その8 ザーメンコンニャク
「さっきは豚田さんのお腹の上でいい気持ちだったろうけど、今度は僕が下になるから普通に挿れてもらっていいかな、トリル君」
「あ、はい、日熊さんの顔見ながらヤれるの、嬉しいです」
「なら、俺はそのままトリル君に上から挿れますね。2人分の体重かかっちゃうけど、日熊さんなら大丈夫ですよね?」
「はは、犀川さんに入れられながら、熊部さんも乗っかってきたことがあるよ。あのときは、お二人合わせて400キロ越してたんじゃ無いかな?
猪西君とトリル君の2人なら、余裕だよ、こっちも」
日熊さんなら確かに大丈夫そうじゃああるけど、一番上だったはずの熊部所長、タチるときの動きハンパないので、すごかったろうなあ。
「トリル君、豚田さんみたいな豚族のヒトの精液ウケたの初めてってことだから、3人になったら最初は俺の動きだけに集中したがいいかも。もちろん日熊さんには挿れたままでいいから、最初は自分で動こうとはせずに俺に任せてもらっていいかな?」
「あ、ボクもそう思う。あの腹の中を掻き回される感覚は、初めてのときはたぶん快感よりも違和感が大きいかもだから。でもね、トリル君。すぐに身体全体が快感になれてくるはずだから、そこから先は存分に楽しむといいよ」
猪西さんと日熊さん、今日参加の7人の中では年も近い方なので、色々親切に教えてくれる。
これがおっちゃんや所長だと、『ま、楽しみにしとけ』ぐらいで終わりそうだもんな。
「はい、このまま猪西さんに挿れられたらどうなるのか、不安ですけどそれ以上に楽しみでもあります。
さらにそれに猪西さんの精液入ってきたら、オレ、どうなるんだろうとか」
「へへ、最後は猪狩さんに入れてもらうんだろう? これで猪口さんが来てると大量射精組の4人が揃ってたわけだけど、まあ、他のヒトのもウケるだろうから、そこは勘弁な」
いや、猪西さんはぜんぜん悪くないけど、面子が揃わなかったことの詫びなのかな、これは。
「じゃあ、まずは、ボクに入れてくれるかい? 亀頭球そのものは、相方ので慣れてはいるけど、大きさが倍ぐらいも違うからなあ……」
イヌ科獣人の中でも確かにオレのは外れ値で、体長比からもかなり『デカい』らしいし。
「ゆっくり、挿れますね……」
オレ、あたりを付けた日熊さんの尻穴に、ずいと自分の逸物を差し入れていく。
猪西さんは胡坐かいて腰下ろしちゃったのは、しばらくはオレと日熊さんのを見学なのかな。
日熊さん、さっきまでの絡みではケツは使ってなかったようだけど、今日の参加の時点でトロトロに柔らかくしてきてるのは皆もそうだろうし。
「ああっ、当たってるよ。トリル君の先っぽが、当たってるよ」
「日熊さんのケツ、ぬくくてすごく気持ちいいです……。じゃ、挿れますね……」
ローションでヌルヌルにした尻穴に、じゅるりって、感じでオレの肉棒が沈んだ。
「あっ、で、デカいな、トリル君の……。どうしても見た目の身体付きで期待値決めちゃうのとかあるんで、その分のズレがすごい……」
体格差あるがゆえの日熊さんの言葉なんだけど、なんかすごく分かるような分かんないような。
「日熊さんの尻、入り口の締め付けと、中のトロトロ具合がすごい……」
「あっ、あっ、大きくなる! トリル君のがっ、中でどんどん大きくなるっ!」
日熊さんの『中』、締め付けと柔らかさのバランスがもうとんでもなく気持ちよくて。
オレのチンポ、根元の亀頭球も最大限に膨らんで、そのパンと張った塊で日熊さんの『入り口』をめくり上げるように出し入れする。
「ああっ、奥と肛門がっ、すごいっ、これすごいっ!!
トリル君のが、ズンズン擦ってくるっ!」
日熊さんみたいな大きいヒトがよがってくれると、もうオレみたいな小型種はそれだけで感動しちゃう訳で。
「日熊君みたいな大きいのが小型種にヤられてる姿ってのは、いつ見てもエロいですなあ……」
豚田さんがしみじみ言うのが、なんかオレ、ツボに入ったり。
「い、入り口が、ぐじゅんぐじゅん、めくられる……」
亀頭球をわざと括約筋に当てて、打ち込みと引き抜きを繰り返す。日熊さんの言葉通り、引き抜きのときにちょっとだけ赤い粘膜が見えるのが、すごくエロい。
そのたびにビクビク動く括約筋の締め付けが、もうものすごく気持ちよくて。
「日熊さんの『ここ』、すごく締まってて、気持ちいいですよ……」
「ああ、そんなの言わないでくれ、トリル君。すごく恥ずかしいよ……。ああ、でも、気持ちがいい……。トリル君の出し入れが、すごく気持ちいい……」
最初の挿入の心地よさを堪能したタイミングで、眺めていた猪西さんがのっそりと立ち上がった。
「2人ともいい感じのところ、俺が今度は挿れさせてもらいますね。トリル君は日熊さんに奥まで突っ込んで、ちょっとだけ動かないでいてくれるかな?」
「ああ、はい、猪西さん……」
「トリル君。豚田さんの精液ゼリー、初めてなんだろう? 怖いかもだけど、僕にしっかりしがみついておくんだ。
あ、腹筋には力入れないように、なるべく全身の力を抜いておくんだよ」
オレ、日熊さんの優しさにじんと来て、厚い胸板に頭を埋めて抱きついてた。
「挿れるよ、トリル君。俺も豚田さんの汁が入ったケツ犯すの初めてだから、ゆっくりやるから……」
そう言えば猪西さんも『初めて』って言ってたな。
「おう、トリルも猪西君も、豚田さんのザーメンゼリー初体験って訳か。
こりゃ、見物だな」
「私のが入った尻は、独特の感触になるからね……。2人とも、すぐにイッてしまわないよう、我慢するんだよ」
豚田さん、何度もそういうの見てきてるんだろうけど、なんかものすごい余裕っぷり。
ぐぷり。
猪西さんの堅い先端がオレの尻穴をくぐり抜けた。
「ああああっ!」
「うわっ! これっ、な、なんだっ!!」
オレと猪西さん、二人一緒に声が出た。
「うわっ、は、腹がっ……。ああああっ、ダメっ、腹が掻き回されるっ!!」
「我慢してっ! トリル君、我慢するんだっ!! だんだんよくなるからっ!」
日熊さんが下から抱き締めてくれる。
それはそれで嬉しいんだけど、そうされると身をよじって逃れることすら出来なくなるオレ。
オレ、猪西さんがほんの少し動くだけで、それこそ胃が突き上げられるみたいな、腹の中全部がぐわんぐわん叩かれるような、そんな衝撃を受けてた。
「なんだこれっ! 俺のチンポに、ブリブリって硬いコンニャクが巻き付くみたいに……。ああっ、スゲえっ!! トリル君の尻とっ、豚田さんの汁っ、これっ、スゲえっ!!!」
猪西さんも喚いているけど、オレはオレで、それどころじゃ無い。
「ああっ、猪西さんっ、そんな動かないでっ! オレの腹がっ、腹がガチャクチャになるっ!!」
「大丈夫だからっ、トリル君っ! 初めはみんなそうなるけど、大丈夫だからっ!」
日熊さんが必死になだめようとしてくれるんだけど、オレ、下半身全部を襲ってくるこの異様な感触に、半分パニックになってた。
「大丈夫だ、トリル君。私の固まった精液が、君の腸内全部を刺激してる。それでも君のお腹は持ちこたえるし、最初のショックを過ぎたら、その感覚はどんどん快感に変わっていくはずだ。
ほら、ゆっくり息をしなさい。吐いて、吸って、吐いて、吸って……。そうだ、日熊君とキスをするといい。
君が気持ちいいと思うことに、身を委ねるんだ……」
豚田さん、オレ達の近くに来て、ゆっくり話しかけてくれる。
オレ、その声の響きで、ホントにだんだん落ち着いてきた。
「大丈夫だよ、トリル君。ほら、豚田さんの言う通り、僕とキスしよう」
オレ、日熊さんにしがみつきながら、それこそ貪るようにして日熊さんとキスをする。
オレの口吻はイヌ科トーテムとしては短い方なので、熊族の日熊さんとのキスはやりやすい方だ。
「日熊さん、日熊さん、オレ、怖い……」
「大丈夫だよ。僕も初めてのときはそうだった。でも、後からどんどんよくなるから、どんどん気持ちよくなるからね。
それまで僕のことは考えなくていいから、ただ僕に抱きついておくといい……」
日熊さんの言う通りで、オレ、自分のチンポが日熊さんの尻に入ってることすら忘れそうになってた。
「猪西君も、初めての私の精液が詰まった尻を犯して、どんな感じだね?」
「ああっ、豚田さんっ! すごいですっ……。トリル君の尻を突くと、オレのチンポの周りが硬いゼリーかコンニャクみたいなのに包まれて……。
しかもそのコンニャク。何十もの角がブリブリってオレのチンポを嬲ってきて、とにかくすごいです、これ、すごいですっ……!!」
「どんどんピストンしたいところだろうけど、トリル君が慣れるまで、少しだけ緩めてやってくれるかい?
ほら、その間、私とキスをしよう」
「ああ、豚田さん、俺、俺。チンポ気持ちいいです。豚田さんとのキスも気持ちいいです」
猪西さんに犯されながらオレは日熊さんとキスをして、猪西さんは豚田さんとキスをしてる。
この不思議な感覚は、それはそれでなんだか落ち着いてきて。
「豚田さん、ああいうふうに若いヒトの心蕩かすの、上手いですしね。
なんといってもザーメンゼリーの製造者に直接『指導』してもらえるんだ。あの2人、一発で『嵌まる』だろうなあ……」
「豚田はんのあのザーメン、ワシ等猪族にも無い性質やからな。ワシもたまに入れられてからケツヤられると、もう頭おかしくなるほど感じてしまうさかいなあ……」
「そりゃみんなだろう、優一。俺なんか、豚田さんの精液腹に入れたまま犀川君にヤられたときなんか、記憶が飛んじまうぐらいだったぞ」
おっちゃん達の話もだんだん聞こえてきてた。虎山さんと所長、犀川さんと猪狩のおっちゃんは、4人で軽くしゃぶり合ったり扱きあったりしてる。
みんながこの『凄さ』を経験しててオレだけがおかしくなってるんじゃない、ってのは、なんだかちょっとだけ心強くなれて。
「だいぶ落ち着いてきたかな、トリル君。君の腸は破けないし、内臓にも傷は付かない。ただただ、腹の中をかき混ぜられる感触を楽しむといいんだよ。
ほら、ほら、だんだん、よくなってくるだろう?」
日熊さんの優しい声が、催眠術みたいにオレの頭に染み込んでいく。
最初のパニックを乗り越えてみれば、確かに腹の中を駆け回るザーメンゼリーの動きが、その与える刺激が、だんだんと快感に思えるようになってきた。
「あっ、あっ、なんだか、これっ、変っ……」
「気持ちよくなってきてるみたいだね、トリル君。ほら、もっと僕とキスして、唾液を飲み合おう。
2人とももっといやらしくなって、もっとスケベになって、これを楽しもうよ」
オレが大型種のフェロモンに弱いってのは、熊部所長からみんなに言ってあったみたいで。
他族の(特に大型種の)汗や唾液、もちろん精液や先走りでも、オレの頭、トロトロに溶けていく。
日熊さんと互いの唾液を交換すればするほど、オレ、ますますスケベに、いやらしくなっちまう。
「ああああ、腹が揺さぶられるのが、なんか、すごい気持ちよくなってきました。ああ、こんなん、オレ、初めてだ……」
「ふふ、もう大丈夫だね。ここから先は、もう天国だよ」
「すごっ、すごっ、身体全部がっ、か、感じてるっ!」
「そうだよね。全部が感じて、全部が気持ちいいよね」
猪西さんが出し入れするたび、日熊さんが強く抱き締めるたび、オレの腹の中がぐるんぐるんと掻き回される。
おそらくはS字から下降結腸横行結腸ぐらいまでが、みっちりと豚田さんのザーメンゼリーで埋まっている感じ。
学校のときからケツを使うことになりそうなときにはグリ浣腸やシャワ浣で『出し切って』の準備だったから、『何かが詰まってる』状態で犯されるなんて、本当に初めてだった。
「今度は猪西君の出し入れに集中してごらん。無意識に入れられるときに緩めて、引き抜きのときに締めてたと思うけど、豚田さんのザーメンゼリーのときは、出し入れどちらも軽く締め付けた形で待ってると、すごいことになるよ」
日熊さんのアドバイス通りにやってみる。
たぶんこれ、出し入れのときのわずかな空気漏れを予防するためだよな。
「あっ、それ、すごいよっ、トリル君っ! 入れるときも、抜くときもっ、ギュルギュル豚田さんのが絡みついてくるっ!
ああっ、すごいっ! 俺のチンポがっ、く、喰われるっ!
ブリブリのザーメンコンニャクにっ、俺のチンポがっ、チンポが喰われちまうっ!!」
こっちとしては、猪西さんのが出し入れで、もう腹がギュンギュン動かされていく感じ。
猪西さんの言う『喰われる』っていうのはこのときは全然分かんなかったけど、オレもザーメンゼリーでいっぱいになったおっちゃんのケツやらせてもらったときに、ああ、これか! って分かったんだ。
「まるでトリル君の尻が締め付けの強い非貫通のオナホールになったみたいだろう、猪西君?」
「ああっ、そ、そんな感じですっ! 締め付けもっ、吸い込みもすごいしっ、絡んでくるコンニャクみたいなザーメンがっ、亀頭も竿も、全部に当たってっ……!!」
「私のを注いだ尻は、タチウケどっちをするにしても感じさせてくれるからね。私も相方とヤり合って、いつも楽しんでいるんだよ。
さて、今度は猪西君の尻を使わせてもらおうか。
4連結も、なかなか気持ちのいいものだよ」
オレの『上』でやられてる、豚田さんと猪西さんの会話。
?っ?!、って思ったけど、このガタイのヒト達で4連結って、いったいどうなるんだろう?
「日熊君、頑張れるね?」
「もちろんですよ、豚田さん。しっかり受け止めますから、ガンガンやってください」
「俺、これで豚田さんにヤられたら、もう堪えきれないですよ」
「それはそれで、トリル君にしっかり出してあげるといい。君の汁が加われば、トリル君の『中』が、もっとミチミチにいっぱいになるだろう?」
もう、オレ、そんなんされたら、すごすぎる快感で死んじゃうんじゃ? って思うほどの会話なんだけど。
「少しだけ腰を止めてくれないかな、猪西君。ああ、それでいい。入れるよ、猪西君。トリル君と日熊君は、ちょっと踏ん張ってくれるかな」
豚田さん、猪西さんに挿れると同時に、その巨体をそのままオレ達の『上』に覆い被せてきた。
巨漢3人とオレの身体が、それこそアリの這い出る隙間も無いぐらいに密着していく。
「ああっ、とっ、豚田さんのが入ってくるっ!」
「すごいっ、猪西さんのが太くなって、ああっ、ああっ……!」
「ああ、みんなの重みがすごい……。トリル君のが、いっそう奥まで……」
4連結の中、『下』になった3人がそれぞれよがり声を上げる。
オレ、日熊さんと猪西さんにサンドイッチされて、豚田さんの重さもそれに加わって、なんかもう、妙なクスリでもやってるんじゃ無いかなってぐらい、幸せを感じてた。
「私が動くから、猪西君とトリル君は自然に付いてきなさい。日熊君も、それで存分に楽しめるはずだ」
豚田さん、言い終わらないうちに猪西さんを激しく犯し始める。
その動きが猪西さんからオレ、オレから日熊さんへと伝わっていく。
「うあっ、豚田さんの太いのがっ! ああっ、トリル君の尻がっ! スゲっ、スゲえっ!!」
「すごいっ! 腹がっ、ケツがっ、オレっ、おれっ、下半身が全部気持ちいいっ!」
「ううっ、トリル君のがどんどん太くなっていくよ。うあっ、すごいっ、僕のっ、僕の尻がっ、めくれてしまうっ!!」
4人の密着が、豚田さんの腰の動きでわずかに『ズレ』る。
その微妙な『ズレ感』が、ものすごく気持ちいい。
掻き回される腹の中。
出し入れされる猪西さんのチンポ。
めくり上がる日熊さんの尻穴。
全身に感じるみんなの『重み』。
オレはもう、限界が来ていた。
いや、たぶん、4人が4人とも、みんな『そう』だったんだ。
「おおっ、イくよっ、猪西君っ! 私の汁をっ、受け止めなさいっ! ああっ、イくっ、イくよっ、イくっ!!!」
「俺もっ、俺もイきますっ! ザーメンコンニャクにチンポ喰われてっ、俺もイきますっ、イきますっ、イくっーーーー!!」
「オレもイくっ! 腹ん中っ、ぐずぐずにされてっ、イきますっ、イくっ! 日熊さんの尻にっ、イくっ!!!!」
「ああっ、出るよっ! トリル君の腹っ、ボコボコになっててっ、トリル君の腹にっ、僕もイくよっ、イくっ、ああっ、で、出るっ……!」
後から思い出して笑っちゃったけど、このときはまさに『上から順番に』イっちゃったんだ。
普段だとウケがイッてその締め付けでタチが、みたいな流れがほとんどだけど、このときは一番上の豚田さんが猪西さん掘りながら最初にイッて、その刺激でウケてる側が次々と、って感じだったかな。
「ああ、腹の中に豚田さんのが詰まってく……」
「猪西君はもう何度も経験してるから、気持ちよさも格別だろう?」
「ええ、この奥から固まっていく感じがもうたまらんですよ……。ああ、まだまだ出てる。すごい……」
「今日は溜めてきてるからな。まだまだたっぷり出るぞ」
背中に当たってる猪西さんの腹が、ボコボコしてきてて。
ああ、豚田さんのがホントにたっぷり出てるんだなあって。
オレはオレで、猪西さんの汁がどんどん内側から圧迫してくる感覚を楽しみ始めてた。
「あっ、あっ、猪西さんのがっ、入ってくる……。どんどん詰まってくるっ……!」
「私の精液が少しでも混ざると、同じように固まっていくからね。私のと合わせると、1000㏄は楽に越えるはずだ」
なにげに豚田さんが言うんだけど、これ、すごい量だよね。
「オレの腹、大丈夫ですよね。ああ、でも、なんか、気持ちいい。腹の中から突き上げられるのが、すごい気持ちいい……」
「大丈夫だよ、トリル君。僕の相方も何度も豚田さんのザーメンゼリー味わってるし、彼は君よりずっと小さいけど、その倍ぐらい入ってもひたすら快感を味わえてるんだ」
オレの腹、ぼっこり膨らんでるけど!これでもまだまだってことなんだ。
今日だけでもこれに猪狩のおっちゃんの雄汁も加わるはずだし、もし猪口さんが来てたらホントに倍ぐらいになってただろうし。
「初回がこの『打ち上げ』で豚族と猪族の混ざった汁を味わっちまったら、普通のときのが物足りなくなるんじゃ無いかな、トリル君」
「そんときは豚田さんや相方さんの冷凍精液で、ワシが何度もイって腹ぁパンパンにしてやりますわ」
おっちゃんの言う冷凍精液、真面目に豚族のヒト達で作ってあって、体温に戻してローション代わりに使うんだって。
そりゃ楽しめるはずだろうけど、話を聞いたときにはちょっとズル、って言うか、豚田さんや相方さんに悪いんじゃ、とか思ったり。
「こっちはこっちで4人で絡もうと思ってたら、トリル達のプレイに見入っちまったな」
「あ、私は何回かイかせてもらいましたけど、他の皆さんはイかず仕舞いでしたよね」
所長と虎山さんの会話だと、おっちゃん達はイかなかったみたい。
「4人が落ち着いたら、ちょっと休憩するか。イかなかったとはいえ、俺達もずっとしゃぶりっぱなし、扱きっぱなしだったし、なによりトリルには回復時間がいるだろうからな……」
熊部所長、よくぞ言ってくれたなと。
オレ、もちろん射精の快感もウケる快感もすごいままなんだけど、さすがに2連続で大型種に挟まれてると、ちょっと身体のあちこちが疲れちゃってる感じに。
「みんなで軽くシャワーでも浴びて、仕切り直しますか。トリル君、猪西君のザーメンゼリーは意図的に出さないと漏れないから、大丈夫でしょう」
虎山さんが言って、みんなで風呂場に。
オレ、おっちゃんがひょいって抱えてお姫様抱っこで風呂場まで運ばれちゃって、なんか嬉しかったり恥ずかしかったりだったんだ。