第一部
月と太陽
贄の王たるは獅子の王なり
第二章
獅子王は己の身一つにて群を指揮す
その1(未)
第三章
老いた熊獣人との会話
ツイッターをサイトの宣伝として活用し始め、pixivというイラストや小説を投稿出来るサイトを知りました。
そこではもうそれこそ何十万という作品を見たり読んだりすることが出来るんですが、その中で小説の「設定」そのものを作品の一部として、あるいはその「設定」のみを「作品」として読者の目の前に差し出すという形態にかなりショックを感じたことを覚えています。
この「設定」を売りとする押し出し方は、いわゆるライトノベルと呼ばれる作品群においては一定の歴史がありそうな感じもするのですが、自分自身が小説作成にあたって割と事前に色々と登場人物や場面の設定を考えるタイプでしたので、この方法で少し長い作品を書いてみようと書き始めた作品が「金色の贄」シリーズとなりました。
現在pixivではこの「金色の贄」シリーズと「七日籠もり」シリーズを掲載していますが、今後の作品は順次併行掲載し、過去の作品も少しずつですがpixivにも載せていければと思っています(^^)/
金色の贄について
獣人モノ、ケモホモ、オスケモと呼ばれるジャンルになり、かつて、戦争目的で人類全体に幾つかの動物の遺伝子が注入されることでの肉体改造が行われていたのですが、作中現在ではその過去の目的や技術もうっすらとしか継承されていない時代が舞台となっています。
その中で自らの種族特性により多大な心身の負担を生涯に渉って強いられてきている獅子族獣人と、その周辺で色々な思いを持つ人々によって物語を紡いでいく予定です。
pixivでの掲載が先になりますが、こちらでは章ごとの掲載が終わった時点で転載していく形にしようと思っています。
全体としてはかなり長い物語になりそうで設定として提出したものも少しずつ変更していくかもですが、そのあたりの変遷もまた、自分では深化していくためのものかなとも思いつつ、書いていこうかと考えていますので、よろしくお願いします(^^)/