賢馬人一族と新しき淫獣の出現

その9

設定書

 

『賢馬人(ケンタウロス)一族と新たなる淫獣の出現』設定書

 

 

■依頼内容(原文ママ)

 

こんばんは、三太様

邪神アスモデウス世界の物語をリクエストしたいです

邪神によって雄堕ちされるケンタウロス一族とリハルバたちの物語

 

ケンタウロス族

人の上半身、馬の下半身を持っている。

ちんぽは馬のようなもので、自慰のやり方は地面や石などをちんぽに擦って射精する。

魔導の力が強い、普段は森の中で隠居している

はるか昔、淫獣を討伐したことがある

 

ベルク

ケンタウロスの族長。初老だが、まだまだ元気だ

 

レイク

ケンタウロスの副族長。欲望に忠実している

 

ロー

ベルクの息子。勇猛でセックス相手を調教するのが好き

 

プロット

ケンタウロス族は森の中で鹿などを狩って村に帰還した

実は邪神アスモデウスが密かに森の動物に媚薬を仕込んだ

淫の気を使っていない媚薬だから、ケンタウロスたちは気づかなかった。

その晩、ケンタウロス族は狂ったように自慰をしている

朝になっても激しく発情しているケンタウロスたち。

そこで、アスモデウスが狼獣人たちを連れて現れた

 

ケンタウロスの族長ベルクは邪神の姿を見て、全てを悟った

しかし、もう遅かった

副族長のレイクは真っ先に狼獣人を犯し始めた

発情しているケンタウロスたちは淫の気で淫乱になった狼獣人の体に溺れていく

 

それでもベルクは自分が決して邪神に屈しないと言い放った

そして、黒獅子はベルクの馬チンポに手コキすると、ベルクは一瞬で堕ちた

無様に快楽を求めて腰を振っている

邪神の手コキで朝から夜まで搾精されたベルク、その精液から淫獣バイコーンが現れた。

ケンタウロス一族は堕ちた

 

 

しばらくしたら、リハルバたちが攫われた狼獣人を追跡して、ケンタウロスの村に到着した

村がすでに邪神に掌握されたのを知らない一行は歓待を受けた

深夜、リハルバたちはケンタウロスと狼獣人たちの淫の宴に巻き込まれて溺れていく。

 

夜明けになった時、一匹のケンタウロスはリハルバたちを救出した

そのケンタウロスは族長の息子ローだ

ローはアスモデウスが現れた時、真っ先に村から撤退した

ローはそれを言いながら、自慰を始めた

媚薬によって彼の体は永久的に改造されて、終わらない発情期を過ごすしかない

 

ダイラムは彼の性処理を引き受けた

ドS性質のローはダイラムを犯して、彼を調教していく

それを見たグリエラーンとリハルバもムラムラして、交尾を始めた

 

そして、ローはリハルバたちとともに旅立った。

 

NG:ショタ ケモショタ デブケモ スカトロ 肥満化 グロ

 

濡れ場たくさんでお願いします

細かいところは自由に改変していいです

かなり複雑な設定かもしれませんが、受けていただけると嬉しいです

よろしくお願いいたします。

 

ーーーーー以上ーーーーー

 

 承認日 2024/02/22

 期限日 2024/05/21

 納品日 2024/05/01

 

 

 

■■三太により依頼主様からのリクエスト内容から変更した部分(設定上の変更も含む)

 

●媚薬は森の動物では無く狼獣人達に仕込む形へ

●邪神の『気まぐれさ』を表すために、アスモデウスがケンタウロス達の前に現れる時間軸を後ろに倒し、グリエラーン一行との合流後の顕現とした

●淫獣バイコーンの設定付与(下記設定書を参照)

●グリエラーンとリハルバによる『仮の契り』を独立した一編の小説として執筆(かなりの長文となり、章立てのバランスが崩れたため)

●よって納品する小説が2作品となった

 

 

■■以下、三太による設定内容

 

■登場人物など

 

●舞台

様々な種族や形態の者が暮らす世界。

人獣類と呼ばれる人語を解する種も多いが、いわゆる伝説の生物と呼ばれる飛竜(ドラゴン)の生息なども確認されている。

2000年前に邪神アスモデウスの突然の降臨と淫獣の出現で、その後の200年の間に人口が激減。

その後、アスモデウスの消失(自らの意思による隠匿やも)により徐々に文化文明も立ち直りを見せている。

 

●●竜人族

竜の名を冠してはいるが、羽があるわけでは無く、トーテムとしては鰐や蜥蜴等の爬虫類(あるいは恐竜か)に近いとされている。

ヒト族と同じく、立位二足歩行型の人獣類。ヒト族に比べると2倍~3倍近い体躯、膂力精力も凄まじいものを持つ。

体表色は様々な色合いのものが混在し、必ずしも親と同系色の色が子に発現するわけでは無い。

大陸東方にて竜人帝国ガズバーンを築くが、現在その王宮はアスモデウスの眷属、ワイバーンが密かに掌握し、宮中内が『淫の気』で満たされはじめている。

 

●グリエラーン

竜人帝国ガズバーン皇帝グルムの第一子。

弱い魔導の力を持つ。竜人。父と同じ緋色の龍鱗を持つ。

現在は同じく城から逃げ出したダイラムとともに、アスモデウスに対抗する勢力を集める旅に出ている。

 

●ダイラム

ガズバーン魔導団団長、12の大魔導と呼ばれた魔導師の最後の一人。竜人。深く濃い緑色の龍鱗。竜人の中でもグルム、グリエラーンと並ぶほどの巨躯(3Mほど)を誇る。

大陸を廻っての経験と知識が豊富。

ガズバーン王宮でアスモデウスが顕現した際、二重詠唱にて自らとグリエラーンへの魔導障壁、及び、グルムへ心理防壁の術を掛けているが、グルムの現状把握は出来ていない。

 

●グルム

竜人帝国ガズバーン現皇帝。

現在はアスモデウスと自らの間の仔、淫獣ワイバーンの淫の気により傀儡となっている。

ワイバーンよりの命令が無い状態では自意識の発露が見られず、命令あるときにはそれまでの行動と矛盾無く動き、王宮外の帝国民には今だアスモデウスの顕現とその影響が知られてはいない。

帝国民からは『緋色の武人』としての尊敬を集めている。

ワイバーンに知られてはいないが、アスモデウスの降臨時に魔導師ダイラムより『閉心』の術をかけられている。

 

●フリエル

グルムの妻、グリエラーンの母。

アスモデウスの顕現の際、グルムを守るためその槍で一矢報いようと飛び出すも、邪神の力により一瞬でその身を砕かれ、王室の壁の染みとなる。

兵学校時代に身分を隠して在籍していたグルムと知り合い、親友兼恋人となる。

あまりにも出来すぎた出逢いに、先代皇帝の図った政略結婚かとも考えていたグルムではあったが、披露宴の際に一族に伝わる『フリエの舞』を踊る彼女を見て、自分がこの強く美しい親友に惹かれていることを再確認する。

その美しい龍鱗と戦闘能力の高さから『翡翠色の閃光』との二つ名を持っていた。

 

●●龍騎ドラガヌの一族

『小さな飛竜(ドラゴン)』とも呼ばれ、二手二足に肩の部位よりの羽根を持つ種族。

地上移動時には薄い羽根はかなり小さく畳むことが出来る。

主に気流を掴んだ上昇と滑空とにて、その空を舞う姿は非常に美しい。

体表色は明るい茶灰色。

体高は成人個体ではおよそ3. 2メーターほど。羽根の展開時には両翼合わせ12Mほどの横長となる。

かなりの長命だと言われている。

かつてはノルマドとは敵対関係にあったが、その後に和解。現在は族同士が深く付き合い、その背に乗る者とは『契り』という秘められた儀式を行うことが伝統となっている。

 

●リハルバ

龍騎ドラガヌ族の若者。

狼獣人ノルマド族のラルフと『契り』を行い、その背に乗せていたが、ワイバーンの策略にてのガズバーン訪問時、1人宮中内の『淫の気』に反応し、帝国王宮を抜け出すこととなる。

ワイバーン等、アスモデウスの眷族の手に落ちたラルフと一族の救出のため、非常に複雑な思いを持ちつつも、グリエラーンと『仮の契り』を結ぶ決意を示す。

魔導の力に敏感ではあるが、系統的な訓練は受けてはいない。

 

●リンバル

リハルバの父。

龍騎ドラガヌ一族の生息地の森で、指導的立場にある。自らは3人のノルマドにその背を許し、その後に再び森へと戻っている。

リハルバはその後に生まれている。

 

●ダルリハ

ドラガヌ族。ノルマドの長、ガルの龍騎としてその背を任せていた。

ガルの前の族長とも契りを結んでおり、先代族長の引退とともにガルと再びの『契り』を行っている。

リハルバの先達にして親友。

現在はガズバーン王宮にて、ワイバーンの『淫の気』の影響下にあるものと思われる。

 

●●狼獣人ノルマドの一族

『草原を征く者』として知られる狼獣人。

ゲルと呼ばれる移動式の住居を用い、季節事の移動生活を行っている。

かつては森林地帯をその生息域としていたが、龍騎ドラガヌ族との抗争と和解後、草原へとその居住空間を移す。

ドラガヌとの一対一での『契り』を行い、共に空を駆ける者も多い。

体表色は褐色から灰色までの幅がある。

体高は大きなもので2Mほど。

現在、雄性個体の多くはガズバーンへと拉致されており、雌性個体、高齢及び戦闘力の低い若年の者は、リハルバ等の導きでドラガヌ族の森へと避難している。

 

●ガル

ノルマドの現族長。

ワイバーンの策略にて『淫の気』渦巻くガズバーンへと渡り、現在はその影響下にあるものと思われる。

龍騎ダルリハと『契り』を結んでいる。

 

●ラルフ

ノルマドの族長ガルの息子。

ガルと同じくガズバーンにてアスモデウスの眷族の影響下にある模様。

『契り』を結んだ龍騎リハルバとは離ればなれとなっている。

 

●●ケンタウロスの一族

大陸南部の森(周辺のもの達からは『魔の森』と称されている)を生息地としている、上半身は人型、下半身は馬型の四脚歩行型の人獣類。二手四足という、数多い人獣類の中でも特殊な肉体構造を持つ。

目撃される姿は雄性の個体のみとされており、雌性個体の存在含め、生殖方法、生育環・史は不明とされる。

族的には魔導の力をかなり強く残しているものの組織的な訓練などはされておらず、今回のアスモデウスの降臨の前ではほとんど役に立たなかった。

前回(2000年ほど前との伝承)のアスモデウスの顕現時には一族単独で淫獣の一体を駆逐したとの伝承があり、魔導力も訓練と集団化で飛躍的に跳ね上がるのではとダイラムは分析している。

かなりの長命とされ、知識や経験も豊富であり、『賢馬人(けんばじん)』とも称されるが、族として(特に性的行為に対して)荒々しい性格をも併せ持つ。

基本的な戦闘能力は非常に高いとされ、周辺から侵略行為などを受けたことは無い。

四足での立位の際、地上から頭頂まで3Mほどであり、大型の竜人であればほぼ頭が並ぶ。

人獣類の中でも陰茎の巨大さは際立っており、勃起時には全長80センチ、直径が14センチほどになる個体も存在する。

体表色はヒト族に似る上半身は褐色で頭髪は黒色、下半身の馬体部については白、茶、黒色のものなどが観察されるが、魔の森に住むベルクの一族に関しては茶から栗色のものがほとんどを占める。

 

●ベルク

ケンタウロス族の族長。豪放磊落。魔導の力、意志も強い。一族に対しての責任感が強く、自分だけが逃げる選択肢を取れず、そのためアスモデウスの降臨時に堕とされてしまい、淫獣(=アスモデウスの眷属)である『バイコーン』を出現させてしまう。

 

●レイク

ケンタウロス族の副族長。身体も大きく戦闘能力も高い。魔導の力は一族の中では弱く、アスモデウスの降臨では一瞬にして闇堕ちする。

 

●ロー

ベルクの息子。体力精力ともに血気盛んだが、冷静な部分も。父よりも強い魔導の力を持つ。

愛する相手、好きな相手に対し、かなり暴力的な交情を求めてしまう。

→己のすべてを受け入れてくれたと感じたときに、初めて相手と肌を接する(背に跨がることを含む)ことを許すが、まだその相手は現れていない。

 

●●アスモデウスとその眷属

 

●アスモデウス

2000年前、突如この世に出現したとされる邪神。

国王、族長などの為政者の精を好み、自らの淫の気との間に淫獣と呼ばれる『仔』を成していく。

具体的な『精気の収集』は淫獣任せだが、突然各地に現れての振る舞いには脈絡や明確な計画などは見られていない。

戦闘能力、精神支配力などはまさに『神』としての力を持つ完全な精神体としての存在であり、如何なる物理的な力でも対抗できない。

かろうじて魔導の力を持つ者はその淫気にわずかに抵抗することは出来る。

強力な魔導の力を結集することで、アスモデウスが嫌がる結界を創り出すことは可能と言われているが、前回出現→隠滅の原因が果たして結界のせいであったかは不明。

国王や族長など、集団のリーダーであるものの『気』が好みであると伝えられている。

 

●淫獣

アスモデウスが己の好みのものと交わり(精神肉体共に)この世に『出現』させた個体=『仔』=『眷族』=『淫獣』と呼ばれている。

受肉体としての実体を持ち戦闘能力も高い。アスモデウスと同じく『淫の気』のコントロール、人心と記憶のほぼ完全な掌握、などの力を持つ。

人獣類の『淫の気』『精気』を集めることで、アスモデウスの眷属としての力を強めていく。

 

●淫獣ワイバーン

竜人帝国皇帝グルム(+α)とアスモデウスの仔として出現。

伝説と言われる飛龍(ドラゴン)にその姿形は似る。

 

●淫獣フェンリル

遊牧民族ノルマドの長、狼獣人ガル(+α)とアスモデウスの仔として出現。

獣としての狼の姿ではあるものの、その体躯は狼獣人の3倍にもなる巨大なもの。

 

●淫獣バイコーン

ケンタウロスの族長ベルクの大量の精汁とアスモデウスの淫気によって出現した淫獣。

ワイバーンやフェンリルと違い、人語を話さず(理解はしている)アスモデウスとも(おそらく)念話のようなもので意志疎通を行っているらしい。

漆黒、もしくは純白の姿をした2角を持つ馬の姿をしており、あらゆる物事の二面性を表すとも言われる。

アスモデウスの眷族としてはかなり小型なものとなり、成人のケンタウロス族男性とほぼ同じ大きさで出現。

淫気の扱いが巧みで、たとえ自ら発するもので無くとも、狭い範囲や個体への集中、その場から一瞬にして淫気を消すなどの力を持っている。

 

 

■プロット・大まかな状況とあらすじ

(初期段階のもののため、完成作との差異があり)

 

アスモデウスの出現から一月が過ぎ、ドラガヌ一族の森にノルマドのゲルに残されていた女子どもや年寄りなどを保護してもらうことが出来た。

事態が落ち着き『仮の契り』のための褥を用意する2人。

無防備となる2人のためにダイラムが結界を張る。

一夜限りとはいえ、互いの肉体を愛し合いながら何十回にもわたる吐精をする2人。

ノルマドとは身体構造の違いから交情のやり方が2種にわたっていたが、竜人であるグリエラーンとは延々と犯し合えることが可能であり、それもまた愉悦なのだと告げるリハルバ。グリエラーンはそれも理解した上で、ラルフも含めた3人で愛し合いたいとの望みを伝える。

2人の濃厚な情交、その気配を受けたダイラムもまた、竜人としての体力精力のゆえに、幾度かの自慰にて白濁した精汁を吐出していた。

 

仮の契りを済ませ、リハルバの背に乗ることを許されたグリエラーン一行は、ドラガヌ達からノルマドからガズバーンへと送られる馬車から、幾人かの狼獣人が南部の森方面へと逃げ出す姿を見たとの情報を得る。

そこには他の人獣類との関わりをあまり持たないと言われるケンタウロスの一族が支配する森。

城での教育でも触れられることの無かったグリエラーンに、ケンタウロス属にまつわる伝説を話すダイラム。

観察される姿はすべて雄性の個体ばかりで、雌の存在や生殖方法に付いてはよく知られていないこと。

魔導の力を今でも比較的よく保っており、かつてのアスモデウスの降臨時、一族のみの力で淫獣の1人を倒したと伝えられていること。

ある意味でドラガヌ達と同じく、その背に乗るものには非常に厳しい条件が課せられること。

賢馬人と称されるほどに知識や思慮も深くありつつ、非常に戦闘的・豪放磊落な一面も持っており、仲間になれば大きな戦力となるであろうこと。

またリハルバからもドラガヌ属ほどでは無いが、二足歩行形態の人獣類と比べればかなりの長命であるとの話が出る。

 

魔の森とも言われるケンタウロスの森へと逃げてきたノルマドの4人の男。

彼らにはアスモデウスとその眷属の竜人達により、ワイバーンの体液から作られた『淫の気』を含まない強力かつ純粋な扇情薬が仕込まれていた。

アスモデウスからケンタウロス属が人獣類としては強い魔導の力を持つという知識を得ていたワイバーンが仕組んだものであり、近くに発情したものがいれば影響を受けやすいケンタウロス属の習性を熟知した上でのもの。

夜になり、自慰だけでは無く互いに交情を始めた狼獣人に影響され、ケンタウロス達も発情していく。

族長のベルクは自慰だけで堪えていたが、副族長のレイクはノルマド達と交尾を始めてしまう。

それにつられレイク以外のケンタウロス達も次々と乱行の輪に加わる。

幾度も互いの精をやり取りしつつも、違和感が拭いきれずにローはベルクにこの場を離れるようにと説得するが、族長ゆえに離れられない、お前だけでも逃げろと言われる。ローは後ろ髪を引かれながらもその場を離れる。

夜明け前に発情し魔導の警戒を怠っていたケンタウロス達の前にアスモデウスが突然降臨する。

ベルクはアスモデウスに触れられ、一瞬にして淫気の虜となる。

幾度となくベルクは搾精され、アスモデウスとの間に淫獣バイコーンが生まれる。

バイコーンの力により、淫気は払われるが、欲情発情した男達の性欲はそのままであった。

 

翌日、ケンタウロス達のねぐらに辿り着くグリエラーン一行。

再開できたノルマドとも喜び合うが、媚薬を盛られたもの達の手当をテントに誘い込まれたダイラムが淫の気に犯されてしまう。

 

ダイラムがノルマド達との交情を始めてしまい、ケンタウロス達もその輪に加わっていく。

淫気を感じないため、アスモデウスの手が及んでいるとは思いもしないまま、扇情薬の影響を受けたグリエラーンとリハルバは、自分達も楽しもうと二人での交情を始めてしまう。

 

明け方、皆が疲れて眠りについた頃、ローが舞い戻り、旅人であったグリエラーン達を逃がす。

ずっと村の様子を窺っており、なんとかケンタウロス達を元に戻したいと、外部から来たグリエラーンに望みを託すという。

ロー自身も扇情薬の影響が強く、幾度もの吐精の欲求にさいなまれている。

仮の契りを結んだグリエラーンとリハルバにはどうしようも出来ずにいたため、ダイラムが相手をする。

謝りながらも自らの性癖にてダイラムを犯しまくるロー。

ダイラムの悲鳴のような声を聞きながら、薬の影響を受けているグリエラーンとリハルバも再び交情を始めてしまう。

 

翌朝、ローはダイラムに己の背に乗ってほしいと頼む。

グリエラーンにリハルバ、ダイラムにローと、その背を任せるものと手綱を取るものとのペアが出来る。

淫獣の出現を許してしまったケンタウロス族の救出には、かなりの戦力が必要との考えが一致し、二組に別れて頼りになるものを探そうと決意する一行。

ダイラムとローは西方連盟へ、飛行が出来るリハルバとグリエラーンは南の大陸へと進路を取る。

2ヶ月後に無人となったノルマドのゲルにての再会を約束しながら。

 

 

■章構成と文字数(完成作品による)

 

●竜人と龍騎 仮の契り 26831字

  天幕と褥(しとね)

  リハルバとグリエラーン

  父の思い

  契り

 

●賢馬人(ケンタウロス)一族と新たなる淫獣の出現 64061字

  ドラガヌの村にて

  魔の森

  吐精場

  邪神降臨

  ローの告白

  ダイラムと

  講義

  旅立ち

 

●上記2作品設定書 8052字

 

 

以上