雄渾寮の四季

その4

 

 俺達にとって、新歓コンパのメイン行事はこの団歌合唱だったんスが、これだけじゃ納まらないないのがウチの団の飲み会なんスよね。
 なんたって、一回生全員が盛大にぶっ放すのを抱きしめた全身で感じながら、自分達は俺達のチンポを握るだけだった二回生の先輩方が、このままコンパ終わって部屋に戻るまでナンにも無しなんてのは考えられないハナシなんス。
 もっとも、こういう飲み会のときには最後には全員入り乱れて、ってことになるパターンがほとんどなんスが、このときばかりはまずは二回生の労をねぎらおうってことで、上の先輩方も協力することになったッス。もちろん、世話になった俺達が先頭に立って奉仕するってのは当然なんス。
 で、このときの二回生の先輩のへの「ねぎらい方」がまた、すんげえいやらしくって、俺、来年が待ち遠しくなるくらいのものだったんスね。

 

 団歌の発表が終わった後、俺も「お疲れさん」ってことで飲まされたんスが、大岳先輩も席に戻ったら上の先輩方から結構盃を勧められてました。
 酒豪の先輩のことッスから、酔いが回ったりはしないんス。それでも酒が進むにつれ、100キロを超す団内で一番のガタイをした先輩の巨体が桜色に染まっていくのがすんげえエロいッス。

 

 団員の中では四回生の元団長、四宮(しのみや)先輩に次いでデカい大岳先輩のチンポも、コンパの最初っから勃ちっぱなしなんス。素っ裸で飲んでるワケッスから、先輩のぶっといチンポは回りの団員からも格好の慰み物になってたっス。
 みんな最初は遠慮がちに弄ったりシゴいたりしてたんスが、ちっとやそっとの刺激ではびくともしない先輩のふてぶてしい肉竿の感触に、だんだんエスカレートしてくるんスよね。
 結局、大岳先輩をみんなでイかせてやれってことになったっス。

 

 大岳先輩のガタイを支えられるのは副団長の倉田先輩ぐらいッス。
 足を投げ出して座った大岳先輩を抱きかかえるように倉田先輩が後ろに回ったッス。倉田先輩が大岳先輩に何か囁くと、大岳先輩、素直に頷いて万歳するように両手を倉田先輩の首に回すように後ろに回したッス。
 こうなると、大岳先輩の鍛えた相撲取りのような肉体が、全身、無防備に晒されることになるッスね。もたれかかった巨体の重さを支えながら、倉田先輩、大岳先輩の分厚い胸肉をびっしりと剛毛に覆われた両手で嬲り始めたッス。
 そこにデカさでは団内一の四宮先輩が、大岳先輩の肉体をまたぐように立ちはだかるんス。当然、四宮先輩のぶっといチンポが大岳先輩の顔の真ん前に来ることになるッスね。もちろん、大岳先輩、500mlのペットボトルぐらいありそうな四宮先輩のチンポに舌を這わせ始めます。
 首筋に倉田先輩の吐息を感じながら胸を弄られ、口では四宮先輩の雄竿を味わう大岳先輩。残りは下半身だけなんスね。ここは当然、一番下っ端の俺が担当ってワケッス。
 さっきまで俺の腰に押しつけられてたチンポをしゃぶらせてもらおうと、俺、這いつくばるようにして先輩の股間に顔を近づけたッス。

 

 汗とアルコールに混じって、鍛えられた雄にしか出せない、何とも言えない匂いが先輩の股ぐらから立ち昇ってます。俺、その匂いを嗅いだだけで、一度はうなだれていた自分のチンポがまた勃ち上がってくるのを感じたッス。
 大岳先輩の投げ出した両足の間に寝っ転がるようにしてる俺ッスから、でっかくなったチンポが床に当たって痛いぐらいだったッスね。

 

 間近に見る大岳先輩のチンポ、そりゃあもう「すんげえ!」の一言ッス。
 長さ太さでは四宮先輩が勝ってるんスが、それでも普通の奴の2倍はありそうなボリュームは、入団以来、喉訓練で鍛えた俺の尺八テクニックにも、どっか余裕のある風情で勃ちきってるんス。。
 赤ん坊のこぶしほどもある先端は俺の唾液と先走りでてらてらぬめって、しゃぶりあげてる俺の顔が写りそうなぐらいッス。ぎちぎちに張りつめた竿の部分も鈴口から続く尿道が指ぐらいの太さに盛り上がってすんげえ卑猥な形ッス。
 もっさりとした茂みからぶらさがってるふぐりの中には、卵ほどもあるのでっかい金玉がせめぎ合うようにごろごろ転がってるッス。

 先輩のチンポ、20分近くもしゃぶってたんじゃないっすか、俺。
 舌と唇、両手とあらゆるテクニックを駆使しても、なかなかイく気配を見せなかった大岳先輩のチンポが、ぐっぐっと、更にデカさを増してきました。
 倉田先輩の毛深い肉体に回されていた大岳先輩の両手が、いつの間にか四宮先輩の尻肉をがっしと掴んでます。俺の上半身をぐっと挟み込むように、二抱えもありそうな大岳先輩の太股に力が入ります。
 ちっとやそっとの刺激には慣れっこになってる大岳先輩も、さすがに3人の雄に快感のツボを責め立てられて、やっと限界が見えてきたみたいなんス。

 

 トドメは倉田先輩と四宮先輩が聞こえるか聞こえないかっていう小さな声で歌いはじめた団歌なんス。
 俺達が団歌指導を受けてきているように、大岳先輩も、いえ、ウチの団員全員が団歌を聴いただけでおっ勃っちまうように訓練されてるンスよね。となると、すんげえガタイとチンポの先輩二人に耳元で団歌を歌われたなら、団員のほとんどはそれだけでイッチまうほどの刺激になるワケッス。
 俺自身も自分の腹の下でデカくなっちまったチンポから、まただらだら先走りが流れ出しちまってます。床と腹筋の間に潤滑油が補給されて、俺、大岳先輩のチンポしゃぶってるだけでもイきそうなぐらいなんスね。
 最初はゆとりのあった大岳先輩のふぐりが、次第次第に金玉を持ち上げるように蠢き、ぷっくりと割れた先端から流れ落ちる先走りもすごい量になってきたッス。先輩のぶっとい太股の間に顔を埋めている俺にも、時折びくびくっと緊張する先輩の尻肉の気配が伝わってきたんスね。

 

 あ、大岳先輩、そろそろイきそうだ、って、しゃぶってる俺にも直に伝わって来てるッス。
 このままじゃイくときの緊張で四宮先輩のデカマラを「噛んじまう」って思ったんでしょう。大岳先輩、四宮先輩のチンポを抜き出すと自分の顔中にめちゃくちゃに押さえつけるようにして刺激しはじめました。ごろごろ転がる太竿からは一層強烈に四宮先輩の匂いが感じられるんスね。
 さすがの大岳先輩も、四宮先輩の団内一の太魔羅と倉田先輩の剛毛に覆われた巨体の感触、それに先輩方に鍛えられた俺の尺八のテクニックに、ついに「堕ちる」時を迎えてしまったんス。

 

「押忍ッ、先輩ッ! 俺、イきますッ! 浩治ッ! いいか! イくッ! イくぞッ!!!」
「出せッ! 大岳ッ! 気合い入れて、汁、出しちまえッ!」
 ホール中に響き渡るような大岳先輩の雄叫びが上がったッス。
 後ろから全身をまさぐる倉田先輩が気合いを入れます。
 その瞬間、先輩のチンポしゃぶり上げてた俺の口中に、火傷するかのように熱い汁が噴き出したのを感じたっす。
 先輩の汁が何度も喉奥にぶち当たり、口一杯に雄汁特有の生臭さが広がるッス。
 先輩のチンポの噴上げる脈動に合わせ、ぐりぐりと先端をつぶすように舌先で舐め上げ、唇と右手で絞り上げるように扱き上げるッス。ぐぐっと下腹部に張り付こうとするふぐりを左手で引きはがすように揉み上げます。
 でっかい鶏卵ほどもある金玉から上がってきた先輩の汁は、一噴きだけでも相当な量があるんス。その全部をこぼさないように飲み干すには、しゃぶりながら喉を鳴らして飲み込むコツがいるンスよね。

 

 欲望のまましゃくりあげるように突き上げてくる太魔羅に思わずえづこうとする自分を必死に押さえながら、俺、一滴も残さずに先輩の雄汁味わおうと必死ッス。先輩の「汁」をいただけることで、俺、先輩みたいな憧れの雄一匹になれるんじゃないかって、思ってるッスから。

 

 先輩のすんげえ射精の余韻を味わいながら、俺、口の中に溜まっていた雄汁をごくっと飲み込んだッス。
 何度も噴き上げる先輩のチンポから最後の一しずくを絞りあげたとき、汗だくの大岳先輩の緊張が解け、倉田先輩に全身を預けた様子がはっきりと分かりました。
 イッた直後の先端を捏ねくり回すようにしゃぶり上げる舌の動きに先輩の腰が震えたとき、俺、どっか大役を果たした満足感とでも言えるようなものを、味わってたッス。

 

 むせかえるような雄達の汗と雄汁特有の匂いに包まれながら周りを見渡すと、そこここで二回生を中心にした固まりが出来てました。
 ほとんどの集団が汁の噴き上げを堪能したようで、二回生の先輩方がまだ汁が垂れるチンポを振りかざしながら三回生、四回生のチンポをしゃぶりはじめてる姿も見えたッス。

 

「そろそろ一次会は締めようと思うが、三回生四回生はまだまだイッて無いものがほとんどだと思う。そのままここでヤるのも良し、部屋に行ってヤるのもよし。一回生、二回生ともに、今夜は先輩方には礼を尽くすこと。また、上の者は一回生の歓迎もしたりないようだから、存分に色々味あわせてやってくれ」
 仁王立ちになって、自分も一回生と二回生にチンポしゃぶらせてる太田団長が、ホール中に響く豊かな声で一次会の終りを告げたッス。

 

 今夜はおそらく俺自身も、それこそ何発も先輩方に雄汁を絞りとられるのは覚悟してるッス。それはそれで当然のハナシなんすが、団長の声を聞きながら俺、大岳先輩だけじゃなくって、倉田先輩、四宮先輩の汁も「味わえる」と思って、また昂奮しちまってました。
 先輩方に「部屋に戻るッスか? それともここで、そのままヤるんすか?」って尋ねながら、朝までに何発、汁をぶっ放すことが出来るかを考えてた、スケベな俺だったっス。

 

 新歓コンパ、俺達新入生が団に歓迎されるのはもちろん、新入生自身が先輩方を歓待するってのも、ウチの団の風習らしいッス。
 俺、まだまだ飲み足りない汁を想像しながら、この団に入団して、ホントによかったって思っていたッス。

 

 ・・・って、今日のハナシはどうでしたか?
 次回は「大会」って呼ばれて毎月の月例行事になってる色んなコトのハナシッス。
 雄魂寮では土曜日毎に趣向を凝らした行事があるんスけど・・・。ヤバいッス、俺、そのコト考えてたら、チンポがおっ勃ってくるほどなんス。俺もチンポシゴいて張り切ってますから、みなさんも楽しみにしていてほしいッス。
 そいじゃあ、次回まで、またちょっとだけお休みもらうッスね。みなさんも、お元気で!