獣人が闊歩する町でのアマチュア相撲大会。最重量級の土俵では、200キロもの重さを誇る大型雄獣人達が有り余る精力と体力をぶつけ合う。
参加選手の一人、猪獣人のおっちゃんと付き合うことになった小型イヌ獣人の主人公が味わう、獣臭と雄フェロモンにまみれた体格差セックスと極限の快楽。
Skeb依頼作品。
拙作内としては『とんでもないことになった話』の1つではありますが、まあ、ここしばらくの自作品はだいたい『とんでもないこと』になってるような気もしておりまして(笑)。
作中での重量級選手達による『肉垣肉柱』。
これは拙作の『雄志社大学柔道部 副主将の受難』と『明友大学ラグビー部 鐙田一心のとある一日』にて描かれた、エロテクの一つです。
初出の2作品では相撲部と柔道部の猛者達によって行われたこの行為を、重量級獣人達にやらせたらどうなるかとの作者の思いで書いてみました。
生の肉体と皮膚との摩擦だけでは無く、獣人モノならではの獣毛による刺激、体格差で生じる快感など、新たに加わったポルノ的要素を堪能していただければと思います(^^)/
依頼内容としては1対1の関係が示唆されていたものですが、相変わらずの作者の好み(1対多)として登場人物数が大幅に上昇しておりますm(._.)m。
小説本文57000字ほど。
簡単な登場人物紹介を、最終ページ(10ページ)に載せています。
●世界観設定について
作者が書く獣人世界の物語、その社会基盤についてはほぼ統一した世界観の下に創作をしています。
獣人類、と記される種族においてはヒト族は多数派では無くあくまでも数多ある種の一種ではありつつ、他獣人類のベースとなる肉体機能を保持している種属として、主に科学者や歴史学者からは特別視されている存在。
各獣人種に関しては『トーテム』と呼ばれる元野性動物に関しての一定の敬意はあるものの、意思疎通や特別な親密感があるわけでは無く、あくまでも獣人と野生種には厳密な区別がなされています。
生殖については基本は同族間に依るものとなりますが、たまに『混じり者』として異なる族間での生殖例も見られ、これはベースとなっているヒト族の血によるもの。
性的交流においては族の縛りはほぼ無く、性別や種族を問わずに幅広く行われているのが現状です。とりわけ大型種においてはその精力の旺盛さに雌雄の差が大きく、特に雄性個体に関しては互いに満足のいく性行為を行うため、同性の相手を求める確率が高くなるようです。
社会的には従来の『家族』や『家庭』と置き換わる形で『生活パートナー』『性的パートナー』としての、社会契約による結びつきが存在します。これらはいずれも複数人との契約が可能であり、緩やかな結合と契約者間の肉体的・精神的保護義務の発生とともに、社会保障範囲が拡大されていくために、一定の年齢を重ねる中で、どちらか、あるいはどちらも複数のパートナー契約を結ぶものが多数となっています。