山寺の一年 続・不良青年更生寺院顛末記

その6

 

■■登場人物の紹介と環境設定について■■

 

■登場人物

 

●野間翔平

19才、172センチ66キロ。

→20×172×84キロ。

中学生時代から不良グループと交わり始め、暴走行為や万引き、カツアゲなど行ってきている。威勢はいいが、根は小心者の部分もあり、傷害や大きな窃盗などの犯罪は犯してはいない。

高校をなんとか卒業して仕事にも就かず、かつての仲間達とつるんでいた。

業を煮やした両親がほぼ拉致するかのように向かったのが、カウンセラーが紹介してくれた山寺。

放り込まれるように寺に預けられ、そこで男同士の行為を否応なく覚えさせられていく。

入山時金髪→坊主頭に。すぐに色も抜ける。仮性包茎ピンク色→平均より大きめて露茎へ。

 

●野間道成(のまみちなり)

翔平の父。44才。

 

●野間道和(のまみちかず)

翔平の伯父、道成の兄。47才。

若いときに剛健寺に自ら志願して入山している。現在も経済的な支援を続けている。

 

●道円阿闍梨

剛健寺住職。

178センチ、114キロ、62才。

鍛えられた筋肉と脂肪が乗った見事な肉体をまだ黒々とした剛毛が覆っている。

毎朝、頭と髭を剃るが、発毛が早く夕方前には肌を合わせればジャリジャリと髭が当たるほどとなる。

精力絶倫で寺のもの達の憧れの存在ではあるが、10号棒までの金精修行を終えた仮僧侶以上の者のみが肌を合わせることを許されており、研修生達には手を出すことは許されてはいない。

およそ常人には持ち得ない巨根(直径7センチほど、長さは28センチ)で、僧侶の中でもかなりの修行を積んだもので無いと受け入れられない。

己の肉棒を挿入したものを必ずトコロテンさせるため、『突き棒和尚』とも呼ばれている。

 

●早野正成(はやのまさなり)

23才、172センチ、94キロ。

僕。上級僧侶の前では俺。

優しい青年だが過剰防衛にて傷害致死事件を起こしている。

入山3年目の仮僧侶。今作にて念願の正式な僧侶として認められることとなる。

翔平の世話役として任命され、色々と世話を焼く。

翔平が初めて手コキと尺八で射精させられた相手。

完全露茎。直径4センチ、長さ17センチ。

 

●水内継男(みずうちつぐお)

翔平より5ヶ月前に入山した(させられた)青年。傷害事件を起こした過去があり、少年院にも収監されたが、退所後も生活態度が変わらなかったため、親戚により連れて来られた。

164センチ、80キロ、19才。

入山時は70キロで、その後10キロほど増量。

既に同性同士の交わりや修行を楽しみとするようになっており、金精様は5号棒まで呑み込めるようになっている。

来月28日の総身改めで仮僧侶の判定を受ける予定。後に仮僧侶、僧侶資格を得る。

翔平入山時での研修者はこの水内と主人公の2人のみであった。

 

●陣内耕一

7年目となる僧侶。水内の相坊。

26才、158センチ、78キロ。

直径3.5センチ、13センチ。小振りではあるが、勃起時の硬度は凄まじく、何度射精してもガチガチにすぐ勃起する摩羅には寺内でもファンが多い。

ガッチビの発達した筋肉と、道円和尚にも負けないような濃い体毛を誇る。

性欲精力ともに強く絶倫。通常、一日に8回ほど、何か儀式があるときには二桁以上の射精回数を誇る。

正式な僧侶名を名乗る資格があるにも関わらず、なぜか名乗りをせずにいる。

 

●良円(りょうえん)

剛健寺僧侶

42才、166センチ、88キロ。

20年以上をこの寺で過ごす道円和尚の右腕の一人。

 

●康円(こうえん)

剛健寺僧侶

40才、175センチ、90キロ。

20年以上をこの寺で過ごす道円和尚の右腕の一人。

 

●宗円(そうえん)

剛健寺僧侶

32才、168センチ、92キロ。

 

●日円(にちえん)

剛健寺僧侶

36才、170センチ、96キロ。

入山して1年後に下山。その数年後、寺での生活が忘れられず、自ら志願して再び僧侶となる。

 

 

■環境設定など

 

●剛健寺

スマホの電波も届かない、深い山にある古来密教系の流れを持つ寺院。

緊急時用の登山用衛星電話はあるが、和尚の管理の下にあり、個人が使うことは出来ない。

 

途中の跳ね橋は来訪者があるときのみ下ろされ、普段は寺を出たら遭難は必須。

20数人の僧侶と3人の仮僧侶、2人の研修生(僧侶見習い)が在寺し、米以外はほぼ自給自足の生活を行いながら修行をしている。

 

食事は四つ足の動物(豚や牛)は摂らぬが、鶏肉や魚は普通に食している。大豆製品等たんぱく質や精の付く野菜等も大量に用意されており、僧侶達の体格はいずれも見事なもの。

 

古い密教の流れを汲む寺ではあるが、現在では同宗派の寺は無く、一宗一寺の独立した教えを持つ。

本尊は荼伽天(ダーカ天=男性形態の性愛の神=男性形態の荼枳尼天)であり、2体の男性が性的な結合をしている状態を現している。その教えは性的な行為も生命の輝きとし、積極的にすべきものとして捉えている。

『他者功利』を修行の旨として掲げており、自分で何か行為を成すことよりも、他者を助けることを第一としている。

食事や排泄も2人一組で行い、互いに食べさせあう、摩羅の支え、排泄後の処理などを互いに行う。

射精もその1つとして捉え、精力に応じて日に数度のノルマが個々人に設定されている。

その際に自らの手で扱くことは禁止され、他の者による手や口、肛門性交による射精のみが許されている。

その射精についても『他者功利』の教えから、手での扱き上げによるものよりも口や肛門による射精の方がよしとされ、そのために尺八の訓練や肛門性交を激しく行うための日常的な肛門拡張訓練が行われている。

 

いわゆる『男子不良の預かりと更生』の寺として一部では有名であり、対応に困った家族が聞きつけ、年に数人の受け入れをしている。

入山後の一年間は家族ですらも面会禁止という厳しいものではあるが、修行を終えたものは皆更生するとの噂になっている。

預けられた者の中で数人に1人は一年間の修行後も寺に残り、正式な僧侶として修行を続けていく。

 

●金精修行

肛門による刺激に慣れ、どのような大きさの相手とも肛門性交が出来るようにと、1号棒から10号棒までの太さの違う張り型(金精棒)を、最初は小さなものから挿入し、段々と大きなものへと慣らしていく修行。

風呂と排泄時・性交時以外は一日中挿入されており、開発が進めば身体のわずかな動きにも性感が刺激され、一日中勃起が持続することになる。

10号までの開発が進み、上級僧侶から一日中の勃起が認められた段階で定められた修行としてはいったん修めたことになるが、その後も自主的に挿入しておき、快感と楽しむものがほとんどである。

 

●張り型(金精棒)

1号棒は直径2センチ、長さ11センチ。

5号棒は直系4センチ、長さ15センチ。

10号棒は直系6、5センチ、長さ24センチ。

先端部は亀頭を模しており、雁高な作り。

真珠入りの摩羅のように幾つかの瘤が作られており、挿入中は前立腺を常に刺激するような拵えとなっている。

根本の部分は挿入部の安定と脱落防止のために一度細くなり、最終部分は完全に入り込んでしまわぬようにT字型になっている。

常用することになる六尺褌の縦褌できつく押さえられることにより、肛門内への刺激が強化されている。

2人の僧侶が制作に当たり、前立腺への刺激の具合、雁の具合などの情報を収集しながら、より快感が高まるものへと改良を重ねている。

早いものでは数ヶ月のうちに10号棒までを日常生活に支障なく挿入留置できるようになるが、個人差も大きいため、人によっては数年かかる場合もある。

 

●研修者と仮僧侶、僧侶

最初に寺に来たものは全員が『研修者』とされ、その日のうちに頭髪はバリカンで坊主頭に刈られてしまう。

研修生には選ばれた僧侶もしくは仮僧侶が1名、相坊と呼ばれる教育担当として付き、このペアは研修生が仮僧侶となるまで続く。仮僧侶と認められた後は、別の僧侶ともペアリングも可能(3人でのグループもあり)となる。

 

金精修行にて5号棒をクリアした研修生は仮僧侶となり、他の仮僧侶・僧侶から尻穴を使われることを許される。この間は他の仮僧侶、僧侶から尻穴を犯してもらうことは出来るが、他の研修生、仮僧侶、僧侶への挿入は出来ない。

 

さらに7号棒(直径5センチ、長さ17センチ)をクリアした仮僧侶は、どの階層のものへも挿入行為が可能となる。

 

金精修行を10号棒まで修めた仮僧侶が毎月8日と28日に行われる『総身改(そうしんあらため)の儀式』を経て、正式な僧侶として認められることになる。

 

最初の一年間の修行後に僧侶として既に認められており、さらに寺に残ると決めたものは寺を出ずに正式な僧侶として修行を続けていくことになる。

さらに僧侶となったもののうち寺での修行が5年を超えたものには、僧侶名を名乗ることが許される。

 

●金精の儀(こんせいのぎ)

入山した研修生が初めて金精修行に入るために、1号棒を肛門に入れられる儀式。

これから後、入浴と排泄時以外の寺で過ごす時間は、すべて金精棒が尻に差し入れられた状態となる。

毎日の勤行で、相坊から出し入れの具合を判定され、見極めがなれば段々と棒の号数が上がっていく。

 

●勤行(ごんぎょう)

早朝、朝、午後、夜と一日に四回行われる僧としての勤め。

全員が全裸となり、読経する相坊の逸物を尺八し、射精へと導く。その際になるべく手を使わずに口舌の動きだけで相手をイかせることがよしとはされているが、相手や自分の経験・鍛錬不足により射精が見込めない場合には、手を使って射精を促す。

相坊同士、交代して行う。

時間や余力があれば数回の射精も推奨されている。

午後と夜の勤行では肛門性交も推奨され、この場合は2人とも読経をしながら同時に絶頂に達することがよしとされる。

この修行を重ねることで、読経すること、聞くことだけで勃起し、先走りが出るようになる。

 

●諷経(ふうぎん)

集団での読経。音調やリズムを合わせることでより深い没入感が得られるとされる。

 

●寺での一日の流れ

04時

 起床

 衣直し(新しい六尺を締める)

 勤行(読経と尺八・手コキによる射精)

04時半

 お役目=掃除洗濯、畑仕事、鶏の世話等

06時

 朝食

07時

 勤行(読経と尺八・手コキによる射精)

08時

 お役目=畑仕事、鶏の世話、細工物等

12時

 食事

13時

 午睡

15時

 勤行(読経と尺八・手コキ・肛門性交)

17時

 入浴

18時

 食事

19時

 勤行(読経と尺八・手コキ・肛門性交)

21時

 自由時間

22時

 就寝

 

●総身改めの儀式

毎月2回、8日と28日に1人を複数の者が囲み、逸物を扱かずに射精させることを目的とした儀式。

竿扱き以外のあらゆる刺激を行い、全身が感じるようになるための修行でもある。

この日に5号棒までをクリアした研修生が仮僧侶として認められることも多く、その際には頭部剃毛の儀式も同時に行われる。

 

 

■用語等

 

●荼伽天(ダーカ)

 男性形態のダーキニー

 シャクティ信仰(性力信仰)の対象

●荼枳尼天(ダーキニー)

 女性形態、性愛の女神、性力信仰の対象

●陀羅尼経、陀羅尼

 

以上