちかというとクールダウンの一部って感じで30回流しの5セット。思ったほどきつくはなかったですね。まあ、あくまで合唱団ですからこの部分は付け足しなのかも知れません。
 最後にまたストレッチで締めて、ちょうど3時間。さすがにすべてが終わる頃には汗だくになってました。それでも全員のチンポがおっ勃ったままなのは、たいしたもんですよね。

 

 一回生は縛られてるにも関わらず途中で萎えちまって、扱いて勃たせてもらってた奴もいたんですが、先輩達は3時間の間一人として萎えちまう人なんかいないんです。
 後から聞いた話しですが、先輩達がおっ勃ったまんまなのは、ケツに気が行ってるのはもちろんなんですが、なんでも二回生ぐらいになると、筋トレそのものが快感になっちまうらしいんです。俺達もこのまま行くと、やっぱりそうなっちまうんすかね。

 

ケツ割りの儀式

 

 合宿初日の今日は、夜の練習はオフになってるんです。ハードな筋トレの疲れを取るため、なんてのじゃもちろんなくて、俺達一回生がこの合宿でやりとおさなきゃならない一つの儀式が待ってるんです。
 筋トレの汗を風呂で流し夕飯をしっかり取った後、いよいよ俺達にとって初めての夏合宿の夜を迎えるってことになるわけです。

 

 風呂には2部屋ごとに入るので、俺達の部屋の4人も一緒に部屋へ帰ってきます。先輩達はさすがに落ち着いたもんですが、俺達一回生は、これから迎える夜のことを思ってちょっとばかり緊張しちまってます。根元の汁止めはもちろん付けたまんまなんですが、縛られてるにもかかわらず、俺のも雄三のも先端のむっくりとした張りが少し落ちちまってるんです。

 

「浩治、雄三。今から汁止めはずしてやるからな。と言ってもお前らのチンポ、元気が無くなってるから、ちっと活入れてやっかな。倉田、お前もやってやれよ」
 団長が笑いながら声をかけてくれます。先輩、俺達が緊張してるのを分かってくれてるんです。わざとおどけた感じで話してくれるんですね。

 

 これからの儀式は俺達の汁をどっぷりと溜め込んだ汁止めを、先輩達にはずしてもらうことから始まるんです。もちろん、そのときに萎えちまってては話にならないわけで、そうならないためにも先輩方が俺達のチンポに活を入れて下さるんすね。
 一回生からしてみると、団長や副団に触ってもらうのすらおそれ多いのに、俺達のチンポ、しゃぶってもらえるんです。こりゃあ気合い入れなきゃと、思いましたよ。

 

 団長と副団が、後頭部で手を組んで全てをさらした俺達の前にどっしりと腰を下ろしました。先輩の両手が俺のケツに回され、ぐっと力を込められたとき、俺、声だけは出すまいって心に誓ったんです。

 

 俺の目の前に副団の倉田先輩があぐらかいて座ってます。先輩の尺八は団内でもすげえ有名で、四回生の先輩方でも5分と持たないって言われてます。その先輩にしゃぶってもらえるなんて、俺達一回生にとっては入団式の日以来の、ホントに光栄なことなんです。

 

「ああっ、せ、先輩っ、い、いいですっ、気持ちいいですっ」

 

 先輩の唇が俺のチンポをずるりと咥えこみました。
 先輩は唾液をため込んだ口でさかんに前後に扱くかと思うと、今度はえらの部分を軽く歯に引っかけて刺激します。その間、汁止めのせいで前にぷっくりと押し出されている金玉の表面を、爪立てた指先でそっと撫で上げます。チンポから離れた舌が尿道に沿って根本からしゃぶりあげ、鈴口の先に先端を押しつけてきます。
 俺、声を出すまいと懸命に堪えてるんですが、先輩の絶妙のテクニックに思わず声を上げちまうんです。それでも唇を必死にかんで声を押さえようとすると、それすらが快感を助長させてしまうんです。

 

「そろそろいいんじゃないか。雄三のもぎんぎんにおっ勃ってるぜ。お前ら汁止め外してやるからいきなり噴き上げるんじゃないぜ」

 

 太田先輩の声に目をやると、先輩がにやにや笑いながら、唾液でてらてらと光る雄三のちんぽをいじくりまわしてるんです。雄三の息子もこれ以上はないってほどに真っ赤になって膨れ上がってるんです。汁止めで押し出されたふぐりのせいで、あいつの先輩達に負けないでかさのチンポが、もう一回りでかくなったような気すらするんです。あいつが団長にしゃぶられてるその姿を見て、俺のちんぽもびくびくと震えるほどの興奮を覚えたんです。
 倉田先輩も太田先輩と頷きかわし、俺の汁止めをいよいよはずしにかかります。金玉の後ろで締め付けていたねじをゆるめ、細紐を根本からさっと抜きさりました。

 

 先輩が汁止めをはずした瞬間でした。昼から一日、行き場を求めていた先走りがだらだらと溢れだしたんです。俺、一瞬、自分がイッちまったのかと思っちまいました。それくらい、すごい量の汁が流れ出したんです。
 それでも、先輩達に取っては毎年のことらしく、驚きもせずに、溢れた汁を亀頭にぬるぬるとまぶしつけるんです。それはそれで、腰が砕けそうになる快感に、俺も雄三も声にならない呻きを上げちまうんですね。

 

 倉田先輩は汁止めをはずされ、いなないている俺のチンポを名残惜しそうにしゃぶりあげると、俺と雄三にさも余裕のある声をかけたんです。
「さて、そろそろかな。最初は雄三からやってやるか。太田、準備しろよ」

 

「押忍っ、西口雄三、太田先輩のケツ割りを受けさせて頂きますっ」
 雄三が廊下にも聞こえるほどの野太い声で答えると、ぱっと布団の上に四つん這いになり、でかい尻を高く掲げた姿勢になりました。

 

 俺達、合唱団の練習はまず発声から始まります。その発声で大切なのが自分のケツの穴を締める感覚を常に持っておくと言うことなんです。そのためにいつもケツ締めの練習をさせられてるのは、皆さんももう御存知ですよね。

 

 どの部でもそうだと思うんですが、一回生にとっての始めての夏合宿てのは特別な意味を持ってるんすね。団員として過ごした5カ月の成果を先輩達に見てもらう、そんな役割を持ってるのが、今日から始まる夏合宿って訳です。
 今日の儀式は入団の日から鍛えてきた俺達一回生のケツ穴の締まり具合を、先輩達の肉棒で実際に確かめてもらうためにあるんです。

 

 先輩の指示で布団の上にうつ伏せになった雄三が膝をつき、がっしりした重みのある腰を突き出すように高く掲げてます。雄三がケツ割りの試練を受ける間、俺の方は雄三がこの試練を無事にやり遂げられるよう、使いっぱしりになるってことなんです。
 もちろん、雄三の後には今度は俺のケツが、先輩方の肉棒でみっしり割られるって訳です。