海鳴りの家

海岸で倒れた私を介抱してくれたのは海で暮らす二人の男達だった


熱も下がり肉欲の交わりに溺れる私に男達の肌の温もりが伝わる


海鳴りが聞こえる家を後にする私は、どこか晴れ晴れとした気持ちだった



 旧サイトで77777アクセスのキリ番を取られた方に、「どんなシュチュエーションでどんな相手と絡みたいか」を聞かせてもらって、その通りのストーリーで仕上げた作品です。心情描写が苦手なもので、主人公の思いがどれだけ伝わったかは分かりませんが、本人さんからはとてもありがたがってもらいました。

 当時は色々な個人サイトの全盛期で、どのサイトもトップページにはカウンターを設置していて、キリのいい番数を取った人になにか優遇措置をするっていうのが流行っていました。イラストや絵師さんだと個人向けの絵をプレゼントしたり、自画像エロ系の方だと表に出せないような画像(笑)を送ったりとか。私のサイトでは閉鎖時点で最終的には140万アクセスを越したぐらいだったかと思います。