冨士見消防署獣人吏員

その8

登場人物など

 

登場人物と小説の背景について

 

■登場人物

 

*吏員とは消防士の職務上の呼び名であり、一般的には常勤の地方公務員を指す

 

●熊部弦蔵(くまべげんぞう)

熊獣人、52才、192センチ、148キロ。

消防司令補にて第1小隊隊長兼小隊第1班班長。

妻帯者、息子2人は独立。

 

●猪野山良次(いのやまりょうじ)

猪獣人、47才、175センチ、120キロ。

消防副士長、熊部班(第一班)副班長。

妻帯者、上の娘は既婚、下の娘(23才)と妻と同居。

 

●荒尾蘭堂(あらおらんどう)

人族、36才、170センチ、76キロ。

第一班吏員。消防司令補。妻帯者。

レスキュー(救助隊員)として特別救助資格を持ち、通常もオレンジの活動服を着用している。

妻帯者。

 

●相良新一(さがらしんいち)

人族、30才、172センチ、80キロ。

第一班吏員。

消防士長。妻帯者。

 

●良町悟(ややまちさとる)

ヒト族、24才、168センチ、74キロ。

第一班吏員。独身。

 

●猪野山佐吉(いのやまさきち)

猪獣人、20才、173センチ、102キロ。

第一班吏員。消防士。

消防学校卒業後に今年配属となったばかり

猪野山良次の親戚。独身。

 

●牛ノ宮大河(うしのみやたいが)

牛族、41才、180センチ、140キロ。

第1小隊第二班班長。消防司令補。

 

●猪頭六道(いのがしらりくどう)

第二班吏員、猪獣人。50才。

レスキュー資格保持者。

 

●北部正孝(ほくぶまさたか)

第二班吏員、ヒト族。33才。

看護師資格も持つ。

 

●益城達也(ましきたつや)

第二班吏員、ヒト族。28才。

 

●猪狩健一(いがりけんいち)

第二班吏員、猪獣人。25才。

 

●護藤幹也(ごんどうみきや)

第二班吏員、ヒト族。24才。

 

 

■環境設定

様々な動物種をトーテムとする獣人と人族が共存する社会。

舞台は人口5万人ほどの小さな市。全国的にも消防署としては管轄面積の狭い地域。

救急車2台と消防車3台(うち1台は地域消防団の所有)を運用。大規模火災のときには周辺自治体の消防本部に応援依頼をする。

 

消防吏員は体力や熱耐性、踏破能力などとの兼ね合いで火災現場出動は獣人吏員の出動比率が高い。

 

年間の出動は火災が15件程度、救急出動は2200件、救助要請(交通事故等)50件ほど。

署員44名で署長含む8名が日勤、残り36名が三部制交代勤務(一日働いて二日休み、勤務→非番→週休の繰り返し、月に一度の日勤と連休)

1つの小隊は6名X2班体制(本来は一班7名の構成であるが、各班欠員のために6人で回している)。一つの小隊と班は半年ごとに再編成される。

 

以上