三太ーくまどん

共作作品

捕手の泣き所

大学野球部の正捕手に1年生ながら抜擢された俺の人よりでかく育った金玉に、その日調子が悪かった投手の荒れ玉が直撃する


硬球の直撃を受けた金玉の機能を調べるために、健康な成人男性の精液とはどのようなものかを観察する俺


入院期間中の禁欲を申し渡された俺は、その間にもケツ穴から前立腺をいじられ、医師からは睾丸の大切さのレクチャーを受ける


退院を目前にした検査のため俺の精液を搾り取ろうと集まった男達の喘ぎが病室に響き渡る


身体中に雄汁を浴びた精液採取の結果も異常は無く、退院した俺を待っていたのはやはり射精禁止をかけていた部員と監督とによる肉弾による快気祝いだった



 くまどんファンの方、お待たせしました(^^)/

 くまどん氏と三太の共作、4作目となります。氏がtumblr(別名義です)に投稿されていた作品をまとめ、私の方で推敲校正をかけて、それをまたくまどん氏に確認していく。そのような行程で進めていきました。

 

 くまどん氏については同じく共作作品の男性専科クリニックPart3の解説をご覧ください。

 

 今回は金玉・睾丸の快感という一点突破のアイデアながら、野球部キャッチャーと監督、医師2人という4人の登場人物の中で、様々な性技が繰り広げられていきます。最後は野球部の全員の雄汁を浴びるという、お好きな方にはたまらない設定かと(^^)。

 話のところどころに挿入される睾丸の豆知識が、最初の医学的な本式のものからどんどん逸れていくところ(笑)も、また見所読み所かと思ってます。

 

 推敲にあたっては、3人以上での行為になったとき「互いの身体の位置関係をどう分かりやすく表記していくか」に頭を使いました。これが2人だとそこまで悩まないんですが、人数増えていくごとに果たしてその体位が可能かどうか、頭の中であれやこれやと人体をいじっていきます。

 今回は学生さんに対して「ちゃん」付けをすることでの、読み手に与える意図的な効果を狙われているのかな、などの推理もしながらの推敲校正は、実に楽しいものでした。

 どこかコメディタッチの、官能的かつ楽しい小説になっているかと思います。