賢馬人(ケンタウロス)一族と新たなる淫獣の出現


多種多様な獣人達が暮らす世界。

竜人帝国ガズバーンに突如出現した邪神アスモデウスによる淫欲の支配は、徐々にその力を強めつつあった……。

『降臨 淫欲の邪神アスモデウス』の続編となります。

また、本作の第一章と第二章の間のある出来事を、シリーズ次作(発表予定)の『龍騎と竜人 仮の契り』にて書いていますので、公開後にこちらもぜひどうぞ(^^)/

Skebでの連続依頼により、シリーズとして書き連ねる物語となりました。

また、依頼主様からのメッセージもあり、今回は作者三太が小説を書く準備段階で用意している『設定書』を最終ページに載せてみました。完成稿とは幾分かの違いもありますが、このような段階を経て小説が出来上がっていくのだと知っていただけると嬉しいです。

 

そして、なんとなんと、三太がX(旧Twitter)にて繋がらせていただいている『あいる氏』 @IR0408 (日常アカウント) @IR0408_creation (創作アカウント)に、このシリーズの紹介文を書いていただきました(^^)/

その表現力はもう凄まじく、文章いただいて、まじめに泣いちゃったぐらいです(笑)。

作者が書くより遥かにすばらしい紹介文、ぜひ皆さんにお目通しただきたく、ここに謹んで掲載させていただきます。

 

以下、あいる氏による紹介文です。

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『淫猥なる邪神が牙を剥く 血と白濁に彩られた、獣たちの壮絶なる闘い』

 

【概要】

二十年余にわたり雄同士の肉欲と交情を綴り続けてきた三太氏が渾身の力で送る、ゲイエロティック・ダークファンタジー巨編。

多数の獣人種が入り乱れる異世界を舞台に、屈強な雄を次々と淫欲の虜にしていく邪神の脅威と、その暴虐に立ち向かう者たちの過酷にして壮大な冒険を描く。

 

【あらすじ】

ヒトの性欲を喰らう邪神アスモデウスの再臨により、蹂躙される竜人帝国ガズバーン。

邪神が振るう絶対的な力の前に父を奪われ、母を殺された皇帝第一子息グリエラーンは、帝国最後の魔導師・老ダイラムとともに、邪神に唯一対抗しうる『魔導』の力を求め旅立つ――

 

【魅力】

1.緻密な描写・こだわりの設定

細部までこだわって描き込まれた剛健で堅実な地の文によって、読者は神秘と驚きに満ちた異世界をその空気感まで余すことなく味わい尽くすことができる。

竜人、飛龍、人狼、ケンタウロス――次々と現れる異種族の雄たち。

彼らはその身体の構造をはじめ、独自の習性や文化・社会形態、更には詳細な性交の作法や、それにより得られる快楽の有り様まで細かに設定されている。

類似の実在生物の生態を参考にしたこれらの設定に裏打ちされた彼らの生きざまは、緻密な描写によって現実を超えた『リアル』として読者の心に刻まれ、深い没入感をもたらしてくれる。

 

2.魅力的な物語

瞬く間にヒトを淫蕩に狂わせる邪神アスモデウスの絶大な力によって、一国の皇帝も、屈強なる騎士たちも、ことごとく肉欲の隷と化す。

吐き出された精の迸りはアスモデウスの眷属たる『淫獣』を生み出し、さらなる背徳の狂宴を大陸全土へ広げてゆく。

どれだけ足掻こうと抗えない、人界とは隔絶した神域の脅威。

気まぐれにヒトの生殺与奪を弄ぶ邪神がもたらす、圧倒的な絶望。

それでも僅かな希望の光を求めて彷徨う皇子と老魔導師の旅路には、立ち向かう意志を失わない異種族の仲間たちが集い、固い絆が紡がれていく―

骨太の語りと魂の籠った台詞が結集した珠玉の冒険譚が、読者の心を激しく揺さぶる。

苛烈にして壮絶なれど、一度読めばもう止められない、魂を鷲掴みにする物語。

 

3.股座を直撃する雄の交わり

『淫の気』に精神を冒された雄たちは、皆例外なく抑えられぬ衝動のままに乱交に興じてしまう。

種族も立場も関係なく、誰もが誰かを淫欲の対象とする狂乱の光景。

息子が父の精で唇を潤し、互いを信じ合う番が容易くその誓いを破り捨てる地獄絵図は臨場感あふれる筆致によって読者の眼前に鮮烈に描き出され、読者の淫欲をこれでもかとかき立てる。

一方、アスモデウスの脅威に立ち向かうグリエラーンと仲間たちは種族の垣根を越えて心を結び、互いに生死を預け合う同志となるために肉体の契りを交わす。

恋や愛とは異なる、戦う雄たちの間にだけ存在しうる深い繋がりはロマンに満ちた語りを通じて極限まで感情を昂らせ、読者を興奮の果てへと導く。

背徳に彩られた酒池肉林と、志を同じくする雄たちが結ぶ情交。

そのいずれも含んだ本作は、過激な淫行を望む読者にも、心昂る情念の交わりを求める読者にも、等しく濃密な時間を味わわせてくれる。

 

【まとめ】

細部まで作り込まれた異世界で繰り広げられる、淫猥なる異種間性交冒険譚。

倫理をかなぐり捨てた乱交と、『男色』の二文字が似合う雄同士の情交が代わる代わる乱れ飛び、読者の股座を直撃する。

骨太のファンタジーとしても読み応え抜群、一度読めば頁を繰る手を止められなくなること間違いなし。

『竜人のスリット』に夢とロマンを抱く貴方におすすめの一作。

 

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なお、あいる氏はpixivにもアカウントを持たれていて、そちらでは氏の作品(同人誌へのリンクや小説)を読むことが出来ますので、ぜひご覧ください(^^)/

あいる氏のpixivアカウント

https://www.pixiv.net/users/31495644