男性専科クリニック Part 6

承前 登場人物等

 

登場人物とシリーズの概要

 

■登場人物(今作には登場しないものも含む)

 

●野村道雄医師

男性専科 野村クリニック院長

四十代 百六十八センチ、八十五キロ。独身。

性機能学会専門医。

柔和な顔付きに白衣の似合う、恰幅のいい中年医師。太鼓腹。眼鏡の奥の小さな目。太い首筋。

色白の肌。黒々とした剛毛が腕やすねはもちろんのこと、豊かな胸からでっぷりと突き出した腹、下腹部へと続いている。

ペニスはずる剥け。

肉棒は張りのある亀頭が赤銅色にぬめり、むせかえるような強烈な雄の臭いを発している。

六尺褌常用。クリニック内でも着替えの様を患者に見せつけたりすることもある。

看護師の田畑とマンションで同棲中。

凝った料理などは食材の入手から自分で行い作ることもあるが、日常の家事は田畑に任せている。

高級車(ベンツ、最高グレード想定)を所有しているが、普段は田畑に運転を任せている。

 

●田畑看護師

同クリニック看護師

三十代半ば 百七十二センチ、八十八キロ。独身。

腰まわりにがっちりした厚みのある身体付きの青年。

むっちりとした筋肉質、肉感的な身体。

体毛は薄いが、日焼けした滑らかな肌が年齢を物語る。

柔道体型(実際は元ラグビー部)。鍛えた筋肉の上に年相応の脂肪がのりはじめ、成熟した雄だけが持つ色香をただよわせている。

太い肉棒も色味は野村医師にはかなわないものの、雁高の思わずしゃぶりつきたくなるような立派なもの。先走りが大量に出る。

ケツ割れ常用。仮性包茎だが、勃起途中で自然に剥ける。

誰に対しても敬語だが、同居している野村医師にはときとしてからかうような口調になることも。

野村医師のマンションにて同棲をしている。

日々の食事等の家事は田畑が受け持つ。

軽自動車所有。他の患者などを送迎する場合には野村医師の3ナンバー運転。

 

●山崎登

43才、百六十五センチ、八十五キロ。

端から見ると典型的な中年太り体型だが、糖尿などの持病は無い。

礼儀正しい話し方。

同居は妻と二人住まい。娘二人(二十二才、二十才)は結婚と短大卒後の就職で家を出ている)

妻はパートタイムで週四日ほど事務作業に出ており、互いに自由になる所得がある状態。

学生結婚で早くに生まれた娘達は、この春には就職と嫁ぎ先が決まる。

子どもが出来てから(二十代前半)は妻との性行為も極端に減る。この5年ほどは寝室も別。

朝立ちも治療前にはほぼ無くなっていたが、今では朝食前に射精したくなるほどの性欲精力に回復が見られる。

妻は自分がEDで悩んでいたことには気が付いて無いだろうとの認識。

ペニスは長さはそうでもないが、太さだけは人並以上だと思っている。

体毛は普通、胸毛等は生えていない。

わずかに仮性包茎気味だが、少し勃起しはじめるとすぐに剥ける。

突き出た腹をしているが、学生時代は山岳部だった。

家には妻がメインで使う軽自動車一台。

通勤、クリニックと野村医師のマンションには公共交通機関で。

玉井医師のマンションには野村医師のマンションに集まり、田畑看護師の運転にて移動。

下着はトランクスやボクサーブリーフなど、妻が買ってきたものを履いていたが、クリニックでの治療を受ける中、少し派手なものにも興味が湧いてきている。

 

●西田隆志

山崎のゴルフ友達。

44才。百七十センチ八十二キロ。

馴れてくるとタメ口になりがち。

同年代の妻と大学生の長男と同居。

妻もフルタイムで働き、長男は卒業後、県外の就職を希望している。

妻との性行為は四十を超したあたりから無くなり、山崎と同じく寝室は別室。

山崎に比べると身だしなみに気を使い、若く見える。ゴルフ好き。

肉付きのよい日焼けした裸体、年相応の肉付きにしっかりと脂ののった身体付き。

体毛は普通だが、股間やすね毛は濃い。

肉茎はズル剥け。

黒ずんだなめし革のような皮膚に包まれ、うなだれたままの状態でも太い血管がとぐろをまいている。すっかり剥け上がった亀頭は沈んだ赤紫色のにぶい光沢をはなち、くっきりと切れ込んだ鈴口が勢いのいい噴出を予感させる。

鶏卵ほどもある二つの金玉は、緊張ゆえか引き締まりつつも大量の白汁を内に蓄えた確かな重量感を示していた。

通勤、クリニックには公共交通機関利用。野村医師のマンションには山崎をピックアップし車での移動。

下着はビキニタイプなど、派手なものを好む。

玉井医師のマンションには野村医師のマンションに集まり、一台で移動。

 

●村岡昭一

56才。禿頭。163*84。

野村医師や山崎を小柄にしたような体型。

しゃべり好き、わずかな関西風なしゃべり。

脂ぎった肌つや。見た目通りの狸親父。周囲からは精力絶倫に見られるが、もともとは太短い逸物で何度も射精が可能であった。

ワシ、宮内に対しては「寛(ひろし)」呼び。他者には「さん」付け。野村医師には「先生」、田畑には「看護師さん」もしくは「田畑君」。

精力的な容貌ではあるが、ED気味。刺激をされると太くはなるがガチガチの硬度まではいかず、どこか柔らかいままで射精。また刺激が途絶えると萎えてしまう。射精は月に数回程度。

宮内とは30年近い付き合いで、今は互いのマンション(歩いて行ける距離にあるが、宮内は自転車にて。遠出は宮内の車で動くことが多い)を行き来し、週末は村岡が宮内のマンションに金土と泊まり(パート2.5とは逆の設定)週末同棲のような感じ。

飲み屋には2人でよく顔を出しているが、互いに束縛はせず平日は適当に遊んでいる。村岡の方はゲイ向けの性感マッサージなどが好きで、そちらではかなりの割合で勃起もする。

昔はタチもやっていたが、宮内との関係においてはEDになる前からウケ。

後に宮内とともに山崎、西田との、あるいは玉井医師との合同セッションにも参加する。

 

●宮内寛

54才。短髪。白髪の混じったごま塩頭。170*80。

いわゆるさぶ系の「いい男」に脂が乗った感じで、飲み屋や発展場でもかなりモテる。

がっちりとした体格。ゴルフ灼け。

村岡が話す役、自分は補足する役回りと自覚している。

私、もしくは自分、興奮したときにのみ、俺。村岡に対しては昭一呼び。他者には「さん」付け。野村医師には「野村先生」、田畑に対しては「田畑君」。

西田の逸物と似ていて、形のよい上反りの堂々としたもの。ガチガチに固くなり、一度勃起すると射精まではほぼ萎えることがない。

本人としては精力の衰えは特に感じておらず、週に3回程度は射精している。

自分では治療の必要性も感じてはいなかったが、村岡のEDの原因が2人の関係性にも起因するのではとの野村医師の判断にて、2人同時の治療へ参加することとなる。

村岡との関係はオープンリレーショナルシップ(自分達ではそのような言葉は使っておらずクリニックでそう言われるという話しを聞く)であり、互いの他者との性的関係については気にしない。自分もSNSなどで相手が見つかれると、平日を使い性的関係を結んでいる。その際に自分に相方がいることは伝えている。

タチウケこなすが、村岡との関係ではタチ。

 

●玉井医師

大学で男性性機能回復に関する講義を持つ。

五十代半ば、百八十センチ、百キロ超。

私 主語を省く傾向あり 君(他者に対し) 玉井医師 玉井先生

野村医師も研究に興味があり、クリニック開業以前から研究室に顔を出し、データ収集への協力をしてきている。

薬剤メーカー、他企業とも積極的に研究内容の情報交換を行い、一部では「男の最後の救世主」と呼ばれている。

黒髭、短髪のごま塩頭。一重の優しい目なざし、包容力。古風な言い回しを好み、大学教授ということもあり他者に対して指示的な口調となりがちだが、顔の柔和さから学生からの反発は少ない。

胸の厚さも腹の出具合も威風堂々。

短い猪首から胸にかけて、白衣の襟首から覗く剛毛の胸毛がこれまた匂い立つような男臭さを発揮していた。腕や手の甲にも、もっさりと毛が生えており、雄の逞しさを際立たせている。胸から股ぐらまでびっしりと生えた体毛は黒々と獣のように波うち、腋や股間からは男の野生の臭いが立ち上がる。むせかえるような男の色気。

ペニスはズル剥け、持ち重りのする、山椒の摺り子木のような巨根。

普段は越中褌常用だが、今作内では自分の開発した性欲増強剤を組み合わせたブリーフを着用。

性欲増強剤の開発に一定の成果が見られてきた中、次は性感快感のフィードバックとバイブ、リングなどのコントロールについての研究に取り組んでいて、すでにペニス、睾丸、前立腺などを同時に刺激しつつ、装着者の射精管の律動を同時計測し、いわゆる「寸止め」の状態を作り出すところまできている。

ドイツ車(マイバッハ想定)所有。

 

●甚兵衛

五十九才、百七十八センチ、百二キロ。巨根巨漢。

本名:酒井田甚之助(さかいだじんのすけ)

体毛は薄いがほぼ毎日のジム通いで筋肉量がすごい。逸物はゆうに二十センチを超え、血管がまとわりつく肉茎はごつごつとした凶悪な様相を示す。睾丸も鶏卵ほどもあり、村岡のふぐりと同程度の大きさ。

マッサージ「回春堂」のオーナー兼施術師。

オーナーが変わらない店としては地域では一番古く、二十年以上も地道に営業を続けている。

一人称は私、客に対しては〇〇さん、客や親しい者からは「甚さん」と呼ばれることが多い。

基本はですます調の敬語で話すが、客が希望すればロールプレイを含め、かなりの対応も可能。

サービス内容としては指圧とマッサージを中心に性的なサービスにも応じていて、固定ファンも多い。

飲みにも出ているため、顔と人脈も広く、このあたりの古参のゲイであれば誰もが知っている存在。

村岡と宮内が付き合いはじめの頃(30年ほど前)はまだ独立しておらず、一般のマッサージ店で修行をしていた。その後資格も取り開業となったが、それ以前に村岡宮内との複数プレイも経験している。

仕事柄、体調や感染症については注意しており、検査や予防も欠かさない。常連客については検査の頻度なども記憶している。

宮内はその後は挨拶をする程度の付き合いと変化していったが、村岡は月に一度は利用するほどの常連となった。

経験も豊富であり、プレイの幅の広さから、マッサージそのもの、リフレッシュの人気も高く、基本は予約消化で商売が出来ている。

通常は六尺だが、客からの要望でコスチュームの変更は可能。通常営業中でも日に4回ほどであれば射精可能

一人暮らし、店は10時から基本は夜8時までだが、要望があれば休日や時間外にも対応。

恋人は作らず、広く付き合っていくタイプ。

 

 

 

■これまでの男性専科クリニックシリーズの流れ

(パート3については共作作品のため、現時点ではpixivへは未掲載)

 

●パート1

山崎の初回クリニック受診 衝撃的な検査を受け、久しぶりの勃起と射精を味わう山崎

 

●パート2

二週間に一度の通院 この間、EDはいくらか改善 二ヶ月後に、初めての西田と一緒に受けるセラピー

 

この時点で相手がいる場合にはEDはほぼ回復

だが、一人で行う自慰行為には不安もあり、勃起力が弱まる

 

その後、二週間ごとに山崎一人での受診と、西田と一緒のグループセラピー開催

 

●パート2.5

最初のグループセラピー後、初の通常通院での出来事

 

通院とセラピーを重ねる中、山崎本人は射精量や精液の粘りなどに少しの不安(玉井とのセッションで解消していく)を感じている

 

●パート3

最初のセラピー後、六ヶ月後に、玉井医師とのセッション

クリニックでの玉井医師の新薬を使った強烈な体験 医師のマンションでの汗と精液にまみれた乱交

 

●パート4

玉井医師とのセッション後、一ヶ月のグループセラピーでクリニックよりゴルフ合宿の提案 さらに一ヶ月後に、土日泊まりでのゴルフ合宿

その夜に泊まった温泉で、村岡と宮内のペアと知り合い、露天風呂でのセンズリ大会

 

●パート5

ゴルフ合宿で知り合った村岡、宮内がクリニックに2人で来院 初めての治療の中、2人におけるタチウケの概念が再構築される

 

 

以上